同じグループでいたいあまりに、その意識が高じてグループの中に少しでも違う行動を取ろうとする人がいると、敵と認識してしまうことがあります。
先ほどの例だと、「○○ちゃん、一緒にトイレ行こうー」と誘ったときに「ごめん、今はいいや」と断る人。
それが何度か重なるうちに、「○○ちゃんって付き合い悪くなったよねぇ」「なんか調子のってるんじゃないの?!」なんて、仲間内で悪口が出始めます。
そのうちに仲間外れにされたり、いじめにまで発展してしまったりするケースまであります。
学校帰りにいつもどこかで買物をしたりお茶をしたりしていた仲間のうちのひとりが恋人ができて、時々誘いを断ったりする場合でも同じです。
「最近あの子つきあい悪い!」「彼氏にべったりだよね」「色気づいちゃってなんなの!」なんていつの間にか攻撃される対象になってしまうことがあります。
いつ仲間外れにされてもおかしくない関係となると、信頼もできません。
今仲が良いように思えていても、ちょっと怖くなってしまいますね。
恋愛の話になると態度が急変する
学校帰りにいつもどこかで買物をしたりお茶をしたりしていた仲間のうちのひとりに恋人ができたら態度が変わる。
仲間意識が強いだけでなく、恋愛の話になると態度が急に変わってしまうというのも『怖い女』です。
本人はその気がなくても「色気づいた」と言われたり、毎日でも本当は彼氏と一緒に帰りたいぐらいなのに、友達との付き合いも大切にしていてたまに誘いを断っただけなのに「最近あの子つきあい悪い!」と言われたり。
自分には恋人がいないのに、相手にはいるということが悔しいというのが、態度が急変する理由になることもあるようです。
自分にはいないのにあの子には恋人がいる、という嫉妬や、自分より下だと思っていた人に恋人を先に作られた=リードされた、逆転された、自分が下に見られているかも、という被害妄想のケースも。
自己中
自己中心的でわがまま。
これは確かに、良い女の人への評価ではなかなか出てこない言葉です。
さきほどの、恋人ができた友達に対して態度が急変する女性というのも自己中心的と言えるでしょう。
自分のことしか考えておらず、人との付き合いは損得でしか考えていません。
自分を引き立てるために付き合っていた『自分より下』の女友達が、恋人を作って自分より上になってしまったように感じると腹を立てて機嫌が悪くなり、ひどいと相手を攻撃対象にすらしてしまいます。
「みんなであのこの事無視しようよ!」と周りを巻き込んでまで攻撃しようとすることもありますね。
こうしたことではなくても、周りを巻き込み振り回すのは自己中な女の特徴でもあります。
人になにかものを頼んで、やってもらってもお礼も言わない。
一緒に食事へ行こうと誘ってきたのは自分なのに、「わたし詳しくないからぁ」と言って誘った相手にお店選びから参加者の予定のすり合わせ、お店の予約まで全部させておいて、「あ、あれやっぱりわたし行かない」なんて平気で言うこともあります。
アレルギーでエビが食べられない参加者が、言い出しっぺの彼女が幹事だと思って彼女にそれを伝えておいて、彼女が幹事に伝え忘れたときも、自分の非は認めません。
素直に「ごめん、忘れてた。エビフライの代わりに魚の煮付けを一品すぐ頼むね」などとリカバリーすればまだしも、「えー、わたしそんなこと聞いてない」とか、「わたしは幹事に伝えたよ。
あなたが手配を忘れたんじゃないの」と人のせいにすることもあるのです。
このあたりは、『嘘を平気でつく』というのと似ていますね。
自分では本当に聞いていないつもり、幹事に伝えたつもりでいることもあるので、本気で自分には非がないと思い込んでいます。
場合によっては彼女の演技、もしくは天然ぶりに周りの人が騙されてしまい、伝え忘れたのは彼女ではない、幹事が悪いのに聞いていないと彼女のせいにしようとしているのだ、と誤解することもあります。
合コンなどの場でなぜか男性全員が彼女を庇い、幹事の女性が濡れ衣を着せられてしまうことになると、目も当てられませんね。
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言葉がきつい
怖い女は、言葉遣いがきつい。
これは少し会話していればわかることなので、比較的わかりやすい特徴なのではないでしょうか。
「これをしてください」ではなく、「これやっといて」という言い方をしたり、言い方自体もきつく怒っているような言い方だったり。
さきほどあげたように自己中で悪口が多く、その場にいない人を常に攻撃していることもあります。