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人に優しくするために心がけるべき5...(続き5)

でもそうした「義理人情」は、いつか自分にも絶対に返ってくるといえます。

人から信頼されますし、人間関係も円滑になります。

自分にも親切が返ってくるようになるのです。

裏切る行為が嫌い

優しい人は、メリットデメリットを考えて行動せず、その上義理人情に厚いということは、基本的に人の嫌な面を見たり、裏があるなどと考えたりすることはしません。

純粋に人を信じようとして、相手のために尽くしたいという気持ちを持っています。

たとえ自分が誰かから裏切られるような言動を取られたとしても、それでも相手を悪く言ったり思ったりしません。

なので、自分が誰かを裏切るような行動や態度を取ることも絶対にしませんし、そうした行為そのものを嫌います。

でも、もし自分の友達や家族など、大切に思っている人が裏切られる状況に直面した場合、そうした曲がったことが大嫌いなので、強い憤りを感じます。

まっすぐで純粋な気持ちを持っている人だということが分かります。

他人の弱点も許せる

誰かに傷付けられたり、相手の言動が癇に障って、なかなか言われた事やされた事が忘れられない、ということがあるかもしれません。

そういう他の人の弱点や欠点は、なかなか許すことが難しいものです。

でも、心の優しい人は、いつまでも他の人の間違いや弱点にばかり注意を向けて、それを引き合いに出すようなことはしません。

むしろ、「私にも弱点や失敗はあるし」とか「自分も何らかの欠点や弱さで、誰かに迷惑をかけているかもしれない」と考えて、人の弱点や欠点を見過ごすことができます。

つまり許すことができる、というわけです。

プライドが高いと、人の間違いや弱点はなかなか許せないかもしれません。

でも「もし逆の立場だったら、自分ならどうしてもらいたいか」という観点で考えられるような、謙虚さや心の広さを持てると、優しさを持てるようになるかもしれませんね☆

他人の良い所を肯定する

優しい人は、人の欠点や短所に注目するのではなく、良いところを見ようとします。

人を悪く思ったり言うことをしたくないので、悪口や陰口を好みません。

他の人の良いところや長所に目が向けられるというのは、人の意見や価値観はさまざまであることを受け入れているからでもあります。

だから、意見や価値観の違う人に会ったとしても、それをポジティブに受け入れることができるのです。

人に優しく接するには広い心を持つべし

このように見てくると、優しさを持って接するためには、自分よりも他の人の気持ちや感情を優先した態度を持つことが大切であることが分かります。

そのためには、自分自身が広い心を持って、見方や視野を広くすることが、大切なカギとなり得ます。

心に余裕を持てる生活もそうですし、人への見方や考え方を時には変える、ということも重要になってくるのです。

では、「広い心を持てる」ようにするために、実際にどんなことができるでしょうか。

それにはさらに6つの要素が関係してきます。

・他人を受け止められる心の強さ
・客観的な物事の見方
・他人と比べない
・笑顔を心がける
・不意の失敗やミスを許す
・小さなことで怒らない

一つずつ取り上げて、どんなポイントを抑えておくと良いか、見てみましょう☆

他人を受け止められる心の強さを持つ

世の中にはいろんな価値観や性格の人が存在します。

みんなそれぞれ個性があって、中には自分とは合わない人や、気持ちや考えを理解できないと思う行動や態度を取る人もいるかもしれません。

ひとつひとつを気にしてしまうと、いら立ちを覚えたり、他の人の言動で傷ついてしまうこともあるかもしれません。