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私情を仕事には挟まないほうが良い1...(続き3)

仕事に私情を持ち込んだ段階で、その人が主眼に置いていることは、仕事ではなく私情を満たすことになってしまいます。

仕事である程度生産性を挙げるためには、それにきちんと集中していることが大切です。

そのことをしっかりと考えて、その面で実力を発揮しなければいけないのです。

それなのに、そこの中に私情を持ち込んでしまうと、集中力がそがれますし、自分のエネルギーも他に割かなければいけないことになります。

生産性が下がってしまうと、仕事ができない人だと思われてしまいますし、良いことなどあるはずがありません。

効率が悪くなる

効率よく仕事をするというのは意外と難しいものです。

それは当たり前の話で、効率よく仕事をするためには、どのようにすればエネルギーを使わずに仕事をできるのかということを真剣に考えなければいけないのです。

ですが、私情を仕事に持ち込んでいるときには、仕事のことではなくて私情のことで頭がいっぱいになってしまいます。

やはり、ビジネスのことを考えているよりも、ずっと、自分のプライベートに関係していることを考えたくなるものだからです。

そうして自分のことで頭を一杯にしている人の場合には、仕事での効率など考えられなくなります。

単純作業で何を考えていても仕事が進むというのなら良いですが、私情を挟むことで効率が悪くなる仕事についている人はたくさんいるでしょう。

目標意識が下がる

私情を挟んでしまった場合、その人の仕事における第一の目標は私情を満たすことになってしまいます。

つまり、仕事を仕上げることが第一の目標ではなくなってしまうということです。

これでは、仕事においては目標意識が下がってしまっているとしか考えられません。

私情を満たすことが第一の目標であれば、仕事の方はどうなっても良いということになりますよね。

最悪の場合、仕事があまりうまくいかなかったとしても、私情の方が満たされればそれでよいと考えるようになるからです。

目標意識が低いような場合には、あまりうまくいかないことも多くあるでしょう。

きちんとした目標を持って仕事をしていることで、仕事の質を上げることができるようになりますが、それができなくなってしまっている状態だと考えると良いでしょう。

悩む時間が多くなる

悩む時間が多くなるというのも問題ですね。

時間というのは有限なので、悩んでいる時間が多ければ、その分だけ仕事をする時間が無くなると言ことにもなります。

これでは、物理的に仕事ができない状態になると言っても良いでしょう。

思い悩んでいる時間というのは、確かに人生の中では必要なものに違いありません。

ですが、ビジネスな場で自分のことで悩んでいる時間というのは無駄な時間に違いがないのです。

与えられた時間の中で与えられた仕事を終えたいと思っているのなら、そこに私情で思い悩むような時間を入れてしまってはいけません。

それだけで効率が悪くなりますし、仕事の時間が長くなってしまうという点でも良いことなどないでしょう。

損得で行動してしまう

私情を入れると、その場で損得ばかりを考えて行動してしまうという特徴も出てきてしまいますね。

損得勘定のみで行動しているのは悪いことではありませんが、その損得の基準点が自分の私情にあってはいけません。

会社で仕事をしている以上、しっかりと仕事の面で得になるような判断をしなければいけないのです。

それが、自分にとっての損得で動いているというのなら、それは確かに問題がありますよね。

損得ばかりを頭に思い浮かべて、私情を満たしているような行動をとっていると、それが会社にとっては損になっている場合もあります。

会社にとっての使えない人間に成り下がってしまう可能性もありますので、きちんとした判断をできる冷静な頭がなければいけません。

私情は、その「冷静な頭」を阻害するような働きを持っています。

周りからの評価が下がる

仕事に私情を挟むということは、仕事に集中していないということになります。

さらには、自分のために働いているということになりますので、仕事に対する意欲の低さが露呈していますよね。

また、仕事に私情を持ち込んでいるというだけで未熟な人間のように思われてしまうのです。