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無性愛者とはどういう意味?8個のポ...(続き3)

ある程度年齢を重ねても、日常生活を送る中で特定の誰かを好きになる経験が一切なかったり、そもそも人を好きになるような感覚がわからないと感じている方は無性愛者である可能性がとても高いです。

2、恋愛感情が生まれない

愛感情が生まれない
無性愛者のことを考える上で絶対に勘違いしていただきたくないのは、あくまで恋愛感情や性的な欲求に関して抱かないという性的指向なだけです。

つまりどういうことかと言いますと、自分の家族に対して愛しいという気持ちを持ったり、大切に感じているという感情は当たり前に持っているということです。

あくまで性的な観点においての話であり、性的な観点以外のことを考えるとそれは一般的な人間と同じような考え方を持っているのです。

なので、自分の家族を大切に思ったり、親友のことを大切に思ったり、異性の相手に対しても、恋愛感情ではない愛しいと思う感情は当たり前に持っているのです。

なので、相手のことを性的に考えた上で恋愛感情が芽生えているかどうか、ということがひとつの判断基準になり得ます。

もしもこのような観点において、相手に対して恋愛感情が生まれた経験がないと考えるのであれば、それは無性愛者である可能性が高く、自分の過去のこれまでの経験を良く振り返ってみて、該当する可能性が他にないか確かめる必要性があります。

3、結婚願望を抱く事がない

結婚願望を抱く事がない
結婚願望を抱くことがないという特徴も無性愛者に共通するポイントになります。

本来であれば好きな人と結婚して温かい家庭を築いていきたいという考え方を持つ人間はかなり多いです。

自分が育ってきた環境を思い出して、自分も家庭を築いていき、家族に囲まれながら人生を過ごしていきたいという考え方は年齢を重ねるとともに自然に芽生えさせていきます。

しかし、無性愛者に関しては結婚願望を抱く事はありません。

そもそも人を好きになる感覚がわからないですし、恋愛感情を持つこともありません。

異性に対して興奮するようなこともありません。

そんな感情が入り乱れている中で結婚願望だけを持つということはありえない話ですよね。

人を好きになるからこそ、その人と家庭を築いていきたいと思います。

相手に恋愛感情を持つからこそその相手と過ごしたいと思いますよね。

相手に対して興奮するからこそ自分の子供を産んで欲しいと思うはずです。

なので、無性愛者は結婚願望を抱くことがなく、いつまでたっても結婚願望を抱くことがないので、この考え方が該当する場合は無性愛者である可能性が高いということです。

しかし、人によっては普通に異性のことを好きになったり、恋愛感情を持ったりするのに結婚願望だけはどうしても芽生えさせることができないという人もいます。

それは無性愛者ではありませんので、基本的な概念が該当するかどうかということをよく考えた上で判断してください。

4、性行為に嫌悪感は感じていない

性行為に嫌悪感は感じていない
無性愛者のことを勘違いしてしまう点として、無性愛者の方はそもそも性行為が嫌いなのではないかと考える人間もいます。

しかしそれは間違っています。

無性愛者の方でも性行為に対して嫌悪感を抱いたりすることはありません。

むしろ、性行為に対して嫌悪感を抱くような性嫌悪の場合は無性愛者とは異なります。

性嫌悪に関しては精神障害の一種として扱われており、無性愛者とは別になります。

なので、無性愛者の人間であったとしても特に性行為に対して嫌悪するような考え方を持っておらず、ただ単に自分が興味がなかったり、そう思わせてくれるような対象がいなかったりするというだけの話なのです。

男性からしてみれば、セクシーな女性が目の前にいるのに興奮しないというのが理解できない感情だと思うかもしれませんが、あなたが子供の頃を思い出してみてください。

セクシーな女性が目の前にいたところでそこまで性的に興奮するようなことはなかったですよね。

このような感覚のまま今存在していると考えると少し理解ができやすいかもしれません。

5、性欲がないわけではない

性欲がないわけではない
無性愛者の人間は性欲がないわけではありません。

性欲自体は持っていますし、性行為に対しても嫌悪をしているような考え方をしているわけではないのです。

では、何が決定的に違うのかと考えると、他人に対して性的な欲求を感じられるかどうかという点が違うのです。

無性愛者は「他者に対して性的な欲求を抱かない性質」という定義があります。

つまり、性欲はあるけれど、他人に対して性欲を持ったりはしないのです。

男性であれば、不特定多数の人間に性的に魅力を感じたりすることがありますよね。

このような欲求を持てないということです。