説明を受けているときでも同様に、きちんと分からないことはその場で質問する勇気を持ちましょう。
分からないことを分からないままにしておくことは、後からの大きなミスにつながってしまいます。
分からないことを聞くのが恥なのではなく、分からないことを分からないままにすることでミスを犯してしまうことが恥だと思いましょう。
2.チャットやメールなどに気を取られて注意力が低下しがち
仕事をしていると、チャットやメールを多く利用することもあるでしょう。
毎日、色々な連絡がある度に業務内容が変わって、それについていくのが大変だという方も多いはずです。
メールやチャットに気を取られて、つい、目の前の仕事に対して気もそぞろな状態になってしまっているという人もいるのではないでしょうか。
他のことに気を取られているときには、満足に仕事をすることなどできるはずがありません。
注意力が低下してしまった状態ではミスを連発してしまうこともあるでしょう。
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注意力散漫な状態になってしまってミスが増えているという方は、きちんと目の前のことに集中するようにして下さい。
本当に緊急の要件なら、それは電話で伝えてくるはずです。
メールやチャットでの連絡なら、一時間ほどの遅れはさして気にならない要件のことが多いでしょう。
そうしたものに気を取られているうちにミスを繰り返してしまうくらいなら、目の前の仕事に集中しておいた方が良いですね。
3.確認作業をしていない
何度やってもミスを繰り返してしまうという場合には、確認作業をきちんと行っていないということもあるのではないでしょうか。
確認作業を行っていないということはありえないことのように思われるかもしれませんが、つい、確認作業を怠ってしまうということもあるでしょう。
また、確認作業をしているはずなのにミスを繰り返すというときには、確認作業をしているようでしていない、という可能性もあります。
これはどういうことなのでしょうか。
仕事への慣れから確認作業を怠っている
仕事に慣れてくると、確認作業を怠ってしまうこともあります。
慣れた業務なので、自分の能力を過信してしまい、つい、確認作業をしなくても良いかと思ってしまうのです。
確認しなくてもいつもと同じことをしているだけだから、という、その気のゆるみが仕事のミスにつながることになります。
確かに、趣味で行っていることなら、わざわざ確認作業は必要ないかもしれません。
ですが、仕事で行っていることでは、そこに責任問題も発生しますから、慣れた業務であってもしっかりと確認を行うことは絶対に必要なのです。
もう、ミスなくできるようになったからと言う気の緩みを持たず、慢心せずにしっかりと確認を行うことで小さなミスにはすぐに気づくことができるようになります。
また、確認作業をしているつもりでも、確認作業ができていなかったということもあります。
確認作業も、業務に慣れてくると一連の流れの内の一つに組み込まれてしまい、緊張感のない作業になります。
例えば、書類を仕上げたとき、提出前にしっかりとチェックをしたつもりでも、ただ流し見ているだけになってしまっているかもしれません。
ぱっと見ただけでチェックしたつもりになっているだけかもしれません。
それではなかなかミスに気づくことはできませんよね。
確認作業が、しっかりと気合を入れ直して「ミスを見つけるぞ」と言う気持ちで行うものでない限り、それはただの流し見であって、確認作業とは言えないのです。
確認をする意識をつける
確認するという意識は、常に持つようにしましょう。
確認作業を忘れないということも大切ですし、自分の仕事を改めてきちんと見返すというしっかりとした意識を持つことが大事なのです。
確認したのにミスをしてしまったというようなことがあれば、確認の時の意識が低いのでしょう。
チェックをするという習慣をきちんとつけて、細かなミスは自分の目で発見できるようにしましょう。
4.メモを取らない
ミスをする人は、メモを取らないということもあるようです。
仕事を覚えるときにはしっかりメモを取るのは当たり前でしょう。