わたしにも購入を勧めるのですが、その勧め方が何故か面白くて笑ってしまうのです。
それは、わたしが購入していないと判ると「なぜ購入しないのか?」から始まり、連番で購入すると当選すれば5億円とか10億円が手に入ること、手に入るとそれを元手に投資をして、残りで世界の有名な避暑地に別荘を買って、半年は別荘で暮らすそうです。
現地で素敵な女性と結婚して、お手伝いを5人ほど雇い、自宅のプールサイドでパーティをして楽しむことができるんだ、と言い続けて10年が経ちます。
それにもめげず、また今年も何回かのジャンボを購入しているのです。
このケースは、毎回最高の事態を想像した時ですが、逆にいつも最悪の事態ばかりを予想する人もいるのです。
このジャンボ宝くじの場合では、当選番号は合っているが組違いの外れだったり、一桁だけ数字が違っているとか、ギリギリで外れて悔しい思いをすることを予想してしまうのです。
引き出しに入れて忘れていた一枚の宝くじが、実は高額当選番号であったが、引きかえ期限が過ぎてしまっていた夢を見たり、いつも最悪の事態を予想するのです。
16.考え始めると止まらない
心配性の人の、心配のタネは尽きません。
何かについて考え始めると、次々と心配の連鎖が起こって止まらなくなります。
自分で納得できる結論が見つからないと、イライラしてしまいストレスになるのです。
例えば、今晩の旦那さんとの夕食のメニューを考える時に、今日は少し肌寒いので温かい鍋料理にしようと考えます。
材料を買いにスーパーに出かけると、今日は会議で遅くなるかもということで、それなら鍋は変更しようと思い直します。
でも、スーパーに着くと、寒いので鍋料理の材料が安くて豊富に揃えています。
やっぱりお鍋にしようと思い直し、野菜を買いますが何鍋が良いか考えます。
旦那さんがキムチが好きなのでキムチ鍋に決めたのですが、白菜を貰っていたのを思い出し、豚バラと白菜の重ね鍋を考えました。
そこで豚肉を買おうとすると大根も残っていたことを思いだしました。
また考えます。
すると鮮魚コーナーでは、新鮮なサンマがあります。
すると、焼きサンマに大根おろしを添えて醤油で食べることを思い付き、結局はこのメニューに決めたのです。
心配性の主婦は、考え始めると止まらないのです。
17.根拠のない不安に襲われる
心配性が過ぎると、何も悪いことは無いのに、不安になってくるのです。
問題が怒ったり、悪いことも無いのに、それがこれから何かとんでもないことが起こる前兆みたいに感じるのです。
それは何もまったく根拠が無いのですが、心配してしまうのです。
テレビで交通事故のニュースがあると、自分も事故に巻き込まれると心配するのです。
もし、自分が強い心配性だと思い込んで不安に襲われて、生活に支障が出てきたり対人関係にトラブルが起こるようなら、一度心療内科に相談するのも必要かと思います。
心配性の克服の仕方
心配性は、ある程度は努力で変えることもできます。
心配性は病気という訳でもなのですが、不安が続くと精神的に参ってしまったり、体調にも影響を与えるので、できる限り不安を除いておくことが必要です。
心配性は、軽いものと重いものに分かれます。
軽度の心配性であれば、軽い不安を覚える程度でそれほど気にすることもなく、生活に追われている時に忘れてしまうほどです。
子供が学校に行くときに、誰もが言う台詞「気を付けてね!行ってらっしゃい!」というぐらいのことです。
しかし、子供の後ろ姿を追いかけながら、角を曲がって見えなくなるところで、車と衝突することはないだろうかとか、何か大事なものを忘れていないだろうか、などと全てにポジティブに考えてばかりの状態になっていれば、ちょっと重い心配性かも知れません。
そんな時に、何か克服する方法はないのでしょうか。
不安なことを書き出す
心配性だと自分で思うのなら、どんなことを心配しているのか一度考えてみましょう。
そのために、どんな心配があるのか、箇条書きで書き出してみます。
思いつくままに書いてみてください。
その中で、はっきりとした原因があって心配していることと、漠然と心配なことの二種類に分けてみることです。