そつなくこなすのが得意な人は、人間関係をよく把握しているので無理な仕事を押し付けられることもなく、組織の中で評価を落とすこともなく、飄々と仕事をこなしていけるのです。
危機管理能力が優れている
そつなくこなすのが得意な人は、危機管理能力にも優れています。
そつなくこなすのが得意な人は、隠れた危険のキザハシ・ちょっとした兆候を見つけ出すことがとにかく得意です。
まるで経験豊かな刑事(デカ)か推理小説に出てくる名探偵シャーロック・ホームズの観察術のようです。
問題は大きくなってからでは対処が大変です。
問題が小さい内であれば、より少ない労力で対処することが可能です。
そつなくこなすのが得意な人は、危機をすばやく察知したら間髪おかず、どう解決すれば良いかについても判断して行動をすることで危機に対処するのです。
小さなミスや欠点を気にしない
そつなくこなすのが得意な人は、小さなミスや欠点をあまり気にしません。
重要なこと、仕事のポイントを抑えることに長けている人ですから、同時に些細と判断したことについては、ミスや欠点があって当然だと考えているのです。
ビジネスの世界は、よく戦争(ウォーゲーム)に例えられます。
戦争の作戦に於いては、味方の被害がゼロで敵を全滅させる完璧な作戦は存在しません。
ビジネスの世界も同じです。
「選択と集中」という言葉をお聞きになった事がある方も多いでしょう。
ビジネスで勝つ為には、つまり成果を挙げるためには、重要なポイントを正しく選択してリソース・労力を集中することです。
選択されなかった部分は手薄になりますし、部分的には負けることも致し方ないのです。
非情に見えますが、ビジネスの現場は学校の100点満点を目指す試験勉強とは違うのです。
完璧主義ではうまくいきません。
完璧よりも速いことが大事です。
「拙速を尊ぶ」のです。
人の見てないところで努力している
そつなくこなすのが得意な人は、実は人の見ていないところで努力している人も多いのが実情です。
学校にもクラスに1人は居たでしょう「おれも勉強なんて何もしていないから」といいながら陰で必死に勉強して良い点をとっていた秀才君です。
そつなくこなすのが得意な人には、実は2種類いるのです。
特に努力していなくても何でもこなせてしまう真性の天才タイプと、そこそこ才能があるけれど人知れず努力することで秀でた才能を示している秀才タイプです。
真性の天才タイプは実は非常に数が少ないのです。
東大生は同世代の1000人に1人しかいませんが、更に東大生の10人に1人ぐらいしか天才タイプはいないのです。
日本国中で同じ年にたったの100人ですね。
それ以外は、みんなそこそこの才能+努力型の秀才タイプなのです。
あなたの職場にいるそつなくこなすのが得意な人は、天然記念物級の天才タイプでしょうか?それとも努力型の秀才タイプでしょうか?
好奇心がある
そつなくこなすのが得意な人は、好奇心が旺盛です。
ビジネスにおいてもプライベートでも新しいことを見つけると目を輝かして取り組みます。
新しいものごとを見つけて取り組むことで、ポイントやコツを見つけることがどんどん上手くなっていくのです。
新しいものをマスターした成功体験をすることで、また次の新しいことに取り組むモチベーションが湧いてきます。
非常に多趣味な点もそつなくこなすのが得意な人の特徴です。
そういう意味では、そつなくこなせる人の大元の特徴を1つ挙げるとすれば、この「何にでも好奇心が旺盛」なのかもしれません。
自信家でプラス思考
そつなくこなすのが得意な人は、自信家でプラス思考です。