そのため、自慢話が多くなるのではないでしょうか。
ほめ言葉は自尊心の餌になります。
自尊心を育て、さらには大きくするためには、人から褒めてもらうことが必要なのです。
動物園で芸をした動物がご褒美に餌をもらうのと同じ仕組みです。
プライドを守ろうとする人間は、自慢話という芸をして、ほめ言葉と言う餌を欲しがっているのです。
自慢話を繰り返している人は、自分自身がどれだけすごい人間かと言うことを提示します。
それに対するほめ言葉が社交辞令であるといことには気づかない人の方が多いのではないでしょうか。
9. ブランド志向
プライドが高い人はブランド志向であるということも言えるでしょう。
ブランド物を持っているというのは分かりやすく、ステータスのようなものを感じさせます。
例えば、地位や名誉、お金と言った分かりやすいステータスに飛び付くのがプライドの高い人なのかもしれません。
持っているだけで「すごい」と思ってもらえるようなツールは便利ですよね。
道行く人にもすごいと思ってもらえますし、仲間内でもすごいと思ってもらうことができます。
そんなツールは便利なので、できる限りそういったもので周りを固めようとするでしょう。
ハイブランドの分かりやすいロゴなどは、自分の自尊心を刺激するため、経済的に無理をしても買おうと思う人もいるかもしれません。
プライドが高い人は自分自身を持っているため、あまり流されることがありませんが、ブランドに関してはあまりプライドがないのかもしれません。
10. 人の役職や学歴などにこだわる
プライドが高い人は、人の役職や学歴などにもこだわります。
そもそも、自分のプライドが高いので、あまり自尊心が傷つくようなことをしないのがプライドの高い人です。
そのため、自分より役職が上の人や、学歴が上の人とは関わろうとしません。
自分より良い学歴を持っている人と話すと敗北感があり、そんな自分に耐えられなくなるからです。
できれば、自分と同等か、それよりも下の学歴・役職である方が話しやすいと思うでしょう。
自分より高い学歴を持っている人、役職を持っている人に対しては、その人の粗を探して、自分よりできないところ、自分より至らないところを見つけようとするのではないでしょうか。
そうする方が自分が安心していられるからです。
プライドが高い人は、とにかく自分のプライドを守ることが大切なので、そのために、付き合う人間を制限しようとするような人もいます。
11. 融通が利かない
プライドが高い人は、あまり融通が利かないのではないでしょうか。
自分の意見を押し通すことが大切であり、人の忠告を聞き入れない傾向にあるのがプライドの高い人です。
自分が正しいと思っているがゆえに、人から意見されたことが我慢できないのです。
ですが、人からの意見を取り入れなければ、融通を聞かせることもできません。
人の頼みや、こうしてほしいという要望が邪魔なものに思ってしまっているうちは、融通の利く、臨機応変な対応などできるはずがないでしょう。
もちろん、融通を聞かせることができる人の方が周囲の評価は高くなります。
ですが、自分が一番正しいと思っているプライドの高い人にとって、周囲の評価は二の次であり、予定外の事態は邪魔なものだとしか思っていません。
そのため、そのプライドが折れることがないうちは、いつまでたっても自分の意見を押し通すだけで、融通を利かせることはできないのではないでしょうか。
12. 周囲の友人が離れていく
あまりにもプライドが高すぎる人は、周囲の友人とうまい関係を気づくことができません。