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オタクの基準はどこから?現在では良...(続き3)

「オタク」と言われる人はこんな人

今の時代の「オタク」と言われる人とは、どのような人でしょうか。

ある一定の分野にこだわる

オタクは、みんなが手をつけているような平凡なことには興味がないのです。

興味があっても、他人と比較されることが嫌いなことと、他人と一緒に表に出ることを極端に嫌っているからです。

自分のことを告げ口されたり、陰で悪口を言われることが嫌いなのです。

噂をされると思うだけで、閉じこもってしまう性格なのです。

だから、誰も気付かないような特別な興味に集中するのです。

そしてそこに感動を覚えると、ある一定の分野にこだわって没頭してしまうのです。

ある一定の分野を極めている

オタクという表現が適切かどうかは分かりませんが、世界的にも有名な科学者というものは、大なり小なりオタクっぽい性格の持ち主と言えます。

誰もが素通りするような現象でも、オタクにとっては興味津々な材料でもあるのです。

発明王トーマス・エジソンもその一人です。

幼い頃は学校でも仲間外れにされていて、今でいう自閉症を患っていたと考えられます。

小さい頃は目につくものの原理が知りたくて、なぜ燃えるのかということに興味を示し、落ち葉に火をつけて燃えるのを観察していたら、納屋が火事になったという逸話もあるのです。

つまりオタクに特有の強いこだわりを持っていて、極端に限定されたもので興味あるものだけに熱中したそうです。

その性格がある一定の分野を極めることに繋がって、発明王として名を残したのです。

ある一定の分野の知識が豊富


興味があって取り組むのですから、難問にぶつかってもへこたれません。

その時に知識がなくても独学で学び、解決策を見出すアクティブさは持っているのです。

一つ問題を解決すると、また次の問題にチャレンジするという意欲を持つのです。

どの教科書にも載っていなくても、ネットで検索したりその道の経験者に聞いたりして、知識を集めるのです。

だから、ある一定の分野の知識は豊富で、誰にも負けないという自負があるのです。

ある一定の分野に対して予想し比較する

いろんなオタクがいますが、自然界のある部分を観察し続けたり、これまでの言い伝えや迷信を集めているオタクもいます。

鳥や蜘蛛、昆虫や空の雲など、これらを継続して観察し続けて、災害との関連性を予想するオタクもいます。

過去に大きな地震災害が起こった時に、これを観察していると、未来の災害の発生が予知できるとまで公言している人もいるのです。

よく聞くのが、ナマズが暴れると地震が近いという噂です。

地震学者が地震の予知は極めて難しいとの結論を出していますが、地震オタクは諦めていません。

東京都の水産試験場が中心になって、1976年から16年間に渡りナマズの異常行動と地震の関係について研究されました。

もちろん、科学的根拠も考えられるのですが。

その結果では、東京都の震度3以上の地震87例のうち、地震前にナマズの異常行動が見られたのは27例あったそうで、率にして3割1分であったそうです。

野球のバッターであれば、3割バッターで優秀な選手と言えます。

このオタクの観察では、地震学者よりも確率が高いと言えます。

このように、一定の分野に対して予想し比較することもできるのです。

現代の〜オタク

最近では、自分はオタクだと堂々と公言している人も多く見られます。

以前はほとんどマイナスイメージが強く、オタクは陰に隠れて楽しんでいたのですが、今ではオタクブームも到来して様変わりしている状況です。

以前のオタクの人から見ると、本当のオタクではないとぼやいているようです。

その理由とは、ひとつのものごとに対する執着心が希薄になっていて、ちょっとかじった程度でオタクだと自慢しているとのことです。