ギブアンドテイクという言葉は公平にやり取りをする若しくは互いに譲り合うという意味を持っている言葉です。
例えばあなたが良い人間関係を築きたいと思っている人がいるとします。
その人がある時たまたまお金がなくて食事をすることができずに困っていたとします。
その姿を見て相手の為を思って、あなたは食事をご馳走してあげたとします。
そして後日、その人が給料が入ったから前回のお礼で食事をごちそうしたいとあなたに連絡が来ました。
これがまさにギブアンドテイクです。
食事をご馳走してあげるという事は相手に対してお金をただで渡すということと全く同じことです。
食事をご馳走する場合は相手に何かしらの見返りを求めることなく行っていることも多いです。
人の受け止め方によって違うかもしれませんが、大部分の方は自分が困っている時に無条件で助けてくれる人に対して必ず感謝の気持ちを持つはずです。
下心を見せずに純粋に困っている相手を助けてあげたいと思うその気持ちに対して相手は必ずお礼をしたいと思うはずです。
関係を深めたいと思う人間に対して、まずはこちらから無条件で相手の事を思ってあげる事で、それに気づいた相手はあなたに感謝し、相手もあなたの事を思いやってくれ、絆が生まれるという事です。
自らが率先して相手に対して思いやりの行動をとることが一番大事なポイントです。
ギブアンドテイクを自分から率先して行う事でよりたくさんの人と深い絆で結ばれるようになる事を、あなたは知り普段の行動に取り入れるべきです。
2.相手の良いところをたくさん見つける
次にご紹介する絆を深めるための方法は相手の良いところをたくさん見つけるという事です。
相手と人間関係を深めたいと考えるのであれば当然相手のことを好きになる必要があります。
嫌いな相手と深い人間関係になりたくないと考えることと同じように、相手のことが好きな場合は相手と深い人間になりたいと願うはずです。
では相手のことを好きになるとはどういうことかといいますと、相手の良い所をたくさん見つけるという事です。
例えばあなたが嫌いな人を心の中に思い浮かべてみてください。
おそらくあなたがその人のことを嫌いだと思うのは、相手に対して嫌な部分が複数存在するからではありませんか?
逆に好きな人を思い浮かべてみると、おそらく相手の素晴らしい部分や、好きな部分がたくさん出てくるはずです。
なので相手のことを好きか嫌いかと言うのは相手の良いところをたくさん知っているかどうか、ということに他なりません。
だからこそ、相手との絆を深めるためには相手のことを好きになる必要があります。
なので相手と深い絆を築くためには相手の良い所をたくさん見つけて、相手の事を好きになる必要があります。
人間は相手の嫌な部分にどうしても目を向けがちです。
しかし、発想を転換して、嫌いな人ほど相手のすごいと思う事を見付けるようにすると相手に対しての見方が変わる事を理解しましょう。
3.相手を信頼する
次にご紹介する絆を深めるための方法は相手を信頼するという事です。
これは全ての事に通じるかもしれませんが相手にどうして欲しいかということを考えた時に一番大切なのはまずは自分が率先して相手に何かを与えることが大切です。
例えば極端な話、普段から喧嘩ばかりして仲が悪い相手が1人いたとして、実は本当はその人と仲良くしたいとあなたは思っていたとします。
しかし、どうしても顔を見ると意地を張ってしまって嫌味を言ってしまったりして関係性が改善できない場合だとした時、あなたが取るべき行動はまずはあなたが率先して相手に友好的に行動する事です。
つまり相手に対して何かを求める場合は自分が率先して行動を行われてなければ相手がその事実に気づくことがないということです。
少し極端な例だったかもしれませんが、絆を深めるための方法も、この発想を元に考えると、まずは自分から相手のことを信頼する事が大切だという事です。
相手と絆を深めたいとあなたが思うのであれば、まずは絆を深めるために相手の事を信頼して、相手に信頼しているという事実に気づいてもらう必要があります。
相手がその事に気付き、相手もあなたを信頼できる人間だと判断すれば、後はさらに時間を重ねれば絆を深めるのに時間がかからないと思います。
1度でも裏切ったらいけない
相手を信頼する上でとても大切な事として、たったの一度だけでも相手を裏切らないようにするという事です。
人間関係を形成する上で一番やってはいけない事は相手のことを裏切ってしまうということです。
逆に考えてあなたが信頼している人物に裏切られていたと考えてみてください。
おそらく信頼していれば信頼しているほどその分ショックはとても大きいと思います。