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恩を仇で返すような人の12個の特徴...(続き5)

多くの場合一人っ子で家庭はそれなりに裕福、両親から甘やかされた場合もありますが、両親の祖父母まで含めて6人掛りで手厚く甘やかされて育ってしまう場合もあります。

学校は中高一貫校、就職も親のコネ、学校に通っている間も、何かあれば両親が学校に飛んできて鬼の形相で先生に食ってかかるような具合で、社会人になっても周囲はすべて自分を助けるのが当たり前と考える状態のまま、というフィクションのような状況の人間が一定数いるのです。

ゆすり・たかり・乞食根性の人

もう一つはゆすり・たかり・ゴネる、そういった環境に育ってしまったケースです。

あまりいい言葉ではありませんが、「乞食は3日やったらやめられない」という言葉があります。

「自分で働いてお金を稼ぐのは大変、乞食をやっても食べていけると味をしめてしまうと人間誰でも乞食を止められなくなる。」という意味です。

例えば海外援助では当初、貧しい地域の人達に、お金や食料を恵むようなプロジェクトが多く行われていました。

ですが、このプロジェクトは緊急処置としては効果がありますが、深刻な害があると分かってきて下火になっています。

一生懸命働いていた現地の人達が、苦もなく食料や衣類、寝る所をもらってしまうと、以降全く働く意欲が無くなってしまうのです。

これでは一生、援助を受け続ける乞食をわざわざ創り出すことになってしまいます。

両親や、そのまた上の世代が働くのをやめ、国から社会保障を貰うのが当たり前という生き方を選んでしまった家庭に育つと、「助けてもらうことが当たり前」と考える人になってしまいます。

公からお金を貰うのが当たり前ですから、関わる周囲の人すべてからも当然助けてもらうのが当たり前と思っています。

もちろん感謝などしませんし、逆に助ける量が少ないとなじります。

周囲の人にとっては、もはやゆすり・たかりの部類です。

5.自分に甘い

自分に甘い人も「恩を仇で返す人」になりやすい人です。

人間誰でも、自分には甘く、他人には厳しく評価を下してしまうものです。

ですが、度を越すと結果として「恩を仇で返す人」になりやすくなります。

自分に甘く、他人には厳しい訳ですから、人に手助けしてもらった「恩」を過小評価した上で、自分がしでかす「不義理(仇)」についても過小評価してしまいます。

恩を受けてもたいした事はしてもらっていないと考え、自分がする不義理はそんなにひどい事じゃないと軽く考える訳です。

同じことを傍から客観的に見れば、あんなに恩を受けたのに、こんなひどい仕打ちをするなんて、まさに「恩を仇で返す人」そのものです。

自分に甘くなりがちだな?と自覚がある人はよくよく注意が必要です。

6.人の成功が嫌い

人の成功が嫌いな人も「恩を仇で返す人」になりやすい人です。

「恩を仇で返す」というよりも、「恩返しをしない人」あるいは「恩知らずな人」と表現したほうが適切です。

このタイプの人の場合、他人が成功するのを見るのがイヤな訳ですから、他人が成功する為の手助けをすることも大嫌いです。

たとえ、過去に恩を受けた人であろうと手助けはしたくない人です。

積極的に邪魔はしないでしょうが、何か手助けしてほしいとお願いしても応じてはくれないでしょう。

以前、面倒をみてやったから、手助けしてやったから、と期待しない事です。

7.正義感が強い

正義感が強い人も、時として「恩を仇で返す」人になることがあります。

このタイプの人が「恩を仇で返す」人になるのは、あなたにも否がある時です。

道義的に正しくない、あるいは法律的に不正な行為を見るに見かねて告発するような場合です。

あるいは、あなた以外にも恩を受けた人がいて、その人とあなたが対立してしまったような場合です。

恩を感じて感謝はしているけれども、他のもっと重い恩があればそちらを優先せざるを得ません。

正義感が強い人は恩は感じている相手に不利益になるとしても、人として正しくない事をそのままにはしておけません。

大企業の内部告発者のような存在ですね。

社会全体としては正義ですが、当の企業関係者は「飼い犬に手を噛まれた」「恩を仇で返された」「獅子身中の虫だ」など、罵詈雑言を浴びせているかもしれません。

もし万一、あなたが悪をなす集団に所属しているならば、正義感の強い人には目を掛けたり恩を売ったりしないことです。

8.よく言い訳をする

よく言い訳をする人も「恩を仇で返す」人の予備軍です。