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私情を仕事には挟まないほうが良い1...(続き6)

私情を挟むのは全面的に悪いことだと言われていますが、それは100%悪いという意味ではありません。

私情を挟むことで良いこともありますし、悪いことももちろんあります。

それらをきちんとわきまえていることが大切ですし、きちんと自分でコントロールしておくことが大切なのです。

それでは、私情を挟むのに悪い面、そして良い面にはどのようなことがあるのでしょうか。

私情はなかなか自分では簡単に切り離すことができない者ですから、しっかりとそのデメリットやメリットを理解しておきましょう。

きちんとそのデメリットを理解しておけば、今までよりもずっとコントロールしやすくなるかもしれません。

️人間関係の中でも私情を挟まない方が良い場面も

ここまでは仕事における私情についてご紹介しました。

仕事における私情というのは、邪魔になる瞬間の方が多いとはいえ、それが役に立つ瞬間も多いというのは不思議ですね。

どちらにしても、仕事とプライベートはきちんと分けておかなければ、あまり良い影響がないということは、ほとんどの場面で肯定されるでしょう。

それでは、人間関係の中ではどうでしょうか。

人間関係を築くプライベートに近い部分では、私情が仕事よりもずっと色濃く出てくるところです。

だからこそ、人間関係はドロドロしてきますし、逆に、相手と深い付き合いをすることができるようになるのです。

仕事をしているときよりもコントロールしなくて良いので、ある意味では自分らしく生きていくことができるでしょう。

ところが、人間関係を築くうえでも、やはり私情というのは邪魔になることがあります。

本当は良い人だということが分かっているのに、その人の周辺で起きていることに関する私情が原因で、相手のことを避けなければいけないということがあれば寂しいですよね。

また、細かい私情で人のことを分類していると、様々な人間と付き合って自分の世界を広げるということができなくなってしまいます。

色々な人と知り合いたいと思っている方は、最初に浮かんでくる自分の私情を取り敢えず押し殺して、相手がどのような人なのかということをまずは受け入れてみてください。

「友達を振った元カレの親友」というようなタグが相手についてしまっていると、それだけで市場が混ざって相手と仲良くしたくないという気持ちは分かります。

ですが、あまり私情を挟みすぎていると、人間関係もプライベートもうまくいかなくなってしまうことがありますよ。

️仕事と私情は切り離せない!バランスが大切

いかがでしたか?ここまで、仕事に私情を挟んで良いパターンと、絶対に私情を挟んではいけないようなパターンをご紹介しました。

仕事に私情を挟むのは子供っぽいと良く言われますが、それでも、仕事に私情を挟んだ方が良いパターンというのも確かに存在するのですから、そこをきちんと使い分けることが大切ですよね。

ただ、もちろん、人間はロボットのようではありませんから、そう簡単に私情を挟むか挟まないかを切り分けるようなことはできません。

挟んで良い私情と、挟んではいけない私情をすぐに切り替えられる人などいないはずです。

そんなことができたら、そうそう仕事で失敗することなどないからです。

ただし、人間はとても感情的な生き物ではありますが、同時に論理的な生き物でもあります。

自分で自分に掛かる影響を見て、冷静に判断するような力も持っているのです。

市場を挟みそうになってしまう場面というのは確かに存在しますが、そんなときにこそ、一呼吸置いて色々なことを考えてみてください。

自分に掛かる影響も考え鳴ればいけませんし、それによって未来がどのように変わるのかということも考えておかなければいけないところでしょう。

きちんとバランスよく私情を使いこなせるようになってこそ一人前です。

最初の内は若さも相まって難しいかもしれませんが、仕事を一番良い方向に進められるように、私情さえも使いこなすことができるようになると良いですね。