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恩を仇で返すような人の12個の特徴...(続き3)

怒っても何も変わりません。

一々怒っていたらストレスで自分が損するだけです。

「あ、これは恩仇パターンだ!」と、フラグをつけて楽しじゃうぐらいが良いのかもしれません。

類義語・反対語・対義語

「恩を仇で返す」には実に多くの類義語があります。

簡単な単語では「恩知らず」「裏切り者」「不義理」あたりが類義語です。

ペットの犬をモチーフにした類義語には、「飼い犬(愛犬)に手を噛まれる」がよく使われます。

「後足で砂をかける」も、「恩を仇で返す」に近いニュアンスがあります。

家をモチーフにした類義語もかなりよく使われます。

「かわや(トイレ)を貸して母屋を取られる」「軒先を貸して母屋を取られる」「片屋貸して母屋取られる」

いずれも、家の一部を好意で貸したのに母屋(家)自体を取られてしまうという構図です。

日本は長らく個人よりも家が大事な単位でしたから、家(母屋)をとられるというのは命をとられる位のキツイ意味合いです。

ちょっと誇張した表現ですが、酷さを上手に強調できています。

「恩を仇で返す」の反対語は、恩に感謝してお返しすることですから、あまり劇的な表現はありません。

「恩に報いる」「報恩」「恩に着る」あたりがよく使われる表現です。

「恩を仇で返す」の対義語は、ひどい事をされたのに良い事をして返すという、まるで仏様のような様子を表す表現になります。

「仇を恩で報ずる」ですとか「怨みに報ゆるに徳を以てす」あたりしか見つかりません。

「右の頬を打たれたら、左の頬を差し出しなさい!」に近い状況です。

滅多にない事態です。

慣用句になっている表現は見つかりません。

恩を仇で返す人の12個の特徴


恩を仇で返す人は、物語の世界でなら話を盛り上げる重要なキャラクターで大歓迎です。

ですが現実社会では、「恩を仇で返す人」には関わり合いになりたくないものです。

恩を仇で返されればそれと分かりますが、その時気づいても手遅れです。

実際には100%確実に「恩を仇で返す人」を見分ける事はできませんが、ありがちな特徴を挙げていきます。

1.自分さえ良ければいい

見るからに「自分さえ良ければいい」生き方をしている人には、恩を掛けない方がいいかもしれませんね。

もし本人が困窮していて余裕が全くないのであれば、仕方がない面はあります。

余裕が全くない時は誰でも「自分のこと」で精一杯になってしまいがちです。

本当に困っている人が自己中心的な行動を取っていたとしても、手を差し伸べてあげるべきなのかもしれません。

ですが、もし周囲の人と同じような普通の境遇にあるのに、「自分さえ良ければいい」というような自分勝手な行動が目立つ人には、恩を掛けるだけ損でしょう。

同じような状況の周囲を気遣う事もなく、自分のことしか考える事ができない人は、たとえ自分の境遇が改善したとしても「自分さえ良ければいい」行動のままです。

恩を掛けてくれた人に恩返しをしようと思わないばかりか、他の困っている人を手助けすることも一切しないでしょう。

自分が所属する集団から搾取することだけ考えて、貢献する考えが微塵も無いのです。

2.ひねくれもの

ひねくれものは扱いづらい存在ですが、必ずしも悪い人という訳ではありません。

ひねくれものはプライドが高い人です。

能力はあるのですが褒めても素直には喜びません。

自分の本音や本心を表に出して他人と深く交わることが非常に苦手なのです。

ですので、ひねくれものにハッキリそれと分かる援助や恩を掛けることはそもそも難しい事かもしれませんね。