わたしが「オタク」という言葉の意味を実感したのは、AKB48のアイドルグループの公演を見に行って、ステージの前に並んで独特の踊りをしながら声援を送っている若者たちを見た時です。
AKB48以外でも、多くのアイドルグループが出現しました。
それらのアイドルグループごとにも、熱狂的なアイドルオタクがいるようです。
アイドルの前で、一糸乱れぬように同じ動作でカラーライトを持って踊っているグループを見ると、何か違和感を持ったことを覚えています。
オタクはキモイと違和感を持った始まりです。
そういえば、混み合った電車の中でも、いい年のサラリーマンが分厚い週刊コミック誌を読みあさっている光景を見てきました。
発売された漫画雑誌を購入して熱心に読みあさる人達も、いわばオタクと呼んでいます。
このように、普通の人から見るとちょっと行き過ぎているかな?と疑問をもたれる人達のことでしょうか?
オタクと呼ばれる人達は、区別というか差別と判断するかは別として、何か分けられている感じがします。
オタクと呼ばれている人達も、そう呼ばれることが自慢でもある人達もいるようです。
アイドルグループの応援の踊りについても、共通のいで立ちで踊りの動作や掛け声まで仲間で取り決めているようです。
これをマスターしていない人は、オタクとして認めないようです。
このようなアイドルに目覚めた人達だけでなく、ごく普通の人もオタクと自称してその中身を公表している人も増えてきました。
何か専門的なことに熱中している専門家と考えているようです。
こんなオタクについて、オタクの基準はどこからなのでしょうか?
興味があるので調べてみました。
※オタクの人は陰キャの傾向にあります。詳しくはこちらの記事を見てみましょう。
オタクの基準はどこから?そもそもオタクって?
以前はオタクという人達は、人目につかない所でひっそりと楽しんでいたものです。
最近では、ネットの普及もあって、オタクの情報はすぐに拡散されてしまいます。
あの人がオタクだって初めて知ったとか、そんなオタクもあったのかと感心することもあります。
「あの人はすごいオタクだから」と相手のことを噂する時には、変わったことに興味を持っているマニアックな人だと軽蔑した言い方なのです。
「私は、その人とはほとんど関わっていないけれどね」と自分がマニアックな人とは繋がっていないことを弁明したものです。
オタクを表す言葉から連想される言葉は、愛好家、ファン、マニア、信者、支持者、追っかけ、専門家、熱中、キモイ、フェチ、ナードなどです。
この中のどれかと関係していれば、あなたはオタクかも知れません。
かといっても、オタクを判定する明確な基準なんてありません。
ある話題になると、いつもはおとなしい人間が、急に能弁になってそれに関する知識や情報を喋り出す人がいます。
それに対して、いろんな知識や経験を持っているけれども、普段は表に出さないような人だけれど、みんなが詳しいことを知らないので困っている時に、そんな人がそれはこう言うことだからと教えてくれたものです。
みんなから、あの人は物知りだからと尊敬されたものです。
この両者の違いはと言うと、前者の場合は能弁になった人は一方的に喋りまくるのです。
聞いていないことまで、ありったけの情報を教えて、自分がこの件では一番知識があるとアピールするのです。
しかも、誰かが途中で質問したリ口をはさむ余地を作らないのです。
アピール中は、誰にも口を挟ませることを許さないのです。
その話にはまったく興味がない人にも、延々とアピールをし続けるのです。
興味のない人にとっては、聞いているのが苦痛に感じてしまいます。
このような人間がオタクの特徴なのです。