それで、人はマスクで隠れている部分を見えているつもりで、自分の中の過去のイメージや、さらには自分にとって都合のいいように補っています。
ということで、顔を隠しているということは、見る人に自由に理想的な顔を当てはめる余地を与えていて、想像力をかきたて、みんなそれぞれ自分の好きな顔を想像しているので、見る人は「美人だな」と思い込むのです。
それで、実際にマスクを取った時に「あれ?イメージと違ったな」とか「こんな顔だったの!?」ととても驚くことがあります。
もともと見えていなかったんだから、驚かなくてもいいはずなのに驚くのは、この「空間補完効果」によって脳が見えないところを補って、「こんな感じだろう」と見せてくれていたからなのですね。
鼻から下が見えなくなる
マスクをしていると鼻から下が見えなくなります。
では実際、皆さん自分の顔を鼻から下を隠してみてください。
なんだか、魅力的に見えませんか?
鼻から下がすっごく美人という方は別にして、目元の方が魅力的な人はマスクをすることでその魅力的な部分だけを強調することができるのです。
それで、病院などに行ってマスクをしている女性たちがいると、みんな美人に見えるのは、顔の鼻から下隠れているから、そこはそれぞれみんな自分の好きな顔のイメージを勝手に想像しちゃう、ということなのです。
目元の印象が強くなる
マスクをすると、目元の印象がとにかく強くなります。
目元が魅力的な人は、そのアピールポイントを十分に見せつけることができるわけですね。
それで、目元がキレイな人はマスクをすると美人度が3割増しくらいにはなります。
目力に自信のある人は、マスクでより威力を増した目元で相手を見つめる方法で、男性をイチコロにしてみてはどうでしょうか?
目はメイクで可愛くなれる
自分の目が特別好きではない、という方も目元というのはメイクでかなり盛れます。
目はメイクでいくらでも可愛くなれる箇所なのです。
なので、大体どんな人でもマスクとアイメイクでマスク美人になれちゃいます。
ただ、メイク術は勉強しなくてはいけません。
自分の目をどうやって魅力的に見せられるかという研究する熱意と、できるだけ清潔感のある目元をつくりたいので、繊細な技術が必要です。
しかし、そんなに難しく考えなくても、カラコンとかつけまつげとかアイラインやアイシャドウなどで素敵な目元は作れます!
輪郭がすっきりして見える
マスクをすると小顔効果があると言いましたが、さらに輪郭がすっきりとして見えるということもあります。
なぜ輪郭がすっきりして見えるのかというと、マスクというのは立体的な構造になっていることを思い出してください。
その立体的な構造ゆえに、鼻が高く、顎はシャープに見えます。
本当のところどんな輪郭をしているとしても、マスクをしている以上実際には隠れていて、見る人の主観で想像されているので、シャープで小顔に見えるわけです。
すっぴんを隠せる
多分、多くの女性がすっぴんを隠すためにもマスクを使っているのではないでしょうか?
ちょっとそこまで買い物に行くとき、化粧をするのがめんどくさい時ってありますよね?
そんな時には、マスクをつけて眉毛と目元だけちょっと化粧をすれば、もうキチンと感がでます。
疲れたときとか、メイクをする気になれないという時のすっぴん隠しにもいいですよね。
さらに、肌が荒れてしまってファンデーションを付けられないという時もあるかもしれません。
そんな肌トラブルが起きた時にも、ちゃんと美人オーラを出していたいという日には、マスクを使ってカモフラージュしてしまいましょう。
表情を隠せる
さらに、マスクをしていると表情が見えにくいです。
それで、表情が見えない分相手に「本当はどんな顔をしているんだろう?」という妄想をかきたてることになります。
そこもミステリアスな魅力の一つになるのかもしれません。
それに加えて、今日は人に会いたくない気分だという日もありますよね?
人前で表情を作るのがめんどくさいなと思う時だってあるでしょう。