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恩を仇で返すような人の12個の特徴...(続き4)

ですが、ひねくれものは、ひねくれた言動ゆえにコミュニティの中でしばしば孤立してしまいます。

孤立すると多くの場合役割を十分に果たせなくなります。

結構ピンチです!

そんな時に誰かに救いの手を差し伸べられたら、嫌でも受けざるを得ません。

でも少し待って下さい。

ひねくれものは、それなりに能力や魅力、見どころがあるので、窮地に陥っている様子を見て「勿体ない、助けてやらねば!」と思うのは勝手ですが、見返りは期待しない事です。

ひねくれものも、恩を受ければ心の底では感謝します。

ですがプライドが人一倍高い人です。

人に施しを受ける自分には正直忸怩(じくじ)たるものがあるはずです。

歯ぎしりするほど悔しいのです。

それに、ひねくれものは「ありがとう」という言葉をなかなか発することが出来ません。

支援する時は、形のある「恩返し」が返ってくるとは期待せず、支援して上げましょう。

時々、若い頃やんちゃしてた「ひねくれもの」が散々お世話になった人の所に、「当時は随分お世話になりました。あの当時は跳ねっ返りでありがとうの一言も言わずじまいでずっと後悔していたんです。お陰様でなんとか一人前になって所帯を持つことも出来ました。」とお礼参り(本来の意味のお礼参りです)に来るお話しがあったりしますが、例外中の例外とお考え下さい。

「このひねくれものが例えば20年後立派になって、後身に同じように施せる人になってくれればそれで十分」と鷹揚な気持ちが持てるなら手を差し伸べるのはありでしょう。

3.手助けを迷惑(おせっかい)だと思っている

独立心が強い人の場合は、そもそも手助けされることを迷惑・おせっかいだと思う傾向があります。

独立心はとても大切です。

・人に依存せずに自分の責任で物事を決断して取り組む
・結果がうまく行っても行かなくても甘んじて受け入れる

自立した大人として大変結構なことですが、行き過ぎは良くありません。

人がひとりで出来る事には限界がある事も知らなければなりません。

人間ひとりの力は小さいものです。

使える体力も知力も時間も、そして資金もひとりではたかが知れています。

人は人と協力しあうことで初めて、大きな成果を上げることができるのです。

困った時は人に助けてもらい、逆に困った人がいれば協力してあげることは自然なことなのです。

俗に「岡目八目」といいますが、実際に取り組んでいる本人よりも傍で見ている第三者のほうがずっと正確に状況が判断できるものです。

他人の手助けなんて無くたって出来るのに!と手助けを迷惑と感じても、自分自身では状況が正しく判断できていない事が多いのです。

特に年長者や経験者は傍で冷静に見て、このままじゃ間違いなくダメだろうな、と思うから手助けするのです。

まあこういう構図ですので、独立心が旺盛で、手助けを迷惑(おせっかい)だと思うタイプの人は、恩を掛けても感謝はあまり期待できません。

結果としてうまくいった場合は、自分の力でうまく行ったと思って周囲に語ります。

結局うまく行かなかった場合は「途中で余計な邪魔が入ったので失敗してしまった!」などと怒りを手助けした人に逆に八つ当たりしたりすることもあるでしょう。

これが「恩を仇で返す」ということになりますね。

4.助けてもらうことが当たり前と思っている

助けてもらうことが当たり前だと思っている人も「恩を仇で返す」人です。

周囲の人が自分を手助けするのが当然のことだと思っていますから、助けてもらって当たり前です。

あなたが助けるのを躊躇しようものなら、「何故助けないんだ!」と逆に怒り出しかねません。

関わり合いにはなりたくない人達ですが、社会には実際、一定数存在します。

このタイプの人が育った環境にはいくつか種類があるようです。

過保護に育った人

ひとつは過保護で甘やかされて育ってしまったケースです。