こういった欲というのも全ては自分の考え方で良くもなり悪くもなってきます。
コントロールするということを覚えることが出来れば、性欲というものはかなりのパワーに変わってくれますので利用していくことは大切なことでもあります。
睡眠欲
私たちの人生で三分の一は睡眠で過ごすと言われていますよね。
そう考えていくと睡眠ということにも欲は発生することになります。
赤ちゃんなども眠くなるとぐずったりするのは睡眠の欲を知らせる為ですよね。
大人になってもこういった欲求というものは消えることはありませんし、寝てるときに起こされると機嫌が悪いというのも欲求を邪魔されたからになります。
最近ではこうした睡眠についても色々と研究されているようでショートスリーパーが健康に良いなどのことも言われていますが、こうしたものは全ての人が出来るものではないということを忘れないようにして下さい。
確かに睡眠時間を短くするということは活動できる時間が長くなり、自分にとっては有効のものに感じますが、こういった欲求を抑えすぎてしまえば色々な障害が起こり始めます。
まずは思考能力の低下が考えられますよね。
睡眠をしっかりとらなければ脳が休めませんので考える能力も落ちていきます。
それに加えて記憶力というものも格段に下がることになります。
人の記憶は寝ることによって覚えたものを整理して脳の引き出しにしまうことでいつでも記憶を取り出せる状態を作っていきますが、睡眠時間を減らすということは引き出しをつくる時間も減らすことになってきます。
これではあまり意味のないようにも思えますし、睡眠不足が続いてくると体力も落ちてきますし自分にとっては良いことはあまりないと言えます。
眠いという気持ちを抑え込んでしまえば次の日は一日中身体がだるいといったことにもなりますし、睡眠はとても大事なものですから無理に時間を削るといったことはしないようにして下さい。
ここまでは誰でも知っているような代表的なものをお話ししてきましたが次からは普段でも気がつかないうちに発生する欲というものを見ていきましょう。
承認欲
承認欲というのは人から認めてもらいたいという欲になります。
これは自分でもあると感じる人が多いのではないでしょうか?仕事にしても誰かに認めてほしいという気持ちにはなりますよね?
新社会人の人などは仕事を早く覚えて上司に良い印象を与えたいといったことも承認欲ということになります。
そしてこの欲ですが大きくわけて3つのタイプの分かれてきます。
一つ目は上位承認というもので自分が他人よりも良く見られたいという欲になってきます。
自己中心的な人物などはこういったものが強く出てしまいますよね。
こういったタイプの人は他人を自分の駒として使いたいといった考えを持っています。
二つ目は対等承認というもので平等を好むという欲になってきます。
これはどのようなことをするにしても他の人と同じようにできるということを望む欲で多くのものは要求していません。
ずば抜けて目立つわけでもなく、全く目立たないわけでもない普通の人でありたいと願っています。
三つ目ですが下位承認といった他人から蔑まれることを望む欲になります。
これは主に守ってもらいたいなどといった自分が何も出来ないということを感じてほしい人がもつ欲になってきます。
誰かに認められたいと言っても色々な欲が出てくるのがわかります。
仕事でもみんなと同じように行動をすれば仲間はずれにされないといったことも対等承認という欲があるなどとはあまり考えませんよね。
このように私たちは欲というものを常に意識して生活をしていることになり、欲は自分を守るものでもありダメにするものでもあることがわかります。
次の欲ですがこれは誰しもがもっているものですよね。
優越欲
優越感を感じたいという気持ちというのは私たちの心の中では常に思うようなことでもあります。
こうしたものの典型というのが今はSNSなどによってあらわされています。
インスタなどでは自分の食べたものや旅行した場所などの写真が投稿されますが、それを見た人が羨ましがるということで欲求を満たしていることになります。
こうした欲が発生する原因ですが、自分の中には劣等感というものも持っているはずです。
こういった事は何かの形で補償したいと思ってしまうものであり誰かに自慢などをすることで気を紛らわせていることになります。
またこういった欲ですが、自慢などだけではなく人の性格の怖さということにも関係してきます。