ただ意地悪だったり、性格が悪いのとはちょっと違う「陰険な人」。

陰険な人と聞くだけで、近寄るのさえためらわれるような嫌な感じがしますね。

そういう人が自分の周りに一人でもいると、それだけで対応に困ってしまうものです。

そんな陰険な人とはどのような人か、どう付き合っていったらいいのかを考えていきましょう。

イヤ〜な感じの陰険な人

陰険な人は何も言わなくても雰囲気だけで嫌な印象を与えがちです。

それは、自分の知らないところで悪意に満ちた裏工作をするイメージがあるからです。

なぜこんなイメージをもたれがちなのか、「陰険」の意味を考えてみましょう。

陰険とは


陰険とは、悪意がある行動をするということが一番の意味です。

表向きは良く見せかけつつ裏で悪いことをする人、何かを企んでいる人、こっそり意地悪をする人、などなど、とにかく人に嫌な思いをさせる人のことを陰険な人と言います。

よく似ている言葉で「陰湿」という言葉もあります。

どちらも同じ使い方をし、意地悪とかずるがしこいとかという意味を持っています。

ちなみに、この2つの言葉を使い分けるには、人を対象としている文章かどうかで変わってきます。

陰険には人の言動に対して使われる言葉です。

「あいつは陰険なヤツだ」などですね。

陰湿も同じく、人の言動に対して使います。

「あいつは陰湿なヤツだ」とどちらも同じ意味で使うことができます。

しかし、陰湿はもっと広い意味でも使うことが出来ます。

例えば環境や天候などです。

「陰湿な天候」とか「陰湿な湿地帯」などですね。

でも「陰険な天候」とか「陰険な湿地帯」とは言わないと思います。

陰険には人間だけが持っている悪意のある言動に対してのみ使用することができます。

陰湿という言葉の意味の中に陰険の言葉の意味も含まれているようなイメージです。

「陰険」とは、人の言動に対してしか使う事が出来ません。

その分悪意がこもっているのです。

わるだくみするような性質

陰険な人のすることは、いつも悪いことばかりです。

人をだまそうとしたり、ずる賢く立ち回ったり、人に軽率な行動を取らせようと企んだりと、とにかく人に対して悪いことをしようとするのが「陰険な人」です。

陰険な人の中には特に自分に被害がなくても、相手を陥れようとする人もいます。

他人を潰すことが快楽になっているのでしょう。

履歴書に「趣味は悪巧み」なんて書けそうなくらい常日頃から悪巧みすることだけを考えているような人もいます。

暗い感じで意地悪そうな様子


陰険な人は暗いイメージを持たれがちです。

しかしこれは、どちらかと言えば「陰湿な人」のほうが印象としてはピッタリくるかもしれません。

暗くジメジメしていて、どこか陰のあるようなイメージが強いです。

また、考え方もネガティブで人に嫌がらせを楽しんでします。

周囲にわからないようにコソコソしながらやるのが快感になっているのでしょう。

こういう人は第一印象から暗いわけではなく、あくまでも印象は普通かむしろ明るく笑顔だったりすることもあります。

あくまでも裏の性格が非常に悪いという意味なのが「陰険な人」です。

心の内に悪意を隠している

陰険の意味で重要なポイントは表向きは良い印象を与えているという点です。

表面上は普通を装っているのに、心の中では悪意を隠し持っています。

例えば、人に注意をしなければならない時、普通は注意すべき相手がいる前で言いますよね。

それがキツい言い方とか柔らかい言い方とか、回りくどい言い方とかは別として、注意しなければならない状況の場合、面と向かって注意するのが通常です。

しかし、陰険な人はそういうやり方はしません。

必ず陰で言います。

しかも必ず悪口として言うのです。

普通は例え面と向かって言えなかったとしても、裏でその話題について触れる場合「あの人あんなことしてさー。注意しようかと思ったけど言えなかった-。」なんて言い方になることが多いでしょう。

注意すべきだったという事実だけを述べ、決して悪口にはなりません。

しかし、陰険な人になると「あの人あんなことして、最悪じゃない?前も似たようなことしてたよね。ああいう人には近づかないほうがいいよね。友達も辞めちゃったほうがいいんじゃない?」なんて言い方をします。

とにかく相手をおとしめようとする発言、相手をバカにした発言、何かを企んでいる発言ばかりなのと、それを必ず陰で言うところが陰険な人の特徴になります。

陰険な人とは

陰険な人には特徴があります。

パッと見ただけではなかなか陰険な人かどうかは判断出来ないかもしれませんが、接していくうちに次第に「あ、この人陰険かも…。」とわかってくる特徴があります。

これを知っておけば、陰険な人の被害に遭わなくて済むかもしれませんね。

陰険な人の11個の特徴

陰険な人には見た目や態度でわかる特徴があります。

これから挙げる特徴は見た目だけではわからない部分もありますが、陰険な人に深入りすることのないよう事前に陰険な人の特徴はつかんでおく必要があるでしょう。

人の不幸で喜ぶ

陰険な人は、人の不幸が大好きです。

自分のことも不幸だと思っていますので、他人が幸せに生きているのが嫌でたまりません。

なんとかして他人も不幸にならないかと常日頃から思っています。

人が楽しそうにしているのを見るのも嫌いです。

楽しい話や嬉しい話を聞いても素直に喜べず、「どうせインチキしたんじゃないの?」とか「いつか悪いことが起こるよ」なんて否定してきます。

とにかくいろいろなことがうまくいかず、立ち往生している姿を見て、自分と同じかもしくはそれ以下であることがわかるとホッとするのです。

自分よりも偉そうにしていたり、自分よりも幸せそうにしていたりする人ほど落ち込んだ姿を見るのはうれしいものです。

人が不幸になるために、目立たない程度に協力したり、不幸になる方向へ手を貸したりすることはよくあります。

とにかく負のエネルギーをもらうことで自分が生き生きとしてくるのです。

目が笑ってない

陰険な人を初対面で見抜くというのは非常に難しいことです。

接しているうちにだんだんと「この人には近寄らないほうがいいんだな。」とわかってくる物なので、最初から距離を置くなんてことはなかなかできません。

ですが、性格は顔に出るものですから、陰険な人もその陰険さがじんわりと顔に出てきているものなのです。

それを見抜けると、最初から陰険な人に近づかなくて済むでしょう。

顔がゆがんでいたり、常に怒っているような顔だったり、いつもにらんでいるような顔つきであった場合、陰険な人である可能性が高いと言えます。

ただ、陰険な人は外面がとても良いので、表情には出さないようにしている人もいます。

そういう人でもなかなかごまかせないのが目です。

陰険な人はみんなが和やかに笑って過ごしている時でも、イライラしたり、誰をターゲットにするか見定めたりと、全く違うことを考えながら過ごしています。

一緒に笑っていても、心から楽しんでいることはまずありません。

ですから、目が笑っていないことが非常に多いのです。

一緒に楽しんでいるように見せかけても、目が全然笑っていません。

こういう人と出会った場合には、全く陰険さが感じられなくても警戒すべきです。

にこやかに会話する程度はしていいと思いますが、深く付き合うのは避けた方が無難でしょう。

【目が笑ってない人については、こちらの記事もチェック!】

影で悪口を言う

陰険な人は、パッと見た感じでは陰険そうに見えない人もたくさんいます。

通常は明るく親切に振る舞っているため、陰険であることに気づかれにくいケースがあるのです、しかし陰険な人は対象とする人がいるときには親切に振る舞うのに、その人がいないと途端に態度が変わります。

その人の悪口を言ったり貶めようとしたり、周りの人を自分の味方につけて仲間はずれにしようとしたりするのです。

一旦陰険な人の対象になると、対象から外れることはなかなかできません。

なぜなら、陰険な人は、嫌いになった人はとことん嫌い、長所を一切見ようとしません。

たいていの場合は、「あの人はここが良いところなんだけど、こういうところがダメよね。」と長所も短所も部分的に見ることが多いですが、陰険な人は、嫌いだと思ったらその人の全てが嫌いになります。

なので人間関係を修復することが非常に難しいです。

また、自分が陰険な人の対象人物にならなくても、勝手に仲間呼ばわりされることがあります。

陰で悪口を言っているときに、話を合わせようと思って陰険な人の意見に賛同すると途端に一緒に悪口を言った人というレッテルを貼られます。

「へぇ、そうなんですか。」とか「知らなかったです。そんな人だったんですね。」なんて軽く返すこともよくありません。

この程度の反応では賛同者としてみなされてしまいます。

そうすると、他の場所で「あの人も私と同じ意見なのよ」なんて一緒に悪口を言ったかのように言われてしまいます。

自分の評価を知らないところで勝手に落とされることになってしまうので、陰険な人と話すときには毅然とした態度が重要です。

例えば、陰険な人が悪口を言い始めても気にせず仕事などを続けましょう。

もし意見を求められても「ちょっとわかりません」とか「私にはそういう人には見えませんでした。」なんていうふうに一切話に乗ることのないように注意したいものです。

クラッシャー

陰険な人は、なんでもかんでも壊すのが得意です。

とにかく周りの人が自分よりも優位に立っていることが気に入らないのです。

しかし、陰険な人は自己評価自体も非常に低く、ネガティブです。

そんな人よりも優位に立たないようにするなんて、かなりハードルの高い難題です。

たいていの人は陰険な人よりも精神的に上の位置にいることが多いと思われます。

そうなると、陰険な人の対象はほとんど全ての人になってくるでしょう。

陰険な人の対象にならないのは、陰険ではないものの、ネガティブでマイナス思考の人か根暗でいつも隅っこにいるようなイメージの人くらいです。

自分に対する劣等感が周囲の人の不幸で紛らわせるまで、陰険な人はひたすら壊すことに全エネルギーを注いでくるでしょう。

人間関係

陰険な人は、自分よりも立場が上であろうが下であろうが、エネルギーを吸い取れそうだと感じたらあらゆる手段で近づいてきます。

そして敵を設定してはいじめたりおとしいれたりして、その人の人間関係をどんどんと崩していくのです。

特に自分よりも立場が下の人にほど強気で振る舞います。

これは自分が一番偉いと思っているからです。

ですので立場が上の人にも批判的な感情を抱いていることが多いですし、立場が下の人に対しては攻撃的な言動になってしまうことがよくあります。

クレーマー的な気質も持ち合わせていますので、気に入らないことがあれば徹底的に批判します。

しかし、陰険な人はそれを表立ってはやらず、裏でコソコソとやるため、余計に人間関係をこじらせてしまうのです。

人の話というのは、直接言ったり聞いたりするのが一番間違いがありません。

人づてに話をしたり聞いたりしていると、たいてい少しずつ話の内容が変わっていくものです。

それは、誰しも自分の都合の良いように、また覚えやすいように話の内容を脚色して理解してしまうものだからです。

陰険な人は決して人前で他者を批判したりはしません。

そのかわり、裏で悪口を言います。

そうすると、聞いた人が陰険である人の性格をわかっていて相手にしなければよいのですが、そうでない人だとつい本当の話かと思って聞いてしまいます。

そうすると、その人がまた違う人に話をするときには、聞いた話と多少中身が変わっているものです。

こうして悪い方向に話の内容が変化していくと、対象だった本人の周りに根も葉もないうわさとして聞こえてくるでしょう。

それを聞いてショックを受けたり落ち込んだりしている姿を見て、うれしくなるのも陰険な人の特徴なのです。

仕事関係

どの職場にも一人くらいは陰険な人がいるでしょうか。

こういう人が一人でも職場にいると、チームの一体感もなくなりますし、こういう人と毎日顔を合わせるかと思うと仕事に行くことすら嫌になってくるものです。

陰険な人が上司であった場合には、あなたが標的になると、まず無理難題を言いつけてきます。

「いやいや、さすがにこれは無理でしょ。」と誰しもが思う仕事を平気な顔で指示してくるのです。

どんな対処をしてもあなたの印象が改善することはありません。

見かねた誰かに手伝ってもらって無事に仕事を達成すれば、「人にやってもらったくせに…」と言われ、自分で必死に努力して仕事を終わらせれば「仕事が出来るアピールをしても無駄だぞ」なんて言われ…。

うまく仕事が出来ずに枝敗で終われば喜ばれつつも「使えないヤツだ」「能力がない」とののしられます。

陰険な人は雑談する友達も少なければ、積極的に何かをするということもないので基本暇です。

なので、他人がすることを異常に気にしていろいろと眺めているのです。

ですから、ののしる言葉もちゃんと相手を見て、相手に合うような言葉を考えて選んでから言ってくるので、余計に腹が立つのです。

こういう人とは可能な限り距離を置き、相手にしないように気を付けて対応していかないといけないですね。

嫌がらせをする

人に嫌がらせをする人というのは、職場で言えばお局様であることが多いです。

やはり一か所に長くいて仕事をしていれば、新鮮味もなくなり、人に嫌がらせをする暇もできるものです。

また、マニュアルを見なくてもすでに覚えてしまっていることばかりなので、「何年たっても全然出来るようにならないのね」なんて言葉の暴力もよく言うものです。

とはいえ、その人もマニュアルが新しくなったり、職場が変わったりすれば覚えられないのは同じなのですが、そういう経験をしていないために気持ちを理解することができません。

人にやさしくしようとか、気持ちを理解してあげようという思いすら浮かんでこないのです。

自分が一番であると思っているので、例え意地悪をしたりしても、自分がいなくなってしまったらこの職場が成り立たなくなると思っているのです。

また、自分がいつまでも一番でいるために、自分を追い抜きそうな人を辞めさせたい一心で嫌がらせをしているなんてパターンもあるでしょう。

とはいえ、人に嫌がらせをする人というのは、過去に自分も嫌がらせを受けてきた人であることが多いかもしれません。

昔は集団が出来ればどこにでも嫌がらせをする人はいたものですし、それを耐えて乗り越えてくるのが普通であり、自分がいざ上司になったときには、部下に洗礼のように嫌がらせをするのが当たり前であるかのように感じているのです。

こういう場合は、自分は嫌がらせをしているとは全く思っていません。

むしろ、仕事をちゃんと教えているような感覚であるかもしれませんね。

意地悪なことをするのが、正しいやり方で、仕事はこういうふうに教えるものと思っているでしょう。

こうなると、なかなか意識が改善することは難しいので、ここも距離を置く方法でやり過ごすしかないのかもしれませんね。

【嫌がらせについては、こちらの記事もチェック!】

表裏が激しい

陰険な人は、第一印象として、顔に陰険さがにじみ出ている人もいますが、全く顔に嫌な感じが出ていない人も中にはいます。

こういう人は表向きは明るくにこやかにしていても、コロッと態度が突然変わり、悪口を並べ立てたりするものです。

新人にも、人前で怒るなんてことは滅多にしません。

必ず呼び出して他人から見えないところで注意します。

と言っても、陰険な人ですから、普通に注意するのではなく、嫌味を言ったり不快なことばかりを言い立てて相手の意見も聞かずに終わらせるのです。

新人で、表向きの顔しか知らない子は、たいてい最初に呼び出された時に、あまりのギャップにとてもショックを受けるものです。

特にも陰険な人がストレスをため込んでいる場合、発散する相手が部下や新人になることはよくありますので、注意が必要です。

例えば、家庭の中に居場所がない人や亭主関白な夫を持つ妻、妻にこき使われている夫、子供の反抗期に悩んでいるなどなど、家庭に安らぐ場所がなければ、職場のほうが自分を出せる場になっているでしょう。

そうなると、ストレスのはけ口は職場で行われることになります。

意地悪したり、悪口を言ったりすることで、自分の精神状態を安定させているのかもしれませんね。

人に押し付ける

陰険な人は責任のある仕事や立場が非常に苦手です。

辛いこと、苦しいことに立ち向かうということもありません。

ですので、そういう役目が自分に来そうだと思ったら、途端に人に押し付けます。

そして、自分の代わりに嫌なことを引き受けてくれた人が大変そうにしていると、その姿を見てニヤニヤしてしまうのです。

また、人に押し付けたあげく、足を引っ張るような行動を取ることもあります。

締め切りに間に合わせるために仕事を必死にやっているのにも関わらず、急ぎではない仕事を一緒にやろうと誘ってきたり、余計な雑務を頼んだりしてくるのです。

嫌がらせと似ていますね。

こういう行動は単に相手に対する嫉妬心からであることが多いです。

人に物事を押し付けたり、その上で足を引っ張ったりしてくるのは、その人が仕事で失敗をする姿を見たいと思っているからなのです。

つまり、自分は仕事が出来ない人間であるということを認めているということです。

仕事が出来る人というのは、人の足を引っ張ったりしている暇なんてないですし、そういう発想にすらなりませんからね。

ネガティブ

人は誰しもネガティブになってしまうことがあります。

しかし、陰険な人は常日頃からネガティブであり、それを改善しようと努力することもありません。

また、ポジティブで常に明るく笑顔を絶やさない人を敵視しています。

ポジティブな人たちが会話をしているところに出くわしたら、しっかりとネガティブなことを言って場の空気を悪くします。

ネガティブな人は自分がひねくれていてネガティブな思考を持っていることを自覚しています。

そして、ポジティブな人に憧れを抱きつつも、自分はそうなれる日はこない、なれるはずないという劣等感を持っているのです。

ですから、ポジティブ思考な人を嫌いますし、ポジティブな人がネガティブになったり、イライラしたりしているのを見るととてもうれしい気分になるのです。

そのため、陰険な人はポジティブな人がいた場合、いつもよりも増して近づきネガティブ発言を繰り返します。

本当に嫌な性格ではありますが、陰険な人は常にネガティブで周りの人から嫌われ、良くない流ればかりを引き寄せるかわいそうな人です。

手を貸したりしてしまえば途端に巻き込まれていくので距離を置く必要がありますが、そんな人に自分がイライラしても無駄ですので、「かわいそうに…。」と思って無視しましょう。

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人を陥れる

陰険な人はとにかく悪口を言う機会がとても多いです。

ほぼ毎日誰かの悪口を言っています。

ですが、一応ターゲットは決まっていることが多いようです。

ターゲットにされた人がいる場所では、全く違うキャラを演じており、悪口を言いそうな気配すら出しません。

さらに、自分は味方であるような雰囲気を出し、親しい友人を演じているケースも多く見られます。

親しい友人を演じていながら、裏では平気でその人の悪口を言っています。

何も知らない人や正義感の強い人などは、陰険な人の言う悪口や陰口にすっかり騙されてしまい、ターゲットの人を無視したり、注意したりしてしまうこともあるでしょう。

こうなると、ますます人間関係はこじれていきます。

陰険な人はそれが楽しくてしかたがないのです。

承認欲求が強い

陰険な人は人の悪口を言うだけあって、人と交わる気が全くないのかと思いきや、実はそうではありません。

実は、陰険な人はとっても寂しがり屋なのです。

陰で悪口を言ったり意地悪なことをして人の関心を引きたいのです。

周囲の人に注目してもらいたいわけですね。

自分のことを認めてほしい、自分にかまってほしい、そんな思いで意地悪します。

普通に考えれば逆効果であることは明らかなわけですが、なぜか陰険な人はそれに気づくことができません。

どんどん周りから人がいなくなって一人になっていくのに、なぜそうなるのかということを理解することができないのです。

なのでますます孤立していきます。

人から認めてもらいたい割には、人を認めてあげることができません。

全てにおいて自分を基準としてしか考えることができないため、自分の判断基準からはみ出す人を認めることができないのです。

こう考えると、陰険な人とは、同情の余地はないものの、とてもかわいそうな人なのかもしれませんね。

告げ口をする

陰険な人は、自分から悪口を言うことが多いですが、人が言っていた悪口を広めるのも非常に得意です。

誰かが悪口を言っていた場合、大抵は聞いてもさらに広めようとする人は少ないと思います。

例えその悪口に自分が同意したとしても、さらに他の人に言うという行為にはなかなか発展しないものです。

しかし、陰険な人は誰かが悪口を言っているのを聞いた途端、さらに他の人にそれを話しまくります。

「◯◯さんが、△△さんのことをキライだって言っているの。」と、◯◯さんのことも、△△さんのことも両方同時におとしめようとするのです。

さらに、◯◯さんか、△△さんのどちらかをターゲットに設定し、「あの人があなたのことをキライだって言っていたわよ。」と告げ口するところまで徹底的にやります。

こうなると◯◯さんと△△さんの仲が険悪になることは間違いないですね。

こういう場面を見てスッキリさわやかな気持ちになってしまうのが陰険な人の特徴なのです。

️陰険な人の対処法

陰険な人と付き合うには、強い意思が必要です。

なぜなら、お誘いを断り切れなかったり、同意を求められて「まぁ、そうだね。」なんて当たり障りなく返事したりしていたら、あっという間に陰険な人に利用され、あなたの周りにも協力者はいなくなってしまうでしょう。

陰険な人は強引な性格でもあります。

こちらの都合などお構いなしです。

一度言うことを聞いてしまうと、何でもかんでも利用されます。

何をするにも誘われ、まるで付き人か使用人のように使われてしまうでしょう。

仕事を押しつけられたり、濡れ衣を着せられたりと、その扱いも酷いものです。

一度関わってしまうと、その後にいくら距離を置いても執拗に追いかけてくるのも陰険な人の特徴です。

ですから、断るところではきっぱりと断り、陰険な人に引きずられないように意思を強く持ちましょう。

相手より大人になる

陰険な人に何か言われたり、からかわれたりしても、反抗してはいけません。

逆に何も言わずに遠ざかるのもいけません。

都合の良い大人しい人ほど、陰険な人のターゲットになりやすいのです。

もし意地悪された場合には、にこやかにしつつもきっぱりと断りを入れてそれ以上関わらないようにしましょう。

陰険な人は、意地悪した人が全くダメージを受けていなかったり、周りの人がその人を悪く言う様子が見られなかったり、いくら自分がいろいろ手を尽くしても何も変化が起こらないような場合には、だんだん面倒になって最終的には相手にされなくなります。

一度相手にされなくなれば、さっぱりとした人間関係を維持できるはずですので、程好くスルーしていく能力が必須となってきます。

スルーするのが難しければ、先に周りの人に協力を依頼して意地悪されにくい環境作りを相手よりも先にやっておくのが効果的でしょう。

もし、周りの人が感化されてあなたの悪口を言い始めたとしても、気にしてはいけません。

こちらはこちらでひたすら味方となってくれる人を増やして協力してもらえばいいのです。

人間もいろいろですから、周りの人の中にも陰険な人の言うことをすぐに信用してしまう人もいれば、自分の目で見たものしか信じないような確固たる意思を持っている人もいます。

どういう人を味方にするかによって自分の被害の程度も変わってきますので、周りの人の性格も把握しておければ一番良いですね。

相手にしない

なぜ陰険なことをするのか、実は可愛そうな人だから手を貸してあげるべきなのではないだろうか…なんてことを考える必要はありません。

陰険な人の気持ちや心理は大抵理解出来るものではありません。

人助けをしようとか救ってあげようなんて気持ちを少しでも出してしまえば、いいようにつけ込まれて終わってしまいます。

決して深入りせず、当たり障りなく接するのが一番なのです。

意識しすぎると、萎縮してしまったり、逆に威圧的になってしまったりと、陰険な人から見れば逆効果になってしまうこともあるかもしれません。

ですので、ごくごく普通に接しているのが一番です。

仕事上どうしても付き合わなくてはならない場合でも、最小限は関わる必要もあるでしょう。

しかし、いくら陰険な人でも社会人として当たり前のことはすると思いますので、普通に接し、こちらから余計に干渉せず、プライベートでも接点を極力持たないように心がけていれば被害に遭うことはないと思います。

それでも意地悪してきた場合でも、いちいち気にせず割り切って普段通りに接していきましょう。