いろいろな暗示のかけ方もありますが、よく「右手が重い」と言うふうに意識に問いかけて実際にそう感じるまでトレーニングするものもあります。
それは心療内科で精神的に治療が必要な力にも用いられている方法です。
そのような医療現場でもそのような方法が行われているので、自己暗示の方法としては非常に効果があるのでしょう。
方法③アロマやお香をたく
嗅覚もまた人間の記憶に訴えかけるものがあります。
香りをかぐことで記憶を呼び覚ますことがありますよね。
そして香りによって精神的リラックスことすることもできます。
ですので、アロマやお香をたくのは非常に有効です。
匂いの種類や銘柄を決めておくことで、だんだんと慣れてくるとその匂いをかいただけで自己暗示モードに突入できるかもしれません。
ちなみにですが、アルマオイルには、基本的にフルーツ系、フローラル系、ハーブ系と言うものがあります。
なんとなく名前聞くだけでイメージがしやすいですよね。
用途としては、気持ちを落ち着かせたい時はヒノキの香りなどを選ぶと良いそうです。
気分が鬱々としていて気分をリフレッシュされたい時やはレモンやペパーミントなどの爽やかな香りを選ぶとリフレッシュしやすいと言われています。
また自己暗示と言うことで集中力を高めたい時はローズ系の香りが良いそうです。
自分がどのように自己暗示をしたいかによって香りを分けていきましょう。
方法④お風呂にゆっくり浸かる
リラックスするのに最も最適なのは温かいお風呂にゆっくりとつかることです。
日本人は、このように湯船にゆっくりとつかる習慣があります。
ですので、日本人であればこのような方法でリラックスするのをとても好んでいる方も多いことでしょう。
お風呂も普段入るものですので、シャワーだけで済まさずに、リラックス効果を求めたゆっくりとした入浴を心がけてみるのも良いと思いませんか?
もし、お好みで入浴剤などの香りがあるものを選ぶことによって、リラックス効果も期待できます。
「リラックスできるお風呂の過ごし方|充実したバスタイムにするには?」を参考に、お風呂での過ごし方を見直してみてください。
普段何気なく入っているお風呂を見直すことによって、自己暗示のきっかけにすることができるのですね。
方法⑤復唱する
このようなことを言うとあまり良い印象を与えませんが、よく宗教やなどで使われるマインドコントロールや洗脳があります。
これも繰り返し繰り返しやっていくことで、だんだんとそのような考え方に染めることができます。
ですので、逆に自分で良い方向性に繰り返し復唱していくことによって。その良い意識が根付いてくるのです。
良い方向性にと言うことで少し照れがあったりして復唱するのがちょっと…と思うかもしれません。
しかし、誰かが聞いているわけでもありません。
そこは安心して自分がなりたい方向性のことを復唱するようにしましょう。
その時の注意点としては、「〇〇してはいけない」とか、「〇〇しなければならない」など強い言葉での復唱はやめましょう。
このような強い言葉で自己暗示をしていくと、だんだんと精神的に辛くなっていきます。
ですので、「〇〇ならいいな」とか「こうなりたいな」などなるべく柔らかい言葉を選ぶようにしましょう。
方法⑥忘れないように音声や字に残しておく
やはり、心の中で復唱するだけではついつい記憶が薄くなってしまうものです。
よくある話として、伝言ゲームのように初めの人が伝えたいことと最後の人が伝えられた事は違ってくるということがよくありますよね。
それほどに人の心は曖昧なのです。
だからこそ、明確に音声や時々残しておくことでしっかりと記憶を留めておくようにしましょう。
それを聞いたり見たりするだけで、その自己暗示のことを思い出すようにするのです。