これも仕方ありません。
それが恋をした時の正常な心理状態だからです。
何故、人間はこんなにも恋をすると苦しいのでしょうか?
恋の多くが「片思い」だからこのような、背負わなくても済む苦しみに耐えなければならないのでしょうか?
いずれにしても、相手に告白もできず胸の中に「好き」という思いをしまい込まなければならない「恋」というものをしている方は、多かれ少なかれ、このような思いをしてしまう事になってしまうでしょう。
四六時中相手の事を考える行為も、若い時の特権かもしれません。
年齢が中高年層になってくると、恋はあったとしても、四六時中相手の事を考えているかどうかは怪しいものだからです。
他のことに集中したくてもできない
好きすぎて辛い思いをしている人は、そのことに気持ちが集中、熱中してしまう余り、他の事が手につきません。
全く集中できない事態になってしまうのです。
これも「恋」の一種の特性であり、病気のようなものですからとりとめて珍しい行いではありません。
その身が辛ければ辛いほど、何か違う事でもやって気を紛らわそうとしても出来ないのです。
それが人を好きになり過ぎた時に起こる特徴なのです。
何をやろうとしても好きなあの人の事しか、頭に出てこないのですからどうしようもありません。
恋は一種の熱病。
時間をかけて熱が過ぎ去っていくのを待つしかないでしょうね。
不思議なことに、あんなに恋焦がれた思いも時間が経過すると何事もなかったかのように元に戻る時期がきます。
あの、辛い思いは何だったの?と思える日が来るから、恋というものは不思議なものです。
理性が保てない
好きすぎて辛い思いを抱いている人のほとんどは、その期間中、理性が保てません。
理性は吹っ飛んでしまい思いもよらない行動に出てしまう事があります。
それらの行為の代表例が「ストーカー」行為でありますね。
今の時代を象徴するかのような事件性を含んだ行為です。
ストーカーについては次のところで紹介させていただきますが、普段のあなたならそのような行為が愚かなことであり、犯罪に結びつく重大案件であることも重々、承知しているはずなのです。
ところが、気持ちが相手の事を好きすぎてしまい辛い思いをして人にとったら、もうそんな理性など、どうでもよいような気分に変わってしまうようなのです。
まさに恋の盲目性といいますか、暴走性と言いますか。
自分自身では手を付けられないもの、それが「恋」であり好きすぎる結果、身を辛くしてしまうのですね。
好きすぎて辛い時にやってはいけない行動
相手の事を好きなのは仕方ないとしても、好きすぎる時間が長く経過してもその気持ちが失われない時、人は思いもよらぬ行為に走ってしまう傾向を表してしまう事があります。
「可愛さ余って憎さ百倍」という諺通り、自分の思いが遂げられなくなったと気づいた時、あれだけ相手に対して抱いていた「好き」という感情が「憎しみ」という勘上に豹変してしまうのです。
恋を科学的に説明できない最も厄介な部類の行動行為という訳ですね。
では、やってはいけない行動について紹介していきましょう。
しつこく連絡
相手の事を好きに思う気持ちが昂じすぎると、人間は自分の取っている行動を正当化させ、望みが達成できるまで、どんどんその行動をエスカレートさせる性癖があります。
しつこい連絡もその一種でしょう。
よく、ニュースでも取り扱われていますが、無言電話を一日に何百回もやったとか、携帯の番号をいくら変えてもすぐに探り当てられて一日に何度も電話をかけてこられるとか。
お互いが好き同志であるならば、一日に何百回電話をしようが誰も文句は言いません。
やってはいけないのは、相手が嫌がっている、迷惑だ、という意思表示をしているのにそれを無視して行い続けることです。
いくら好きすぎて気持ちが辛かろうと、人としての常識を逸脱した行為はやってはいけませんよ。