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思慮が浅い人の16個の特徴(続き2)

3.鈍い

思慮が浅くてメンタルが鈍い人
思慮が浅い人は、他者から自分がどう思われているかということを察知する能力が低いです。

また、周りの人の気持ちを察する能力も低く、場の空気を読むことも得意ではありません。

目の前に傷ついている人がいても、「何だかショックを受けているみたいだなぁ」という程度の感覚で、どうしてそんなに傷ついているのかということに対する関心が低く、またその気持ちに寄り添ってあげられるような共感能力も高くはありません。

そのため、他の人よりも鈍いという特徴が挙げられます。

また、他人の気持ちを理解することが出来ませんが、その分自分の気持ちに対しても敏感ではありません。

怒られたり、説教をされたりしても、自分が怒られている内容について真剣に考えていない限りは、「何でそんなことで怒るのか」とまるで人ごとのように、その怒りをぼんやりと受けていることも少なくはありません。

それは怒っている人から見れば、反省していない様子にしか見えませんので、ますます怒りを買ってしまうことになります。

4.整理整頓ができない

思慮が浅いと、整理整頓が出来ない人が多いでしょう。

整理整頓は、「不要なものを処分して、きれいに周辺を整える」ことです。

しかし、思慮が浅い人はそもそも不要なものと必要なものとを別ける作業が苦手ですし、効率よく片付けをすることも出来ない人が多いです。

何故なら、頭を使って細かくあれこれと考えることをせずに、思い付きのままで行動してしまうからです。

そのためよく考えもせずに捨ててしまったものが後になって必要なものだったと気付き、慌てることも珍しくはありません。

自分の身の回りも、どのように片付ければ自分が一番使いやすいかということを考えながら片付けができません。

そのため、一見きれいになったように見えても、直ぐにまた必要なものを探してぐちゃぐちゃになってしまいます。

さらにはそれを何度も繰り返し、学習しないのです。

5.自覚症状がない

ある意味もっとも厄介なのが、思慮が浅い人には本人にその自覚症状がないということです。

本人はそれなりに物事をきちんと考えた上で行動しているように思っていても、実際には大して考えた内容ではないことが多いです。

また、一生懸命にやっているつもりでも、どこかで「面倒くさい」と手を抜いていたり、人生相談をされても話を適当に聞き流して、相手に対して親身にならなかったりします。

人の感情の変化に対する気付きにも鈍いため、目の前の人から言われた嫌味にも気づかないこともあります。

反対に自分の発言によって相手が傷ついても、傷ついたのだということを理解していないことが多いです。

例えば自分が夢中になっていることや、趣味があればそれを熱心に人に聞かせる機会があるでしょう。

普通の人なら、熱心におしゃべりをしながらも相手の反応を伺って、興味がなさそうなら適当なところで話を切り上げて次の話題に移ろうとします。

しかし、思慮が浅い人は自分の話に夢中になり過ぎることと、相手の反応をよく理解していないことで、自分が満足するまで相手の気持ちはお構いなしでマシンガントークを繰り広げます。

その結果周りの人たちはどんどん相手にしてくれなくなりますが、そのことにすら気付けないことも珍しくはないのです。

6.「ミスすること」を理解していない

思慮が浅い人は何度もミスを繰り返します。

ミスを繰り返す理由は、「何故ミスをしたのかきちんと反省をして次に活かさないから」「集中力や注意力が欠けているから」「正しいかどうか不明な時点で人に確認するなり聞くなりしないから」「よく考えずに行動してしまっているから」などが挙げられます。

思慮が浅い人は、これらすべての理由が当てはまります。

きちんと物事を考えてから行動せず、思い付きで行動に移してしまうためミスが多く、また作業中にも注意力が散漫なためうっかりミスが多いです。

そして自分がミスをしてしまった原因を追究せず、また「次は気をつけよう」と反省して気持ちを入れ替えることもないため、同じようなミスを連発します。

ミスを繰り返すことで上司に怒られても、まともに説教を受け取らずに適当に聞き流すことが多いため、ミスが治ることはなく上司からの印象も悪いままになってしまいます。

仕事をクビになるような本当にピンチの状態にでもならない限りは、ミスをしたことについて真剣に考えて反省することもありません。

そのため、自分が何故こうもミスを繰り返してしまうのかということについて、本人が自覚、理解していないことが多いのです。

どんなことでも本人が自覚することは大切ですし、本人が自覚しようとしなければ周囲の人がどれだけアドバイスをしても全くの無駄になってしまいます。

思慮が浅い人はこの手の典型的なタイプですので、人から何を言われても自分できちんと自覚をしない限りはミスがなくなることもないでしょう。

7.物事を片方からしか見ることができない

思慮が浅い人は、物事を片方からしか見ることが出来ません。