要するに失敗から学ぶ姿勢を持つという事は、気持ちが常に前向きでその失を決して他人のせいにせず、全てを自己責任に上で更にその失敗事例を肥やしにして上昇していこうとする姿勢が伺えるからです。
そもそもちょっとやそっとの失敗で、すぐにめそめそしたり落ち込んでいたりしたらその挑戦への成果はいつ出るか分かりません。
なので成功するために挑戦者は失敗から学んで次へのステップにつなげるのです。
挑戦者の心理状態は人によってまちまちでしょうが、気持ちが前向きでないとちょっとの失敗で大きく落ち込む事は容易に想像できます。
ポジティブさはあらゆる成功への鍵なのですよ。
11.恐怖を恐れない
挑戦心をもつ人の特徴の11個目は「恐怖を恐れない」です。
この「恐怖を恐れない」も根本にあるのは「ポジティブ思考」を持っているかどうか、という部分にリンクしてきますね。
先ほども申しましたように、挑戦者の心理状態は非常に不安定です。
短期間で決着がつく挑戦ならいいですが、長期戦で決着が見えるまでに5年も10年もかかるようなものに取り組んでいる場合は、挑戦しているどこかの時点で気持ちに不安感を覚えるものです。
「もしこのまま頑張っても結果が出なかったらどうしよう」「ここまでやって来て今更出来ませんでした、とは言えない。
どうしよう」などという恐怖感があなたを襲ってくるのは必至です。
よって真の挑戦者はそういった恐怖感に打ち克つだけの強い心意気を持っていなければなりません。
しかし、これは口で言うには簡単ですが、実際やってみたらこれほど苦しく逃げ出したくなるようなものはありません。
このように恐怖心を恐れない強い心、または恐怖心をいい方向に捉えて常にポジティブな考え方にできる心。
こういったものが備わっている人が真の挑戦者といえるのでしょうね。
12.賢くて強い
挑戦心をもつ人の特徴の12個目は「賢くて強い」という事です。
そうですね、ここの特徴にもポジティブさが垣間見えますね。
正しい挑戦心を持つ人というのは常に賢く振る舞い、いざという時にも決して慌てずどっしりと構えて対処できる図太さというか「強さ」を持っていますね。
でも、これはそういう特徴を持っていないと挑戦を達成することがいかに難しいか、を如実に表したポイントだと思います。
そう、挑戦というのはそんな容易いものではないのです。
何せ、自分が今まで行った事もない未知の領域に足を踏み込むのです。
今までのような生き方ではとても会得出来ないようなことが山のように待っているのです。
だから常に賢い生き方を行い有事にも強いハートを持っていなければならないのです。
物事を成功させるコツも実はこの「賢く強く」に凝縮されているのですよね。
13.毒のある人の毒を消す
挑戦心をもつ人の特徴の13個目は「毒のある人の毒を消す」です。
挑戦を試みようと思う人がまだ独身で家族も持っていない立場の人ならばいいでしょうが、そうでない場合はあなたの周囲で「毒」を吐く人が必ずや現れます。
あなたが男性ならばまずは奥さんが。
そして会社の同僚、上司。
あるいは所属する組織に同僚などなど。
皆、あなたの事を心配する気持ちからと奥さんへの同情から敢えて毒を吐くのです(中にはあなたの夢のある行動を妬んで毒を吐く人もいますが)。
そういった外部の声を遮断できるかどうかも挑戦心のある人の一種の能力となります。
ただ、現実的には四方八方が満足いく回答で納得する、という立場にはなかなかなれませんけどね。
例えば社会人になって10年目のあなた(男性)が突然、「弁護士になる!」と言って会社を辞めて勉強に入ってしまったらどうなるでしょう?
その家が超裕福で旦那が1年や2年くらい遊んで暮らしててもびくともしない稼ぎを奥さんが持っているならばいいですが、現実的にそんな絵に描いたような家庭はほぼないでしょう。
奥さんの猛反発が待っている他ありませんね。
まあ、例えがよくないかも分かりませんが、挑戦するものが簡単で仕事の片手間代わりに出来るものならばいいでしょうが答えが出るのに何年かかるか分からないものに果たして家族がOKサインをすんなり出せるでしょうか?
しかし、本当の挑戦者はこういった外部の「毒」を一切遮断できるのです。