この事例は前にも紹介させてもらいました、冒険家の故・植村直己さんが最も印象に残る存在なのではないでしょうか?
植村さんの挑戦心は限界を知りませんでした。
数々の無謀とも思えるような冒険を次々と達成させていきました。
しかし、そこには常に「死」と隣り合わせの危険性を備えていなかった事はただの1度もありません。
案の定、植村さんは帰らぬ人となってしまいました。
この事を残された人々がどう判断するかが各人の考えにお任せするしかないでしょう。
とにかく挑戦心の強さが自分の生命も顧みないものに目が行ってしまう事は往々にしてあるようです。
いくら挑戦心があっても命あってのものです。
命がなくなってしまったらどうしようもありません。
そこのところはよくよく考えてもらいたいところだと思いますね。
夢中になりすぎるところがある
挑戦心の強い人の短所の4つ目は「夢中になりすぎるところがある」です。
挑戦心の強い人は得てして周囲が見えません。
自分の世界にどっぷりとはまり込みます。
だから家族や他の人達から煙たがられるのかもしれません。
例え挑戦している内容がノーベル賞狙いの崇高なものだったとしても見る人によってはただの道楽遊びにしか見えないこともあるでしょう。
科学者の研究などもこの部類に入ってしまうのかも知れません。
そんな事に没頭するくらいなら赤ちゃんのおしめを替えたりお風呂に入れてあげて!と、嘆く奥さんの顔が思い浮かぶ感じも致しますね。
挑戦するという事は、主観の違いによって尊くもなりただの道楽にもなってしまいます。
だから周囲の協力なしに独り合点で初めてしまって夢中になりすぎると、あなたは一気に「変人」のレッテルを貼られる可能性大でしょう。
しかし、真の挑戦者はむしろそれを光栄な事と、喜ぶかも分かりませんけれどもね。
挑戦のためなら周りに迷惑をかけることもある
挑戦心の強い人の短所の5つ目は「挑戦のためなら周りに迷惑をかけることもある」です。
ウウン、この特徴、言い得て妙というか、「挑戦のためなら周りに迷惑を必ずかける」と言った方が当たっていそうですね。
それくらい挑戦心の強い人間は周りの事を考えている余裕などありません。
そんな無駄なところにエネルギーを使うくらいなら今やっている自分の挑戦に1秒でもいいから投入したいのです。
一般家庭でこのような特徴を持つ人がいれば、家庭を維持させていくのは大変でしょう。
挑戦心を最後まで持続させるためには家族の協力なしでは実現しにくい、という事を胆に銘じておくべきでしょうね。
浪費家
挑戦心の強い人の短所の最後の6つ目は「浪費家」という事です。
挑戦にはお金がかかります。
その費用を本人が事前に用意しているのならいいのですが、全くお金に対して無頓着な癖に自分のやりたい事を挑戦したい、などとなったら家計を預かる奥さんにとったら目も当てられない事態になってしまうでしょう。
挑戦というものはいつ決着がつくか分かりません。
それが途方もなく大きな目標だったら尚更です。
お金の管理も出来ない人が無謀に挑戦に走ってしまうと家族が悲劇を被る。
これは歴史が証明している事実なのですからね。
挑戦心を磨く方法♪
それではここからは挑戦心をいかにして磨いていくのか。
その方法についてみていく事にしましょう。
何かに向かって挑戦していくというのは、人格形成期においては非常に有意義な事です。