ですが、そんな事をしているのにも関わらず自分を卑下する人の多くは繊細で傷つきやすいガラスのハートを持っている方が殆どです。
本当は傷つき易いからこそ、相手に傷つけられる前に自分でバリアを張っているんです。
それが、自分を卑下するという行動に繋がて居るのです。
相手に傷つけられるくらいなら、先に自分で自分を傷つけてしまおう。
そんな極端な考え方が、自分を卑下する人の心の中には渦巻いて居るのでしょう。
本当は褒められたい
もし、あなたの周りにいる人は自分をとても卑下していたらどうでしょうか。
きっと『そんな事ないよ』と声をかけてあげる事でしょう。
その言葉こそが、本当に求めている物なのです。
自分を卑下する人は、本気で自分がダメな人間だと感じている人も居ます。
ですが、その一方で本心では思っていないのにもかからわず、そういった言い方をする人が居ます。
その人々の心理としては、自分自身で自分の悪口をいう事によって他の人に自分の存在意義を耳止めて欲しいと願って居るのです。
その為に、あえて自分を卑下する事によって相手からの言葉を引き出そうとしているのかもしれません。
それはもはや、無意識のうちに行っている場合もあります。
無意識に行ってしまってるからこそ、タチが悪いとも言えるのかもしれません。
傷つくことが怖い
人は誰しも傷つきたくないと考えて居ます。
だからこそ、自分を守る為に嘘を付いたりするのでしょう。
自分を卑下してしまう人もまた、自分が傷つきたくないからこそあえて自分の事を卑下している場合もあります。
自分の事を自ら卑下する事によって、相手からの攻撃を防ぐ事が出来る様にもなるのです。
他人から言われるくらいなら、自分が先に言ってしまおうという心理なのかもしれません。
ですが。
いくら自分で話した言葉だとしても、結局口から言葉が出た次点で耳には必ず届きます。
だからこそ、傷つく事も十分に考えられるのです。
誰になんと言われても気にしない人も中には居る事でしょう。
ですが一方で、その言葉によって傷つく人も居るのです。
幼少期、十分な愛情を受けてなかった
人の心は、幼少期の経験が大きな影響を及ぼすと言われてきます。
それは、自分を卑下してしまう人にも当てはまります。
と言うのも、人は自己肯定感という感情があります。
これは、自分は素晴らしいと感じる事が出来るかどうかという部分の感情です。
この感情がしっかりと備わって居る人は、自分の可能性を感じ自分は素晴らしい存在だと考える事が出来ます。
その感情が余りにも強い場合には、少々うっとおしい用にも感じてしまうかもしれませんがそれでも自分としても自分の事を好きだと感じながら生きる事が出来るのであれば幸せだと言えるでしょう。
その感情は自分で育てることも出来ますが、基本的には親から与えられる愛情によって育って行きます。
親から無償の愛情を受ける事が出来る事によって自分の考えかたを作って行く事が出来るのです。
ですが、自己肯定感を作る幼少期に、親から十分な愛情を受けることが出来なかった場合、自分を無条件に認めて貰う事が出来ずその感情が満たされないまま大人になってしまう可能性があります。
その結果、あえて自分を卑下する事によって周りの人に注目されたいと思う様になってしまうのでしょう。
子供の頃の経験を取り戻す為には、自分自身で努力して行くほかありません。
自分自信を成長させる為には、大人になった今努力して自分の気持ちをコントロールするべきなのです。