私たちは一人で生きていく事はできません。
生まれた時から一人で生きてきたという人はいないはずです。
最初は言葉も話せず、何の行動も出来ない状態で生まれてきますが、それを見守ってくれ、育ててくれた親が当然いるはずです。
子どもの時からなんでも自分一人で行動して、自分で身の回りのことを行っていたという人はいないはずですよね。
ある程度大きくなれば一人で生きていくという選択はできるかもしれませんが、それは寂しい事です。
普通に生きていれば、学校で出会う仲間や、アルバイト先、部活の仲間、仕事の仲間など、集団生活においてある程度たくさんの人と共通の時間を過ごしていくはずです。
気が合う人も気が合わない人もいるかもしれませんが、なるべく多くの人と深い絆をつないでおけば、いざという時に助けてくれるかもしれませんし、楽しい事に誘ってもらえる可能性も高くなり、人脈があるからこそ有利に働く可能性などもあります。
なので、なるべくたくさんの人と絆を深めておく事に越したことはありません。
とはいえ、絆を深めるという事にはたくさんの方法がありますが、具体的にどういう方法があるかあなたはご存知ですか?
人間関係に慣れている人であれば無意識のうちに行えるでしょうが、人間関係を形成する事が苦手な人はピンと来ないかもしれませんね。
今回は絆をテーマにして、絆を深める方法についてご紹介していきます。
人生には絆を深めた人間関係が必要です
人生はとても長いです。
日本は特に世界で見ても長寿国として有名です。
世界保健機関(WHO)が発表した世界保健統計2016によると世界一の長寿国は前年同様に日本で男女平均が83.7歳と言われています。
データがない国を除けば最も寿命が短い国では男女平均が50.1歳と言われています。
なので人によって違うことは当然ですが平均して80歳以上も人生を生きることができます。
人生が長いから絆を深めることが大切かと言われれば、そうではありませんが、長い人生を生きていく上では絆を深めた人間関係はとても大事な事です。
なぜなら人生が充実しているかどうかという事を考えて見ると、そこには人間関係は必須であるとも考える事ができます。
一人で孤独に生きるだけでは人生は楽しいとは思えないからです。
一人で生きるよりも、自分の人生を通して、様々な事を楽しく行えるような素晴らしい仲間がいてこそ楽しい時間を過ごすことが出来るはずです。
絆を深めた人間関係は簡単にすぐに形成できるようなものではありません。
しかし、絆を深める事によってしか得られないように幸せがそこにはあります。
例えば、極端な話一人でスポーツをしても楽しくないですが、たくさんの人とスポーツをする方が楽しいですし、一人で食事をするよりも誰かと一緒になって話をする方が楽しいですよね。
当たり前の事ですが、気心知れた仲間がたくさんいるのは人生にとって財産であると考える事も出来るからです。
絆とは?
人生において絆がいかに大事であるかということは先ほどご紹介した通りです。
それでは、あなたにとって絆という言葉はどのように解釈できますか?
絆は目に見えない物であるため、言葉で説明しようとするとちょっと難しいかもしれませんね。
絆とは簡単に一言で言えば人と人との結びつきそして支え合い助け合いという言葉の意味を持っていると考えることができます。
あなたにも一人ぐらいは大切だと思える人間がいると思います。
あなたが大切に思えば大切に思うほど大切に思っている人間もあなたのことを大切に思っているはずです。
人によっては気づいていない人もいるかもしれませんがいつか必ずその大切だと思っている気持ちに気づいてくれるはずです。
その想いに気付いた時に感じるのが絆です。
お互いが思いやりその気持ちが高まれば高まるほど強い絆が存在するはずです。
その絆を強くするには簡単な事ではありません。
しかし、相手の事を思えば思うほどそれが相手に伝わる可能性はとても高くなります。
絆は、その意味が表すように、一人だけの一方的な気持ちではなく、お互いが感じて思う事で初めて結び付きます。
だからこそ、まずは自分から相手に対してその思いを発信する事が大切であると考えられます。