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心配性な人の17個の特徴(続き5)

人間は、自分や家族の健康のこと、生活のこと(生活費や仕事など)、犯罪(強盗や泥棒被害に遭わないか)のこと、災難(交通事故や災害など)のことに対して、少なくとも誰でも不安を抱えているものです。

でもこれが普通なのです。

自分の意識の中に、ネガティブな考えが発生するのは、現在の状態が幸せと思っているので、これが壊れないことを願っているからです。

箇条書きでまとめた心配の中に、このような不安の項目は正常なので省いて下さい。

すると、明確な原因があって心配している項目が残ってくるはずです。

例えば、昨夜38℃の熱を出したが、今朝は下がっていたのでそのまま学校に行った子供の体調などです。

高熱を出したのは間違いないので、もしかしたら授業中に熱を出すかも知れません。

こんな心配は原因がある心配です。

このような心配事はそれほど多くはないはずです。

しっかりとフォローして確認し、不安を払しょくしてください。

このように、原因がある不安は区別して、これらを確認して行けば不安は解消されていくのです。

ポジティブな単語をつぶやく

心配性を克服する手軽な方法は、一度考え方を変えてみることです。

つまり、心配性の人は何かがあると常にマイナス思考で悪いように考えてしまいがちだからです。

プラス思考の人は、これとは真逆で、何でもプラスに考えてしまう性格です。

といっても、今までマイナス思考の人に、今からプラス思考に変えてみてくださいと言っても、そんなに簡単に変えれるものではありません。

そこで、頑張ればできる対策は、いつもポジティブな単語をつぶやくことです。

その言葉とは、「大丈夫!」「できる!」「安心」「冷静に!」などです。

自分が提案したことを実行する時に、「大丈夫」「できる」「冷静に」などと自分でつぶやいて自分に言い聞かせるのです。

たくさんの人の前でスピーチする時に緊張してしまうので、手のひらに「人、人、人」と文字を指で書いて、それを飲み込む仕草をする人がいます。

人に呑まれないように人を呑んでしまうというおまじないですが、これと同じように「安心」「大丈夫」とつぶやくのです。

ポジティブな言葉をつぶやいているうちに、だんだんと冷静に対処できるようになってくれば、軽度の心配性は改善されて行きます。

この言葉で落ち着くなら、自分の習慣にすればよいと思います。

うまくいく時のシーンをイメージする

「今回はうまくいかないのではないかな?」と、つい悪い方向に考えてしまうマイナス思考の心配性なのです。

わたしがうまく行かないと、すぐに困ってしまう人の苦悩に満ちた顔付が頭に浮かぶのです。

そして、それだけではなくて、うまく行かなかったことで損をしたとか、責任はあいつだとばかり言い触らす様子も思い浮かぶのです。

それを思うと、過剰に緊張してしまい、本当にうまく行かなくなりそうです。

それほど、先の悪いことを考えるのであれば、もっと逆のことを考えてみてはどうでしょうか。

スポーツの世界では、イメージトレーニングを行います。

普段の練習の通りに身体を動かして、練習の成果をうまく引き出すのです。

練習通り行っても、絶対に勝てると言うことはありませんが、勝っても負けても実力を出し切ったと納得できるからです。

心配性の人は、どうしてもマイナス思考に走りますので、実力を出し切れません。

うまくいく時のシーンをイメージして、つまりプラス思考で結果までイメージして、自信を持って行動する習慣を持つのです。

これを繰り返しているうちに、良い結果がついてくるようになるのです。

表情や姿勢は明るく

政治家も俳優も、多くの人の前で活動する人達は、表情や姿勢は明るくなるように振る舞っています。

サービス業で接客に携わる人達も、笑顔をうまく作ることを覚えるのです。

鏡を見て、口元を緩めてにっこり白い歯を見せて、笑顔で接客する時の顔を作る練習をするのです。

俳優のブロマイドの顔は、たいていはそういう顔付です。