その能力を磨くため筋肉の力、特に瞬発力を集中的に発達させました。
今でも男と女では、生来持っているスピードと力は違います。
したがって脳力に少し問題のある男性は、ときとして大変なことをしでかしてしまいます。
獲物がとれないというだけでは済みません。
その強い筋力をコントロールできず、周囲に大迷惑をかけてしまうことが多いのです。
古今東西の歴史を通じて、最も殺人犯の多いのは、20代男性と決まっています。
下手に刺激をすることは禁物です。
うまくストレス発散させてやらなければなりません。
上手に遊んでガス抜きすることは、決定的に重要なのです。
単純
若く成熟していない男性は、単純な力比べで優劣が決まると思いがちです。
ハンター時代の遺伝子は、今でも男性にそう働きかけてきます。
そしてときどきそれは、思わぬ形で発現します。
その争いはとても単純で、まったく幼稚な内容でしかないこともしばしばです。
しかし、肉体労働から解放された男性にとって、遺伝子プログラムに残されている大事な儀式の一つです。
はた目には単純でも、当人は真剣なのです。
ここでそれらを小馬鹿にするような行為は禁物です。
話は真面目に聞いてあげましょう。
勝負心がある
何かに決着をつけようとする勝負心は、男性によるもっとも手っ取り早い自己表現の方法です。
個人的成功にとっては、最も大事な資質の一つです。
闘争心を失くした昨今の草食男子には、適度にくすぐるなどして、刺激してあげたほうがよいくらいでしょう。
しかし度を超えると、すぐにギャンブル依存症にまで突き進んでしまいます。
こういうとき、男性は単純だから困ります。
周囲による見守りが一番です。
一つのことしかできない
男性は、特に若いころは、情緒不安定です。
人間集団の中では、たとえそれが親しい身内ともいえる範囲内でも、落ち着いていられないことが多いのです。
そのため何か自分の世界に集中したいという欲求を常に持っています。
しかし、大体において不器用な表現しかできないため、誤解を招きがちです。
いずれにしても男性は一つに集中する場面が多いと思います。
そういうゾーンに入っているときは、うかつな批評などしないよう気を付けましょう。
自閉症になりやすい
男性は見た目とは違い、生命力には女性ほど恵まれていません。
その精神も極めて傷めやすいものです。
実際のデータもそれを証明しています。
アメリカで2012年に発表された報告書によると、女児の自閉症の人数は189人に1人の割合に対し、男児は42人に1人の割合なっており、女児よりも男児の方が4倍多いということです。
日本には詳しいデータはないようですが、傾向は同じで、間違いありません。
人よりものに興味がある
男性には、物言わぬ相手に熱中する傾向が確かにあります。