ただ、その後遺症はただ事では済まされないですが、ね。
14.常に変化を求めている
挑戦心をもつ人の特徴の最後の14個目は「常に変化を求めている」です。
何かに対して挑戦心を燃やしている人間は「平凡」や「安定」といった生き方を好みません。
というか、出来ません。
毎日、電車に揺られて会社に行って定時になったら帰ってくる。
このありふれた家庭のパターンを挑戦心を持つ人は忌み嫌うのです。
もうこれは理屈でどうこう言える範囲のものではりません。
挑戦心を持つ人の「本能」なのです。
そうしないと自分が今、生きていることの意味が分からないからです。
よって挑戦心を持つ人は常に変化を求める事になります。
冒険家の故・上村直巳さんが見事にこのパターンにはまるのではないでしょうか?
挑戦心をもつ人はじっとしていられないのです。
周囲の人はこの特徴を早く見抜いてあげることが、その人の悔いなき人生を全うさせる最高のフォローになるのでしょう。
挑戦心が強い人にも短所が?!
さて次は、挑戦心の強い人のちょっと困った点、つまり短所を見ていく事にしましょう。
何かに挑戦する姿勢は非常に素晴らしい事なのですが、反面、いいところもあれば悪いところもあるのが人間の行いです。
挑戦心の強い人の短所を6個、ご紹介致しましょう。
失敗して立ち直るのが遅い
挑戦心の強い人の短所の最初の1つ目は「失敗して立ち直るのが遅い」です。
いくら頑強な身体と熱い思いでひたすらに成功目指して挑戦していようとも、その思いが強ければ強いほど、失敗した時の挑戦心を持つ人の立ち直りは「遅い」と言わざるを得ないようです。
これは挑戦者の大部分が楽天的な発想になれないからかもしれませんが、挑戦とはそんな悠長な事を言っていられるほど甘いものではない、という事の裏返しにもなっているわけですね。
よってあるところまで成功段階に差し掛かってきての失敗は相当応えるし、そのショックの大きさは想像を絶する、という事が言えるのです。
そして、そういった時の落ち込みようは尋常ではありません。
酷い場合は1年も2年もふさぎ込んでしまいやる気も失ってしまい廃人のようになってしまう可能性もあるかも分かりません。
挑戦心のある人は目標に向かって走っているうちはいいのですが、ひとたび躓いてしまうと、立ち直るのに相当時間がかかると思わなければならないでしょう。
失敗した内容によってトラウマになることも
挑戦心の強い人の短所の2つ目は「失敗した内容によってトラウマになることも」です。
トラウマ。
精神的外傷、あるいはその外傷体験ともいえる行為です。
これは自身が自信をもって臨んでいた事業や研究、スポーツ等でその自信を揺るがし結果をひっくり返すような行いを受けた際に負ってしまう心の深い傷、とでも言ったらいいのでしょうか。
よって一旦トラウマに見舞われると、その行為を行う事に自身の気持ちとは裏腹の心のブレーキがかかってしまい、その行為を行う事を躊躇し、やがては完全に苦手意識を植え付けられ心に「恐怖心」をも植え付けられてしまうほどの後遺症を与えてしまうのです。
挑戦心強き人は、取り組んでいる事にある程度の自信と手応えをもって臨んでいるはずです。
その自信のあるはずの事がいかなる理由にせよ、思うようにいかない、あるいは考えられないような失敗をしてしまう。
揺るぎなかった自分の信念が崩壊する瞬間でしょう。
トラウマとはそれくらいレベルの高い人が被ってしまう心の傷なのです。
だから立ち直りに時間がかかってしまうのです。
絶対的自信家は得てして素人の思惑では到底考えつかないような部分で悩んでいるという事を悟ってあげたいものです。
生命に関わることにも挑戦する
挑戦心の強い人の短所の3つ目は「生命に関わることにも挑戦する」です。