最愛の恋人との別れを経験したり、好きな人に振られることってありますよね。
思いが大きければ大きいほど失恋の傷は深く、その分立ち直るのにも時間がかかるもの。
何歳になっても失恋は慣れない方が大半なのではないでしょうか。
落ち込んでいても仕方がないからと無理に明るく振舞ってみるものの、余計に精神的に擦り減って仕事もプライベートも上手くいかないこともしばしば。
そこでこの記事では、振られた時の立ち直り方と吹っ切れるまでの期間について解説していきます。
辛い時に無理をすれば余計にしんどくなるのは体も心も同じ。
無理に元気なふりをするのではなく、自分の気持ちに向き合って傷を癒してくださいね。
辛い辛い失恋から立ち直るためには?
相手の思う時間が長く、思い出や気持ちが強いほど失恋の痛みが心に突き刺さります。
失恋が辛いのには科学的な理由があります。
脳科学の実験によると、恋愛をしているときに出るドーパミンが興奮状態や幸せをもたらしており、失恋後もさらなるドーパミンを脳が渇望するために薬物中毒患者が薬を絶たれた時のような反応があるということがわかっています。
つまり、上手な立ち直り方にはこのドーパミンの扱い方を上手くやれば良さそうですよね。
では、立ち直るまでの期間や方法を具体的に見ていきましょう。
失恋から立ち直る期間
失恋から立ち直る期間は人それぞれです。
最短で次の日には元気になっている人もいれば、数年にわたって思い続けている人もいますよね。
一般的に、女性は失恋当日から数日~数週間程度は落ち込むもののその後は忘れられるでしょう。
男性は失恋当日から数日は明るく振舞うものの、数日後に落ち込むというタイムラグがあるといわれています。
この違いは失恋後の考え方の差によるものです。
女性は即座に失恋したという状況の理解と対処に徹するため、数日間はその作業中で落ち込むのですが、男性は即座に一時放棄します。
そのため数日間は明るいのですが、その間に次のドーパミンが出ることがなければ失恋と向き合わざるを得ず落ち込むというわけです。
基本は心が晴れるまで
失恋期間はここまで立ち直ったらおしまい、という明確なものはなく、基本は心が晴れるまでです。
対外的には立ち直っていても一人になれば落ち込んでしまうようであれば、まだ立ち直っているとはいえません。
うやむやにせず心が完全に晴れるようにしてあげたほうが心の状態が健康に保てます。
長くても1〜2ヶ月
平均的には長くても1~2ヶ月もあれば大体の人は立ち直ります。
どれだけ辛くても現実世界が待ち受けていますし、戻らぬ恋に心を奪われていても時間を無駄にしてしまいます。
また、1~2ヶ月の間に日常生活の中で新たな刺激や他に考えなければならないことがたくさん出てくるので、自然と失恋の傷が薄れていきます。
あるいは、失恋による喪失感や辛さが恋心によるものであればまだ失恋期間といえるでしょうが、かけてきた時間やお金への損失などを考えて怒りに変わってきたら立ち直ってはいなくても失恋の痛みとはいえないでしょう。
失恋から立ち直る期間が長引く人の特徴
長くても1~2ヶ月と記述しましたが、それ以上に長引く人もいます。
ではなぜそんなに長引いてしまうのでしょう。
創作活動に従事する人であればそれも経験として刺激になるのかもしれませんが、多くの場合、客観的に見てメリットがあるとは思えません。
本人が失恋の傷が長引いてしまって苦しんでいるときは、自ら長引かせる行為を無意識にしている恐れがあります。
その特徴を見て、もし該当するものがあれば止めてみましょう。
思い出に浸る
失恋したとはいえ、その経験が良いものであったと認識したいがために何度も幸せだったことを思い出すことがあるでしょう。
言ってみれば、失恋による損失をいままでの利益で相殺しようというわけです。