そうなると、余計に過去の自分を振り返りたくはないかもしれませんね。
雰囲気が変わるということは、過去との決別を意味している人もいます。
地方から上京した
地元にいたときはジャージ姿で近所をウロウロ出来ても、都会に上京してくるとなかなかそうは出来ないものです。
都会の人はいつも化粧をして着飾って町を歩くイメージがあります。
実際はそうでない人もいるでしょうが、そういうイメージの町に住むと、自分もそうしなければならないような気になるものです。
町のイメージにはさまざまあります。
例えば、白金に住んでいる人はみんな華やかで高級感溢れる服を着ているようなイメージがありませんか?
東京下町に住んでいる人は江戸っ子ってイメージがあるかもしれませんし、青山はセレブ的なイメージ、横浜はステキな海の香りがしそうな都会的なイメージがあるでしょう。
しかし、実際に住んでいる人がみんなこういうイメージに合った格好をしているかというと、必ずしもそうでないことはちょっと考えればわかることです。
それでも、自分がその町に住むことになった場合、自分が抱いているイメージに合うような格好をして歩こうと思ってしまうものですし、そうでない格好で歩くことを恥ずかしいと思ってしまいます。
特に自分の中でおしゃれに目覚めていなくても、住んでいる町のイメージに合わせて自分の雰囲気が変わってしまうケースもあるでしょう。
昔の写真を隠す
前にも書いたように、雰囲気がガラッと変わって新たな自分となり、その自分が新しい友人や彼氏を作った場合、過去の自分を見られるのが非常に恥ずかしく感じるものです。
黒髪にメガネ、ボサッとした印象だったとすると、余計に人に見られたくありませんよね。
そういう自分を変えたくて外見を変えている人はたくさんいます。
過去の自分を知る人がいない土地に移って、新たな自分としてそこで生活していこうと心機一転する人もたくさんいます。
そういう人にとって、過去の自分の姿は嫌悪感すら抱くくらい見たくないものになってしまっているかもしれません。
このような場合、引っ越し先に過去の自分の写真を持って行くなんてことはまずしません。
ですから、新たに出来た友達や彼に過去の自分を見られる機会は少ないでしょう。
しかし、お付き合いしている彼の場合、結婚まで話が進んだりすると、実家に行く機会だって出てきますね。
そうなると、さすがに過去の自分を見られることになってしまいます。
結婚まで話がいっているにも関わらず、過去の写真のせいで別れるなんてことにはならないでしょうが、それでも初めて見せる時には緊張するものだろうと思います。
昔の友達に会いたがらない
昔の写真を隠すことと同じですが、過去の自分と決別して新天地で心機一転頑張っている人は、自分の過去を知っている人に会いたくありません。
過去の自分とは見た目が違うのはもちろんのこと、性格だって変わっているはずです。
例えば、地味で暗いイメージから都会へ出て明るいキャラで頑張っている人がいたとしましょう。
せっかく明るい性格で楽しい毎日を過ごせていたのに、例え都会で会ったとしても、昔の友達の前だとなぜか自分の性格も昔の自分に戻ってしまうものです。
それは、昔の友達というのは、学校で知り合った友達であることが多いからです。
つまり近くに住んでいるとか、同じクラスになったから友達になったわけであって、価値観や性格が合うわけではありません。
当時は性格が合っているように見えていても、社会に出てさらにさまざまな人に出会うと、より自分に合う人に出会えるものです。
そうなると、もう過去の友達は「合わない人」になってしまいます。
しばらく離れて生活していたのであればなおさらです。
環境、価値感…何もかもがますます変わっている可能性だってあるのです。
もし昔の友達に誘われたら、会いたいと思う人はいいですが、そうでない場合はやんわりとお断りするのがベストだと言えるかも知れませんね。
昔の話をあまりしない
昔の話をするというのは、実はあまりよくないことです。
過去の自分ばかりを振り返って「昔は良かった」なんて言っていては、現状は全くよくはなりません。
ですから、昔の話をしないというのは、今現在が非常に充実していることを意味しています。
雰囲気が変わって大人の女性になり、毎日を楽しく過ごしている場合、あえて地味で暗かった昔の話をしようなんて、あまり思いませんよね。