あるテレビ番組の中で、日本人のイグ・ノーベル賞(人々を笑わせ、そして考えさせてくれる研究へ送られるノーベル賞のパロディー)研究について紹介をしていました。
それは生物学の分野で、とんでもない雌が見つかった、というのものです。
哺乳類ではなく昆虫なのですが、確かに雌雄の概念をひっくり返す大発見です。
それは「トリカエチャタテムシ」といい、なんと雌がペニスを持っているのです。
それを雄に挿入して精子を受け取ります。
しかもそのとき70時間も雄に抱きついて離さない、という恐ろしい雌です。
目的のために手段は選ばず、といったところでしょうか。
この例は極端にしても雄雌の役割は、おのおのの生物種によって千差万別です。
また時間とともに変化していくものでもあります。
人間以外の種のは、突然変異によるところ大ですが、人間界では社会的な影響も大きく受けます。
世界にはまだいろいろな男女関係のパターンが残っています。
現代日本では、経済的に豊かになるにしたがい、雌雄の関係が冷え冷えとしてきたようにも見えます。
生物界の中では、不思議な関係となりつつあります。
日本は世界に先駆けて、トリカエチャタテムシ化へ向かうのでしょうか。
今回は男と女の違いを7個のポイントで解説していきます。
男女は分かり合えない?男と女の違いとは?
男性が女性から派生した「第二の性」であることは、間違いありません。
それは種の間の多様性を確保することによって、生存競争を生き抜くための、大きな戦略として始まりました。
男性はぶっちゃけて言えば、精子の運び屋として生まれたのでした。
創造者によって、割り振られている役割は決定的に違っています。
もう一つ人間の雄には食料の調達、ハンターとしての役割も付与されました。
雌雄に分かれている生物種では、同じということはあり得ません。
その中で人間は、比較的性差の少ない生活を送っている種族の一つではないでしょうか。
例えば生殖、子育てが終わってからも一緒に過ごすというのは、他に例をみません。
生物界では実に仲の良い種族と言えないこともありません。
結局人間男女の行き違いとは、仲が良いゆえの反発ということなのでしょうか。
男性、女性の特徴を知ろう
先日また別の民放のテレビ番組で、男女の能力差について、面白い特集していました。
記憶力など全般的に女性の方が能力は高いという結果でした。
男性の方がすぐれていたのは、立体的に物事をとらえる感覚くらいです。
しかしここは重要な点で、男性のハンターとしての遺伝子に依っているのは間違いありません。
もう一つ印象深かったのは、味覚は女性の方が優れている。
しかしプロの料理人には男性の方が向いているという点でした。
その理由は、女性は生理のリズムによって、味覚が変わってしまい、高いレベルで同じ味の料理を、提供し続けることができないということでした。
ここには男女の特徴がよく表れています。
まず男性が女性より優れている項目は、実は1つしかないこと。
女性はほとんどの点ですぐれているが、生理のリズムにより、それらの能力はさまざまな制約を受けている、ということの2つがポイントです。
男性
男性にはどこを探しても、ハンティングの能力以外に、優れたところは見当たりません。