自分を卑下する人に対して、多くの人は『そんな事ないよ』と慰めてあげる事があるんでしょう。
この慰めてくれる優しさを求めいるのです。
ですが、それも繰り返し行われれば相手は段々面倒になってくる事でしょう。
もういい加減にして欲しいと思う事もあるかもしれません。
劣等感が強い
自分を卑下する人の中には、本当に自分の事が嫌いな人も居ます。
その場合『どうせ自分なんて』という気持ちを強く持っているのです。
だからこそ、他人に対しても自分の事を悪く言ってしまう事もあるのでしょう。
自分の事を悪くいう事によって、どこか心が落ち着くと言う事もあるのかもしれません。
ですが、それを聞かされている相手はどうでしょうか。
きっと嫌な気持ちになるに違いありません。
なんて答えたら良いのか分からずに面倒に感じてしまう事だってあるでしょう。
また、自分自身で自分のことを悪く言っているのにも関わらずそれをする事によって更に自分の心を気づ付けてしまう恐れもあります。
正に本末転倒ではあるものの、自分で話している内容を自分で聞く事によって、更に自分に暗示をかけてしまうのです。
そうする事によって、自分を嫌いな気持ちを更に大きくしてしまい正に悪循環となってしまうのです。
安心したい
人に褒められる事は嬉しことです。
ですが、そうそう褒められるタイミングはありません。
大人になれば、更にその機会は減っていく事でしょう。
その欲求を満たす為に、人は他人からの言葉を欲する場合も多々あります。
自分の事を褒めて貰えれば、誰しも嬉しい気持ちになる事でしょう。
そうした言葉を貰う事によって安心する事が出来ます。
その為に、あえて自分の事を卑下して相手に自分のいい所を褒めて貰おうとするのかもしれません。
自分に自信がない
基本的に、自分の事を好きな人は自分の事を卑下しません。
自分の事が好きでは無い・理想の自分になることが出来ないなど、自分に自信が無い人の方がより多く自分の事を卑下するようになります。
自分では意識していなくとも、会話の端々から自分を卑下するワードが次々に出てくる事によって周りの人は聞いていて嫌な気持ちになる事でしょう。
また、最初はそんな風に思っていなかった方も、余りにもその意見を聞かされる事によって、段々それが正しい意見のように思えて来ることもあります。
結果として、自分の価値を自ら下げてしまって居るのです。
それをした所で、自分には何のメリットもありません。
自分のいい所を相手に気が付いて欲しいのであれば周りくどい言い方はせずに素直にアピールして行きましょう。
それをせずに卑下する話ばかりをしていては、周りの人まで洗脳して行く事にもなりかねません。
言葉にはそれだけ強いパワーがあります。
そのパワーをきちんとコントロールする事が出来なければ、自分を苦しめる事にも繋がるでしょう。
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人間には色々なタイプの人が居ます。