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建前とはどういう意味?よくある建前な言い回しなども紹介します


本音と建前という言葉や、建前が無い、建前がある生き方など、建前と言う言葉を聞いたことがあると思います。

今回はそんな、「建前」とはどういう意味なのか、建前の上手な使い方、良くある言い回しなどをご紹介します。

建前の意味

まずは建前という言葉の意味をご紹介します。

よく聞いたり使う人も多いと思うのですが、詳しい意味を知っていますか?

実は様々な意味があり、それぞれ色々な場面で使われる言葉なのです。

「本音と建前」のたてまえ

建前という言葉は「本音」という言葉とセットになり、「本音と建前」という言葉でよく使われます。

本音と建前という意味は、何かしら人に対しての感情や態度などを示す言葉です。

しばしば日本人論というものの見出しにされることが多い言葉です。

本音というものは、人や集団に対して思う感情や欲求などの価値観で、心に抱くものですね。

本音には嘘は含まれず、素直に感じた気持ち、直感などを指します。

しかし、こういった嘘のない本音というものは、時に他の人とは食い違った意見であったり、求められる言葉とは食い違っている場合があります。

そういったときに建前というものを使用し、表向きの方針を他人に解釈させ、最終的に自分の本音に風向きが向くようにします。

本音と建前は日本的価値観と言われています。

欧米等では交渉をする際、自信の欲求を直接急に突きつけたり、最大限の要求をしてからお互いに重要度の低いものを差し引いていき交渉したりと、相手の妥協点を探りながら自らが望む結果を求める形が多いのです。

しかし、日本人の場合は、お互いに建前から入る交渉の進め方をします。

建前を相手に認識付けてから、徐々に相互が妥協点を詰めていくのです。

「建築」の建前

建物を建てる時は大きな儀式が2つあります。

地鎮祭と上棟式というものですね。

地鎮祭は土地の神を祝うという事で建物を建てる予定の敷地を清め、神様を祭るというぎしきっです。

そして2つ目が上棟式というもので、この上棟式は建前と呼ばれることもあります。

木造の建物を建てる時、棟を上げ建方が終わった時に行われます。

儀式と言うよりかは職人さんをもてなすお祝いといった要素が強くなっていますね。

親しい親戚や近所の人なども集め、多くの人たちでお祝いをします。

餅を建物の上から撒き、集まった人が拾うというお祝いをする地方もありますね。

建前は建築の場でも使用される言葉なのですね。

立て前

現在、本音と建前という言葉は「建前」と表記されることが多いのです。

ですが、実際は建前ではなく「立て前」と表記するのが正しい表記方法です。

また、立て前というものは、棒手売や大道商人などの実演販売をするときの口上も立て前と言います。

実演販売をする人は、調子が良い商人ともなると、商品の欠陥などは口にせず、聞き手が満足するような表現を選び宣伝する為、時に嘘ともいえるようなニュアンスの言葉も使うため立て前と言われるのです。

儒教が元

建前というものは元々儒教思想におけるものだとも言われています。

民を為政者の定める方針に従わせるという事は良いではあるものの、その理由などを全て理解させるという事は難しいという儒教の教えが建前ととらえられているという事ですね。

その為、現在の内閣総理大臣や施政方針演説においてしばしば建前を用いた建前論が使用されることが多いですね。

日本人の曖昧な笑顔は建前のせい

外国の方から日本人を見ると、作り笑いが多いと言われることが多い傾向があります。

笑顔を含め礼儀正しさや神経質な行動は全てフェイクで不自然に感じるという事が、建前だととらえられる原因となっているようです。

そのため、それが本音でどれが建前なのかわかりにくい、付き合いやすいものの恐怖を感じる時がある、回りくどいなどと思われることもあるのですね。

よく使われる建前

では日常で良く使用される建前についてご紹介します。

自分が使用して上手く立ち回る術を身に着けることも出来ます。

それに、自分が言われた言葉が本当は本音ではなく建前であるという事もあるので、気を付けることも出来ますね。

遠回しな指摘


相手の気持ちを考えるあまり、何か不手際があったり、指摘しなければいけないことがあった場合、建前を使用し遠回しに指摘することがあります。

何でもストレートに言ってしまうと、たとえ相手の事を思って指摘していたとしても、正しいことを述べていたとしても、相手が傷ついてしまったり、遠慮がない、デリカシーが無い、と思われてしまうことがあるのです。

その為、建前を使い自分も相手も守ろうとするのですね。