雑誌でカップルのデートスポットが特集されるように、デートに行く場所は多くのカップルにとって悩みの種です。
しかし、雑誌の取材の多くは平日の空いている時に行っているので、いざ行ってみると混雑してイルミネーションどころではなかったり、プチセレブ向けの店で結局お金のことでソワソワしてしまったりなど、行ったら行ったで微妙な気持ちになることもありますね。
今回は、カップルデートで行く場所を決めるための基準を5つご紹介します。
これがわかっていればデート場所選びでの失敗が減るでしょう。
後半ではおすすめスポットとその利点も記載しますので参考にしてみてくださいね。
カップルデートの場所決めで困らないためには…
まず最初に困るのは初デートの場所。
そんなに気取りすぎてもいないけどあまりに地味なところではどうかなと思ってしまうものです。
その後付き合いが長くなると出てくる悩みが、大概行き尽くしたと思ってしまうことでしょうか。
世の中にはデートスポットが溢れていますが、歴代の恋人と行ってみて微妙だった経験などからどんどん選択肢が狭まってしまいます。
カップルのどちらかがリサーチ力に長けた情報通なら困ることも少ないでしょうが、一方だけに負担をかけるのもまた良くありませんし、お互いが話題を提供し合えるのがベストです。
困らないためにはどうしたらいいのでしょうか。
「次どこ行く?」の微妙な時間…
「次どこ行こうか…」と考えている内に週末が迫ってきて、とりあえずおうちデートになってしまい、「昼過ぎに出かけるか、場所探そう」なんて言っている間に出かけるのが面倒くさくなって夕方になり、そのまま夜になり、日曜になり、映画を見ている間に週末が終了した、という経験をしたことないでしょうか。
付き合いが長いカップルあるあるです。
そこまででなくても、お互いそんなに話題を持っていない状態で次のデート場所を決める時間は結構な間何も決まらず、適当にデート特集の記事をひっぱりだしてきてなんとなく出かけてみる、ということも多くあります。
なんとなくで行っているので、これといって目的もないので出先で手持無沙汰になることもしばしばです。
この微妙な時間をどうにかしたいのなら、二人でデートする場所を決める基準を考えてみるのがおすすめです。
カップルデートで行く場所を決めるための6個の基準
では、カップルデートで行く場所を決めるための6個の基準を見ていきましょう。
一般的なことから、二人の会話の中でしかわからない基準もあります。
大切なのはお互いを思いやることと理解し合うことです。
以下で具体的なことを記載しますが、この2つを抑えておけば大きな失敗はしなくなります。
女性のヒールに気を遣う
時には行き当たりばったりのデートも楽しいものですが、履いている靴には注意してあげましょう。
とくに女性はヒール、ぺたんこパンプス、スニーカー、ブーツなどたくさんの靴を履き分けているので、男性の基準だけでデート場所を選ぶと女性は嫌な思いをします。
もし最初から公園デートをする予定だったのに女性がピンヒールを履いてきたというなら、それは女性がお馬鹿さんすぎるので怒ってもいいです。
しかし、とくに予定を決めていなかったデートで、女性がヒールを履いているのに芝生の公園に行こうと言い出す男性に対して、女性はその無神経さにイラッとします。
逆も然りで、男性が良い革靴を履いていて女性が楽な靴を履いている際、女性から公園や坂道の多いルートを誘ったりすると男性から気遣いのできない女だと思われてしまいます。
靴だけでなく服装についても同じです。
どんなデートをするか最初に決めていない時は相手がどんな服装でくるかわからないので、お互いをよく見てデートに行く場所を検討するようにしましょう。
疲れない場所
体力にめちゃくちゃ自信のあるアクティブな二人であれば全然気にしなくてもいいのですが、多くのカップルはそうではないはずです。
日頃の仕事疲れなども気づかぬうちに溜まっているので、思い描くよりもいくらか楽なデートをするのがおすすめです。
疲れるデートスポットというのはさまざまなタイプがあります。
まず考えられるのは露骨に体力の消耗が激しいボルダリングやスポーツゲーム系のアトラクション、ボーリングなどです。
これらは着てくる服なども考えなければならないので、数日か数週間前から計画し、週末に向けて体力温存の準備ができるようにしてから行くべきです。
次に考えられるのは混雑による疲れ。
人混みを抜けていくだけでも精神的に疲れますし、行列に長時間並ぶのは覚悟しないで挑戦するとかなり疲れます。
店に入れるころには帰りたくなっていることでしょう。
中にはピンヒールで並んでいる強者女子もいますが、足の裏は悲鳴をあげていること間違いなしです。
精神的な疲労でいうと、分不相応な高級レストランもやめておいた方がいいです。
本人同士は最初こそドキドキして楽しいかもしれませんが、だんだんと周囲の目が気になってくるので最後は疲れてしまいます。
飽きないところ
二人の性格や年齢にもよりますが、年の差カップルで一方が自然の良さをわかっていても、一方が若々しい場や刺激的な場を好む場合、公園などは外的な刺激が少ないので癒しを理解できるかが鍵になってきます。
それでも行く場合は会話が命になってくるのでトーク力が試されてしまいます。
初デートで遊園地を選ぶ人が多いのはこのためです。
アトラクションを巡っていればそんなに会話がなくても間を持たせることができるし飽きもこないからです。
女子目線で言えばショッピングモールなども飽きないですが、男性の場合は並んでいるものが全て同じに見えてくる人も多いので買い物好きかどうかを考えてから行く方がいいでしょう。
遊園地以外でも見るものが多い場所は飽きづらいので、お互いが興味を持って見ることができるものは何かを考えてみるのがおすすめです。
2人で楽しめるところ
カップルといえど、二人の興味が向くものは違うことの方が多いです。
しかし、そこもまた良さであり、違うからこそ刺激になるので尊重し合いましょう。
その上で、二人で共通して楽しめることや、どちらかの興味に付き合って自分の視野を広げられればデートがマンネリ化しません。
楽しみ方も色々あります。
まずは同じ体験ができるジェットコースターなどそれ自体に刺激のあるアトラクション、同じものを見ながら違う感想を話し合える展示物のある場所や、共同作業で盛り上がれる謎解きゲームなど、たくさんの選択肢があります。
これらは楽しむためのテンションになっていないと難しいので、早めに予定を決めて、楽しみにすることで自らテンションを上げていく期間をもっておくと効果が高くなります。
食べる量が多い二人ならフードフェスや食べ放題なども良いです。
ただ、どちらかが小食だと、よく食べる方が楽しみきれず微妙な空気になるため要注意です。
趣味・趣向が合うところ
共通の趣味や趣向を持っているならそれに合った場所に出かけてみると、より楽しめることは間違いありません。
たとえば、頭を使うゲームアプリを好む二人なら、最近流行りのボードゲームができるカフェや謎解きゲームイベントに参加してみると盛り上がるでしょう。
インドア派な二人なら、読書カフェや足湯でまったりできるカフェなどが良いかもしれません。
それぞれ好き勝手に過ごしながら、おうちデートとは違った楽しみ方ができます。
お酒を飲むのが好きであれば、「デート=おしゃれなところ」という概念を捨て、思い切ってガード下や屋台に繰り出してみるのも手です。
2人が行ったことがない場所
楽しめるところや趣味趣向による場所に大体行き尽くしてしまったと思っても、遠出してみるとまた異なった場所が数多くあります。
行ったことのない都道府県に旅行してみたり、海外に行ってみるのも新しい体験につながります。
また、まったく興味を持ったことのなかった場所に行ってみると違った発見があるかもしれません。
アニメや漫画に全然興味がなくても、関連施設やお店に行ってみると子供の頃に見ていたものなど懐かしいものに出会えたりしますし、泳げなくても夏の海に行くだけで気分が晴れたりします。
行ったことの無い場所や予備知識のない場所に行くのはドキドキして刺激になります。
カップルデートにおすすめの場所7選
デート場所選びの基準がわかったら、具体的な場所についてイメージしてみましょう。
これからご紹介するおすすめの場所7選も、場所選びの基準がわかっていればそのメリットが見えてきます。
基本的には、見るものが多い場所ばかりです。
水族館
デートスポットの定番中の定番ですが、意外と今の恋人とは行っていなかったりするのが水族館です。
ほんのり暗いのと水を通った青い光でムードがあるのが魅力です。
水族館は水槽ごとに中にいる生き物が違い、それだけでも楽しむことができます。
最近の水族館ではクラゲのライトが綺麗だったり、アクアリウムに物語性をもたせたものもあるので飽きません。
水族館によっては餌やり体験、プロジェクションマッピングやイルカショーなどイベントが満載なほか、遊園地や売店が充実しているものもあるので一日中楽しめるところもあります。
全国各地に水族館があり、テーマや趣向も異なっているので旅行で水族館を巡るのを趣味にするのもいいかもしれません。
美術館
館内はほとんどの場合過度な私語は控えなければなりませんが、たまには静かに過ごすデートとして美術館に行ってみると新鮮な気持ちになれるでしょう。
美術館の多くは期間ごとに展示物が変わるので定期的に訪れてみることもおすすめです。
同じ一枚の絵や一つの彫刻を見ていても、人によって感じ方が違うというのが面白いところで、恋人の感想と自分の感想を比べてみて自分にはない観点に驚くこともあります。
ただし、有名画家の展示や人気イベントが開催されている時は、連休中のディズニーランド以上に並び、館内も大混雑する可能性があるので事前のリサーチはしっかりしておきましょう。
どうしても見たいものがあるなら覚悟して並べばいいですが、お互いに覚悟ができていないと付き合わされる方はたまったものじゃありません。
「たまには美術館なんてどう?」という気分なのであれば、常設展示されている作品が多い、あまり混雑しない美術館に行ってみましょう。
遊園地
遊園地は乗り物も見るものも豊富なので飽きずに楽しめることは間違いありません。
目的のアトラクションやショーへ急ぐ際に自然と手が繋げたり、周りもハイテンションなのでつられて普段なら恥ずかしい言動もできちゃいます。
付き合いたてのカップルならジェットコースターやお化け屋敷に挑戦すれば、吊り橋効果でドキドキして仲も深まるでしょう。
ただし、遊園地は数多くあるので選ぶ際にはリサーチ力と資金力が必要です。
ディズニーランドやUSJといった人気のテーマパークは休日の混み具合が尋常ではなく、それすら楽しめる二人でないとキツイものがあります。
ちなみに、休日のディズニーランド来場者数は3万~7万人と言われているので混雑ぶりが想像できるかと思います。
園内で食事をとるにしても、お昼時、夕飯時などのコアタイムはどこも来場者でいっぱいになるので時間をズラすなどの計画性も大切です。
資金力については、入園料そのものがかかる施設と、乗り物ごとに支払を行う施設とに分けられますが、どちらも万札が飛ぶことがほとんどです。
せっかくの楽しい場所なので財布の残りを気にしながら過ごさなくて済むように大目にいれておきましょう。
天気情報もかかせません。
雨の日の遊園地を楽しむのはなかなか難しく、前売り券などを買う場合には、予定日の前後二日が晴れな日にするなど工夫をしましょう。
元気があれば一日中楽しめる遊園地ですが、大人の遊園地デートは朝から晩までいる体力もなかなか出ないことがあるので、途中退出も視野に入れ、気楽な気持ちで出かけることをおすすめします。
ショッピング
ショッピングは男女ともに好きな人が多いです。
日頃のストレス発散にもなり、商品を見ているだけでも楽しめます。
二人で使うお揃いのマグカップや食器などを選んだり、お互いに相手へのプレゼントを買いに行くのもショッピングの醍醐味です。
面白い小物やネタになりそうなグッズを試して盛り上がることもあります。
大切なことは最初にお伝えした通り、相手を思いやることなので、どちらかが好きな店ばかりを巡らずにバランスをとりましょう。
優柔不断すぎて一度行った店に戻って買い直したり、デート序盤での買いすぎにも注意です。
イルミネーション
年末から新年にかけて増えるイルミネーションですが、年中どこかでやっているので場所を変えて見に行くことができます。
季節ものだと、クリスマスツリーはもちろん、春の桜のライトアップや夏の花火とのコラボレーション、紅葉の季節は庭園がライトアップされるなどがあります。
常設のものだと、ライトで飾られた街路樹や、遊園地の壮大なイルミネーション、ホテルのエントランス前の華やかなものなどさまざまです。
ロマンチックな空間を散歩すれば会話が弾むこと間違いなし。
素敵な思い出になります。
寒い季節は周辺で暖まれるカフェやバーをリサーチしておくと便利です。
ロマンチックな気持ちのまま暖かい飲み物で癒されてみましょう。
素敵な夜景
イルミネーションのみならず、素敵な夜景を見に行くのもおすすめです。
展望台から見える宝石箱のような街並みや、公園の高台から見る日の沈みかけたマジックアワーなども魅力的です。
他にも、海辺でライトをつけた船が行き来する様子や美しく照らされた橋、遠くに見えるビル群を眺めるのも良いですし、クルーズで楽しむ夜景ツアーなどもあります。
珍しいところでいうと、数年前に話題になった夜の工場見学もおすすめです。
クルーズで工場の外観を眺めるツアー型のものが多く、一味違ったカッコイイ夜景が楽しめます。
夜景を見るだけならほとんどお金もかかりません。
お互い金銭的に厳しい時でも存分にロマンチックな気分を味わえるし、お金をかけない分気も楽で会話もしやすいのでデート場所に困ったら夜景が綺麗なスポットを探してみると上手くいきます。
ドライブ
昼でも夜でも、天気すら気にせず行けるドライブは便利です。
窓から見える景色がどんどん移り変わり、目についたお店や景色に立ち寄るのも楽しめます。
とくに、都会に住んでいる人にドライブはおすすめ。
車を持っていなくてもレンタカーなどで遠くまで行ってみましょう。
都会の雑然としたビル群を抜けて、どんどん景色が開けていくときの解放感は最高です。
渋滞しそうなルートは回避するのが得策です。
先ほどご紹介した夜景を見に行くのもいいですし、バブル期に流行したドライブシアターが近年復活しているので、車の中で自由に映画を楽しむのも素敵です。
日帰り温泉までの道中をドライブデートするなども良いですね。
ドライブ中のBGMを二人で決めたり、車の中での会話もドライブデートの楽しみのひとつです。
運転してもらう側はナビゲーションを確認したり、邪魔にならずに楽しい会話を続けるなど気配りをしましょう。
カップルデートで食事に困ったらココ♪
さて、デート場所を決めても食事場所に困るということがあります。
歩き疲れた時の休憩としても役立つ場所とその利点をご紹介します。
混雑で並ぶのは余計に疲れてしまうので、コアタイムを外すというのが良い方法です。
カフェ
ランチ時は人気店がどこも混雑するので、お昼休憩がしづらいものですが、ランチこそカフェに行ってみましょう。
とくにコーヒーメインでランチをそれほど売り出していないカフェが狙い目です。
軽食でサンドイッチやパスタが用意されているお店が多く、お昼時もそんなに混雑しないので周囲を気にせずゆっくり休憩することができます。
お店が気に入ればコーヒーをおかわりして雑談に興じるのも楽しいので、長時間滞在を売りにしているブックカフェなどもおすすめです。
リーズナブルな居酒屋
デートで居酒屋ってありなの?と思う人もいるかもしれませんが、デートこそ居酒屋はおすすめです。
居酒屋はお酒の種類はもちろん食事の種類も豊富で、席数も多いお店が多いので、並ばずに好きなものを注文できるのが魅力です。
二人の食べたいものが違っても居酒屋なら解消できます。
居酒屋なら安価に済ませられるので金欠時にも大活躍します。
自分が友達や同僚とよく行く居酒屋に恋人と行ってみるのも良いですね。
普段どんなものを飲んでいるのか、どんなお店に行くのかわかれば、会えないときの恋人の動向に不安をもつことも少なくなります。
意外とランチ営業をしている居酒屋も多くあります。
余所では結構な値段がする刺身定食なども安価にいただくことができますし、昼からビールを飲みたい時などにも重宝します。
類似したものでいうと、夜は酒場としても盛り上がる中華屋さんなども良いです。
レストラン
ちょっと良い食事がしたい時はレストランをリサーチしてみましょう。
人気店は混雑しがちなので、予約しておくか、開店と同時、あるいは閉店の1時間前なら入りやすいです。
レストランとまでいかなくても、ビストロなどで安価に美味しいものを食べるのも良いです。
レストランに入るときは、その日の服装がそのレストランに合っているかも考慮します。
せっかく入れても服装で浮いてしまうと食事を楽しむどころではなく恥ずかしくなってしまうので注意です。
ちなみに、フランス料理店の定義でいうと、服装に規定がないのは、カフェ、ブラッスリー(お酒メイン)、ビストロまでで、レストラン、宿泊施設併設のオーベルジュ、格式の高いグランメゾンなどは服装が制限されます。
レストラン以降は子供の入店がNGの場合もあります。
それほど大人の落ち着ける場所、雰囲気を重視している場所なので会話や声の大きさも場違いにならないように気を付けてくださいね。
バー
最近のバーはマスターが気合いを入れてつくっている料理が売りのところも結構あるので、お酒の場所という概念を取り払ってバーに入ってみるのも手です。
簡単なおつまみから、がっつり食べれるカレーなどさまざまあります。
中には出前が頼めるお店などもあるのでリサーチしてみましょう。
ホテル併設のバーであれば食事が充実していることも多いです。
ジャズバーなど音楽が楽しめるところは食事にも力を入れているのでゆったりと過ごすにはもってこいです。
音楽に耳を傾けながら、合間に会話を楽しむなど大人の時間を楽しむことができます。
カップルデートでの振る舞い!〜男女別〜
せっかく場所も食事も最高なプランを整えたのに自分の振る舞いが追い付かないと残念です。
そこで、最後に、カップルデート時に好感度を上げる振る舞いを男女別で見ていきましょう。
とくに初デートや数回目のデートの人は要チェックです。
男性編
男性はリードすると好感度があがります。
これは男女差別うんぬんではなく本能的にそういう人がモテるようにできているので、抗おうとしてもしかたありません。
とくに日本の場合はそういう風土が根付いている節があります。
具体的に見ていきましょう。
お金は余裕を持って用意する
今は男女ともに平等に出世・昇給できる環境も整ってきましたが、まだまだ男性の方が平均所得は上なので、金銭的に余裕がある人の方が頼りがいがあると思われるのは当然と言えば当然です。
また、お付き合い時から金銭的に余裕があることを見せておかないと結婚は難しくなります。
共働き夫婦が増えているとはいえ、女性には出産と授乳期間があるので正社員だったとしても出産・子育て休暇中の減俸は避けられないからです。
まぁそんな先の壮大な話とまでいかなくても、単純にちょっとしたときにおごってくれるのは男女ともに嬉しいのでお金は余裕を持って用意した方がいいです。
食べ歩きのものひとつとか、彼女が欲しそうに眺めていたものをこっそり買っておいてあげるとかできれば好感度はかなり上がります。
女性の体調や疲れを要確認する
同年代においては平均的に男性の方が体力があるので、そのテンションで彼女を連れまわすと危険です。
笑顔が段々薄れてきて、ついには不機嫌になってしまうことがあります。
そして、女性がもっとも男性と違うのは生理周期があることです。
男性は結構勘違いしている人が多いのですが、女性の体調や精神状態は生理のときだけ悪くなるわけではありません。
むしろ、安定しているのは5日くらいしかないんです。
増殖期(卵胞期)と呼ばれる生理後の5日くらいは肌も体も絶好調で精神的にも安定していますが、その後の3日くらいは腹痛があるなど体調の変化がおこり、その後の10日くらいは肌荒れやイライラ、眠気、肩こりや頭痛などが起きるのです。
生理中の腹痛は薬を飲んでも起き上がれないくらいに痛かったり、全身の体温が下がりきって震えることすらあります。
もちろん人によって差異はありますが、日頃のストレス状況などでも変化するので自分基準で判断しないであげてください。
これらは痛みを伴ったりするので女性だって自己コントロールできずに嫌なものなのです。
そこを「だから女は面倒くさい」なんて感情を出されたら殴りたくなりますから要注意です。
好きでそうなっているわけではないことを理解しましょう。
なるべく女性をエスコートしてあげる
辞書によるとエスコートとは「帰路や社交の場で、男性が女性に付き添うこと。」ですが、現代の日本でいうエスコートはそれ以上のものが求められています。
細かく見て行きましょう。
まずは待ち合わせからですが、男性が早めについていて、人ごみの中でも女性が早く見つけられるように目印になるものや今日の服装などを連絡します。
不安そうな返事だったらその場にいてもらって迎えに行くのも良いです。
食事の際は奥の席を譲る、車道側を歩く、買い物したときの荷物を持ってあげるなど、それがさりげなくできると好印象です。
ドアを開ける、彼女の鞄まで持つというのは正直面倒くさいと思われることもあるので、ほどほどにしておきましょう。
女性編
デートでの振る舞い男性編について見ていただけたでしょうか。
それならばわかると思いますが、男性は基本的に女性のことを気にかけてくれるものです。
しかし、それに甘えてはいけません。
現代で「草食男子」が増えた理由のひとつに、「女性が守りたい存在ではなくなった」ことがいわれています。
気遣ってあげたところで全然可愛くない女にならないように注意しましょう。
具体的な振る舞いの注意点は以下の3つです。
彼女としての配慮はしっかり
いかに付き合いの長いカップルだとしても友達感覚になりすぎるのはNGです。
せっかく恋人同士なのですから、彼女としての配慮はしましょう。
付き合いが長いからこそ、彼のちょっとした体調の悪さや機嫌を見抜くことができますよね。
それならたとえ楽しみにしていたデートプランでも、彼の調子が良くなさそうであれば延期を提案するべきです。
女性が楽しみにしていた予定を自分の不調を理由に断るのはしのびなく、可哀想な思いをさせてしまうと感じて男性は無理をしてしまうものだからです。
デート場所を選ぶときにも、彼が無理をしなければ行けないようなところに行きたがったりする必要はありません。
高所恐怖症の彼と観覧車に乗るなんてことはしないですよね。
人には向き不向きがあるのでそれは許容しましょう。
男性を立ててあげる
金欠になりがちな彼氏であっても、気合いを入れて予算を多めに持ってくるときだってあります。
それなのに「今日はおごるよ!」と言ってくれたときに、「いいよ、どうせまた金欠になるんだから」なんていったら男性のメンツは丸潰れです。
店員さんがいる時に言うなんてもってのほか。
男性は所得のことをとやかく言われるのも嫌うのでデート時には言わない方が良いです。
金遣いの荒い男性なら家にいるときなどに注意する必要はありますが、外ではやめましょう。
あるいは、それが直らないようなら彼氏にしておく方がまずいです。
他にも、気遣ってくれたり心配してくれた言葉に鬱陶しそうに返事をしたりしてはいけません。
彼のぎこちないエスコートも笑い飛ばしてしまうのもだめです。
まだ慣れていく最中なのにそんなことをすると、金輪際してくれなくなりますよ。
「何でもいい」は言わない
男性にリードされたい女性は多いですが、「どこ行きたい?」「何食べたい?」と聞かれたときに「何でもいい」と言うのは非協力的すぎます。
具体的でなくても「騒げるところがいいな」「落ち着いたところがいいな」「肉が食べたい!」などいくらでも出てくるはずです。
本当に選択肢がなくて提案できない場合は素直に「お腹すきすぎて何でも食べたいから浮かばない…」と答えましょう。
「何でもいい」と言う言葉は冷たく、デート自体に興味がないとも受け取られかねないので別の言葉に置き換えるのが大切です。
カップルデート、これさえ押さえていれば間違いない!(まとめ)
カップルデートの場所選びの基準や、おすすめの場所に二人で一緒にいるイメージができたら二人で話して出かけてみましょう。
そのときにお互いが思いやる振る舞いができれば会話も弾み、仲良く過ごすことができます。
せっかく二人でいられる大切な時間なので、是非楽しんでくださいね。
【デートプランを立てる時の注意点は、こちらの記事もチェック!】