最初に取り組みだした時には確かに必要だったことも、時間が経った現在はもう必要ではなくなってしまうこともあります。
逆に人々に害を及ぼしてしまうことだってあるのです。
たとえば、日本国中に杉の植林を奨めた当時のお役人は国を豊かにしようと我が身も顧みず必死に植林の推進に取り組んだのです。
「日本国中の電柱や住宅の需要を満たすために国中を植林すれば山村の林業がきっと豊かになる!」
結果はどうだったでしょう?
コンクリート性の電柱、木造住宅の減少、海外からの安い木材の輸入で手入れする人もいなくなった荒れた杉林が残りました。
そして彼らの子孫たる私達は毎年スギ花粉症に悩まされているのです。
ひとつに集中しすぎるのではなく、広く物事を見よう
ひとつのことに集中することは物事を成し遂げるために重要な資質です。
ですが集中しながらも、常に聞く耳は持ち続けるようにしたいものです。
耳に痛い言葉や情報を入れてくれる人は大切にしましょう。
そして、事態・状況は常に変わっていくものだと認識しましょう。
状況がかわれば、やるべき事も時として変わっていくのだ、ということを理解してください。
状況がかわった時に変わることは変節ではありません。
良い結果につなげるためには必要なことです。
3.人に頼られる過ぎることも
まっすぐな人は実行力がある人です。
結果をだしやすい人ですから、人望も集まります。
そうすることで、人脈が広がってさらに成功しやすくなっていくのです。
当然、人に頼られることも増えていきます。
人に頼られて面倒見が良すぎるせいで、自分の時間がほとんどなくなってしまう人もおられるようです。
大事な時間や労力を失わないように
人に頼られて助けてあげることは、成功者が大きな喜びを感じることができる瞬間です。
ですが、やり過ぎては元も子もありません。
人間が一生の間に使うことができる時間には限りがあります。
あなたには成し遂げたい人生の目標でまだ実現できていないものが沢山あるはずです。
人を支援する時間と労力と、自分の目標に投入する時間と労力のバランスを上手にとることを常に意識してください。
まっすぐな人はかっこいい!
まっすぐな人について、その特徵、周囲からの見られ方、デメリット(注意点)について見てきました。
まっすぐな人も万能ではありません。
まっすぐイコール頑固にも通じますから、騙されやすかったり独善的になったり、孤立してしまったりするリスクもあります。
周囲の人たちも、付き合いくさや扱いづらさを感じる場合もあるでしょう。
それでも、まっすぐな人がいると、まわりは活気づきます。
まわりの人たちの太陽・エネルギー源になりうる存在です。
障害を恐れずに大きな目標を目指して、ブレることなくひたむきに頑張っていける!
そんなまっすぐな人は素直いにかっこいい!
といってあげたいですね。