若者が何だか良く分からない言葉を使っているのを耳にすると、「え?何々?」「あれどういう意味なの?」なんて気になってしまう若者言葉、今年も色んな新しい言葉が誕生して使われているんです。
なかでも頻繫に使われたり、発音が可愛らしいと評判の「あげぽよ」、今知っておけばSNS等ですぐに使えるパリピ言葉をご紹介します。
あげぽよを解明しよう!
今原宿系・渋谷系の若者を中心に良く使われている言葉といえば「あげぽよ」ですが、皆さんはこの「あげぽよ」の意味が何なのか知っていますか?
普段仕事してると、こんな意味も分からない若者言葉に遭遇することってあまりありませんよね。
時代とともに進化する若者言葉はいつの時代も、やっぱり面白くて、色んな語源が隠されています。
「あげぽよ」とはどんな意味で、どんな風に使うのか、思わず「ぷっ」と笑ってしまう若者言葉「あげぽよ」についてご紹介します。
あげぽよの意味
あげぽよの意味は何なのか?「あげぽよ」の可愛らしい発音らしく「明るくて可愛い女の子のこと」とか、「今日は楽しかったハッピー」みたいな意味かもしれない、なんて想像してみましたが、「あげぽよ」の意味は全然違いました。
「あげぽよ」とは、テンションが上がっている状態のことを指します。
「あげぽよ」の「あげ」とは、アゲアゲのこと。
そして、「ぽよ」はどんな意味なのかというと・・・なんと、あまり意味はなかったのです。
だったらどうして「ぽよ」を付けたのかというと、「ぽよ」は若者の間でかわいらしいからという理由で使われている特に意味のもたない接尾語なんだそうです。
「あげ」の意味
あげは「アゲアゲ」のことですが、この「アゲアゲ」の意味も分からない人がたくさんいると思います。
「アゲアゲ」とは一体どんな意味なのかというと、簡単に言えばテンションが上がっている状態、気持ちもテンションも気分もスケジュールも、全部上がっている、めちゃくちゃ楽しいということを意味しているんです。
「ぽよ」の意味
「ぽよ」は単なる言葉の響きが重要で、可愛いから使われているだけの言葉です。
何の意味もないので、覚えてしまえば色んなところに応用が可能です。
「今日は疲れたぽよ」とか「これ欲しいぽよ」なんて可愛くねだる時なんかにも利用OKです。
ぽよは接尾語
ぽよはそもそも接尾語なので、言葉や会話の最後に意味もなくくっつけてしまえばOKです。
誰かになにかを頼みたいけれど、たのみずらい時などは「これお願いしたいぽよ」なんて使うことができます。
誰が作った言葉
「あげぽよ」は一体誰が最初に作った言葉なのでしょうか?
実は「あげぽよ」は、2010年の女子中高生ケータイ流行語大賞で見事銀賞を獲得した結構凄い言葉なんです。
女子中高生ケータイ流行語大賞というだけあって、きっと中学生か高校生のどちらかが作った言葉になるはずです。
Eggのカリスマモデル川端かなこちゃんが使っていたのが最初では?という意見もあるようですが、本当のところは良く分かりません。
いつ誕生した?
「あげぽよ」がいつ誕生したのかというと、2010年に大賞をとったのですから、2010年かそれ以前の2009年あたりではないかと思われています。
数々の受賞歴
「あげぽよ」は女子中高生ケータイ流行語大賞の銀賞だけでなく、ギャル的流行語大賞の第一位、2011年には女子中高生ケータイ流行語大賞の銅賞にも輝いたことがあります。
若者言葉は1年過ぎればすぐにすたれてしまうイメージですが、その中ではあげぽよはわりと健闘できた方・長く使われている言葉なのではないでしょうか。
誰が主に使っている?
基本的には女子中高生が使うのが主流です。
同じく中高生でも男子はあまりつかわないそうですが、テレビの中でりゅうちぇる君とかが使っていたことがあるような気がしますので、きっと原宿系の男の子は使っているんじゃないかな、と思います。
男性は基本的に使わない
基本的には男性は使わない言葉なのですが、もちろん、使ってはダメというわけではありません。
むしろ私は男性こそ時々使うべきだと思っているのです。