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私情を仕事には挟まないほうが良い1...(続き2)

ですが、そのような場において、自分が個人的に抱いている感情を相手にぶつけてしまうことが、私情を挟むという意味になるのです。

相手に対する気持ちを全面に出してしまうような行動をとると、周囲からもおかしいと思われて「あいつは私情を挟んで仕事をしている」と言われてしまいますので、注意が必要ですね。

️仕事に私情を挟まない方がいい11個の理由

まずは仕事に私情を挟まない方が良い理由について見てみることにしましょう。

自分をコントロールしてまで私情を持ち込まない方が良い理由にはどのようなものがあるのでしょうか。

私情を挟むことのデメリットをしっかり知っていれば、少しは自分の私情を抑えることができるのではないでしょうか。

仕事への私情の悪影響はきちんと知っておかなければいけません。

オンオフを区別できない

仕事に私情を持ち込まない方が良い理由の一つ目としては、オンとオフを区別できないというものがあります。

仕事の場においては、オンは仕事をしているときであり、オフはプライベートな時間のことを指しますよね。

きちんとプライベートな時間を過ごすことは大切ですが、このオフの状態を仕事の場に持ち込んでいるのが「私情を挟む」状態にあります。

つまり、オンの中にオフを持ち込んでしまっているのです。

最初は私情を挟んで仕事をしているだけかもしれませんが、それを自分に許していると、いつの間にか自分に対して甘くなってしまい、どちらがオンで、どちらがオフかが分からなくなってしまうのではないでしょうか。

オンとオフの区別というのはとても大切ですが、それをあいまいにしてしまうのが私情なのです。

責任感がなくなる

責任感がなくなるというのも、私情を持ち込むことのデメリットの一つですね。

責任感というのは、その仕事に対して「きちんとそれを行わなければいけない」という気持ちから出てくるものです。

ですが、私情を挟んでいる人というのは、そういった気持ちから仕事をしているわけではありません。

ただ、自分の私情を満たすためだけに仕事をしているのです。

これでは、メインにあるのは仕事ではなく自分の私情ですよね。

この状態で責任感など生まれるはずがありません。

責任感というのは、そう簡単に自分の中から生まれてくるものではないですから、一度私情を許して責任感のない状態に慣れてしまうと、それ以上はどうしようもなくなります。

仕事へのプライドが減る

責任感がなくなると同時に、仕事へのプライドもなくなってしまう点が嫌なところなのではないでしょうか。

仕事へのプライドは、その仕事に対する責任感のようなところから来ています。

その仕事をきちんと終わらせるということに対してのプライドが、私情を挟むことで生まれなくなってしまうのです。

自分の私情を優先してしまっているのですから、仕事に対する誇りのようなものはあるはずがありません。

本当に仕事に対して誇りを持っている人は、自分の私情を挟むことを良しとしないでしょう。

それを許して、仕事を利用して私情を満たそうとしている人は、仕事を軽く見ているところがあるのではないでしょうか。

こんな人が仕事に対してプライドを持っているはずがありません。

仕事に集中できない

私情を持ち込んでいる人は、そもそも仕事に集中していないでしょう。

仕事とは自分のためにするものではなく、何か社会のために貢献しなければいけないというのが本質です。

ところが、その仕事の場で私情を満たそうとしているということは、本来の仕事で目指さなければいけない部分を無視してしまっているということになります。

つまりは、仕事に本当の意味で集中していないということになりますね。

仕事に集中しているときにはそもそも私情というものが浮かんでこないはずです。

きちんと仕事のことを考えていないからこそ、仕事に集中できないということになるのです。

生産性が下がる

生産性が下がるというのも、仕事に私情を持ち込むことへのデメリットの一つなのではないでしょうか。