あなたの周りに、いつもみんなに優しくて、親切に接している人が誰かいるでしょうか。

優しい人の近くにいると、自分も穏やかな気持ちになれますし、心が豊かになれるような気がしますよね。

「人に優しくする」ことは物事を円滑に進めるのに役立ちます。

仕事においてもプライベートにおいても、人間関係がうまく行くようになります。

それに、誰かに優しい行動をすることで相手が幸せになれるのはもちろんですが、相手が喜んでくれている姿を見ると、自分も幸せな気持ちになります。

誰でも、「優しい人」になりたいと思うと思いますが、「自分が優しい人かどうか」は自分で判断したり、評価することではありません。

毎日いろんな人と接する中で、自分が周りに示す行動や態度、話し方などに「優しさ」が溢れていると、そうした積み重ねが周囲の人には「優しい人」と映るようになるわけです。

ではどんなことが「優しい人」という評価につながるのでしょうか。

人に優しくあるために心がけるべきことはあるのでしょうか。

人に優しくするのは案外難しい

身近な人にであれ、見知らぬ人にであれ、人にいつも優しくあることを心がけている人も多いことと思います。

でも、いつでも優しくできるわけではありません。

このストレス社会の中でもまれていると、あまりに忙しすぎて時間に余裕を持てなかったり、いっぱいいっぱいになってしまうことは、誰にでもあり得ます。

そうなると、気持ちに焦りが生じたり、精神的にも体力的にも疲労して、自分を立て直すことだけで精いっぱいになってしまうことさえあります。

そういう時には、他の人に目を向けて、他の人のために何か親切な行ないをしたり、優しく接することが難しいと感じるかもしれません。

思いがけず相手を傷付けている場合がある

また、自分は親切の気持ちで接していると思っていても、相手がそのあなたの行動を「優しさ」とは受け取っていない場合もあります。

こちらは「親切にしてあげてる」つもりなのに、相手にとっては迷惑になっていたり、逆にそのことで傷ついている場合もあるのです。

人に優しくすることは案外難しいものなんですね。

人の気持ちを読めるわけではないので、相手の表情や行動、仕草などから、自分の優しさが押しつけになったり、ありがた迷惑になっていないかを見きわめることも大切な気がします。

お節介だと思われる事も


親切や思いやりの気持ちを持って、善意でやったつもりが、相手にはお節介とか、大きなお世話と思われる可能性もあります。

つまりこれは、自分の気持ちの押し売りになってしまっている、ということです。

自分は親切のつもりでも、それが相手に「優しさ」とは思われていないなら、その優しさはムダになってしまいますし、お互いの良い関係にはつながりません。

優しくするためには、相手の気持ちや立場に立って物事を見れるか、それが本当に相手が喜ぶことなのかを理解し、見きわめることが大切だと言えそうです。

優しい人の特徴

ではここからはまず、優しい人の特徴を取り上げていってみたいと思います。

周囲の人から「優しい人」と評価を受けている人は、どんな性格で、どんな優しさを示しているでしょうか。

その優しい人が見せている特徴を知ることで、自分に足りないところや、気づけていなかった部分が見えてくるかもしれません。

また、「ほんとうに相手が喜んでくれたり幸せになれる」優しさとはどういうことを言うのかも見えてくると思います。

損得勘定で行動しない

「損得勘定」とは、その行為をすることが自分にとって「得」か、それとも「損」になるかで判断して、その上で行動しようとすることです。

つまり、自分にとってそれをすることに何のメリットもなく、「損」だと思った場合はやらない、ということになります。

人間誰しも損得勘定を持ってしまう事があります。

大人になるにつれて合理的に物事を判断し、行動する方が楽な場合があるからです。

優しさや親切も、つい「やってあげたのに返してくれない」という気持ちになってしまう事もあります。

たとえば、友達が結婚する時にお祝いを送って、でもお礼がなかったり、自分の結婚の時にはお祝いがなかったりすると、そういう気持ちを抱くことがあります。

それは、相手に見返りを期待していたり、自分へのメリットを考えて行動しようという気持ちが働いているからです。

でもほんとうに「優しい人」は、たとえ自分に何のメリットがなくても、傷付けられたとしても優しさや思いやりを持って行動できます。

それは「損得勘定」で動いていないからです。

相手の幸せや喜ぶ姿だけを思って“無償の”優しさを示せる人は、ホンモノなのかもしれないですね☆

相手の気持ちになって考えられる


優しい人は、相手の気持ちや立場に立って、本当に相手の必要なことに沿った優しさを示すのが、とても上手です。

つまり空気を読んだり、表情や仕草などから相手がして欲しいだろうことを予測し、読んで、気配りや心配りができるわけです。

損得勘定にも関係しますが、自分の得だけを考えて、メリットのために優しさを示す人は、相手の気持ちや感情を優先していません。

自分の優しさを“アピール”したり、「してあげてる」という押しつけや、上目線の気持ちがどこかにあるので、評価を受けることを望んでいます。

自分の感情を優先した「優しさ」は、相手の気持ちや立場に立った優しさとは言えない場合があるかもしれません。

相手がして欲しいことや喜ぶことをまず考えて、それを優先できるかが大切なカギと言えそうです。

嫌われ役でも良いと思っている

誰でも他の人から嫌われることを望む人はいないと思います。

本当のことを言ってしまうと、自分が嫌われたり仲間外れにされるのではないか…という感情が働くと、それだったらお世辞を言ったり、ごまをすっておけば、表面的にはうまくいくから、その方が良いのではないかと思うのです。

でも「本当のこと」を相手に教えてあげないことで、相手の人生に悪影響を及ぼしたり、ダメになると分かっていながら、それでも何も言わないのは「ホンモノの優しさ」ではなく、ただの「自己保身」かもしれません。

優しさがあるからこそ、その人のためを思って、時には厳しいことを言ってあげることが必要な場合もあります。

気づいたことがあれば教えてあげたり、何でもかんでも許したり譲歩するのではなく、時には怒ったり注意してあげることが必要な場合もあるかもしれません。

「ほんとうに」優しい人は、それができる人です。

たとえ自分が嫌われ役になっても良いから、相手のためを思って本当のことを言ってあげる強さを持ち合わせることも、優しさには大切だと言えます。

見て見ぬふりはしない

優しい人は、誰かが困っていたり助けを必要としている場合、それを見て見ぬふりをしたり、知らんぷりを決め込むようなことは絶対にしません。

たとえば、道ばたでモノをたくさん落として困っている人がいたり、重い荷物を運んでいるお年寄りを見かけた時にどう行動するでしょうか。

「自分がやらなくても誰かが代わりにやってくれるに違いない…」と思うでしょうか。

「時間がもったいない」とか「巻き込まれるのが面倒だ」と思って、見て見ぬふりをしますか?他にも周りには人がたくさんいて、みんな見てはいるけどやらないから、自分も動きづらいと感じるでしょうか。

優しい人は、誰もやらないとしても進んで行動できます。

パッと優しさを行動に表せるのです。

物事の本質を見抜くのが得意

物事の表面だけを見て行動してしまうと、本当に相手が必要としていることを見きわめられない場合が往々にしてあります。

他の人の意見や考え、時には世の中の風潮に惑わされてしまうことさえあり得ます。

でも、本当の優しさを持てる人は、物事の本質をよく見抜いて行動することができます。

物事の表面だけではなく、さまざまな角度から、裏や奥深くまで見きわめられるので、冷静な判断をすることもできます。

ということは、相手の言葉に表れる、表面的なことだけで判断せずに、言葉には出てこない深い感情や気持ちを汲み取ることもできるということです。

なので、本当に相手が求めていることに応えた行動ができます。

さらには、その場だけの、行き当たりばったりの優しさで終わらせるのではなく、その後の展開も考えて、長期的な視点で相手のためになる親切な行動を取ることも得意なのです。

義理人情に厚い

「情けは人の為ならず」ということわざがあります。

これは情けをかけることが人の為にならないから良くない、と言っているのではなく、誰かのためにする親切や情けは、いつか自分にも返ってくる、という意味です。

優しい人は義理人情に厚く、人間関係においてこれだけは守るべきという道義や筋道をしっかり持っています。

たとえばそれは「感謝の気持ち」を忘れない、というところに表れます。

たとえ身近な家族や仲の良い友人、恋人であったとしても、人からしてもらった親切や情けを決して忘れません。

その大小に関わりなく、です。

人からしてもらったことを当たり前のものとは思わずに、「ありがたい」という感謝の気持ちが強いので、自分もその人のために何か恩返しをしようと動かされます。

人への思いやりの気持ちが強いので、たとえ自分が犠牲になったとしても、人のためになる事を行なうことを惜しみません。

時間も体力もエネルギーも、時には資産さえも喜んで与えられるのです。

でもそうした「義理人情」は、いつか自分にも絶対に返ってくるといえます。

人から信頼されますし、人間関係も円滑になります。

自分にも親切が返ってくるようになるのです。

裏切る行為が嫌い

優しい人は、メリットデメリットを考えて行動せず、その上義理人情に厚いということは、基本的に人の嫌な面を見たり、裏があるなどと考えたりすることはしません。

純粋に人を信じようとして、相手のために尽くしたいという気持ちを持っています。

たとえ自分が誰かから裏切られるような言動を取られたとしても、それでも相手を悪く言ったり思ったりしません。

なので、自分が誰かを裏切るような行動や態度を取ることも絶対にしませんし、そうした行為そのものを嫌います。

でも、もし自分の友達や家族など、大切に思っている人が裏切られる状況に直面した場合、そうした曲がったことが大嫌いなので、強い憤りを感じます。

まっすぐで純粋な気持ちを持っている人だということが分かります。

他人の弱点も許せる

誰かに傷付けられたり、相手の言動が癇に障って、なかなか言われた事やされた事が忘れられない、ということがあるかもしれません。

そういう他の人の弱点や欠点は、なかなか許すことが難しいものです。

でも、心の優しい人は、いつまでも他の人の間違いや弱点にばかり注意を向けて、それを引き合いに出すようなことはしません。

むしろ、「私にも弱点や失敗はあるし」とか「自分も何らかの欠点や弱さで、誰かに迷惑をかけているかもしれない」と考えて、人の弱点や欠点を見過ごすことができます。

つまり許すことができる、というわけです。

プライドが高いと、人の間違いや弱点はなかなか許せないかもしれません。

でも「もし逆の立場だったら、自分ならどうしてもらいたいか」という観点で考えられるような、謙虚さや心の広さを持てると、優しさを持てるようになるかもしれませんね☆

他人の良い所を肯定する

優しい人は、人の欠点や短所に注目するのではなく、良いところを見ようとします。

人を悪く思ったり言うことをしたくないので、悪口や陰口を好みません。

他の人の良いところや長所に目が向けられるというのは、人の意見や価値観はさまざまであることを受け入れているからでもあります。

だから、意見や価値観の違う人に会ったとしても、それをポジティブに受け入れることができるのです。

人に優しくするために心がけるべき5個のこと

人に優しくできる人でありたいーそう願っていても、なかなか行動に移せない人もいるでしょうし、やり方が分からないという人もいることでしょう。

自分では善意の気持ちでやったのに、それを相手からは受け入れてもらえなかったり、お節介や迷惑と受けとめられてしまう事もあるから、優しさは難しいと感じる人もいるかもしれません。

では人に優しくするために、どんなことを心がければ、相手にも喜んでもらえて、自分も幸せな気持ちになれるのでしょうか。

そのためにできることをこれから取り上げていきたいと思います。

・相手の気持ちをよく考える
・他の人のことを自分のことのように考える
・言葉選びに気を付ける
・他の人を変えようと思わない
・心に余裕を持つ

以上の5つの点を踏まえて、心から優しい人になれるためにどんな努力ができるかを考えてみましょう☆

1、相手の気持ちをよく考える

まずいちばんにできるのは、相手の気持ちになって考えることです。

何をして欲しいと思っているか、どんな気持ちでいるかを考えるのです。

そのためには、まず自分が他の人の気持ちに関心を持ったり、敏感に反応しなければなりません。

相手の心を読むことはできないとしても、表情や声のトーン、仕草などを見れば、いま相手がどんな気持ちでいるかを察したり、判断することができます。

相手の気持ちをよく考えるためには、相手への純粋な関心や、思いやりの気持ちを持つことも大切なことです。

そうした関心や思いやりが根底にないと、心からの優しさを表わすのは難しいかもしれません。

相手が望んでいる言動を与える

相手の気持ちになって考える上で、さらにできることは「相手の話しをよく聞く」ことです。

話しをじっくり聞けば、その人の気持ちや、いまして欲しいと思っていること、望んでいる事柄が分かります。

相手の話しによく耳を傾け、時折相づちを打ったり、相手の話しを反復することで、その気持ちに共感していることを示すことができます。

じっくり話しを聞けば、「こう言ってあげたら喜ぶだろう」とか「きっとこうして欲しいと思っているに違いない」ということが見えてくるはずです。

2、他人の事を自分の事の様に考える

「他の人のことを自分のことのように考える」-これは簡単なようで、なかなか難しい事柄です。

なぜなら人によって生まれ育った環境も、性格も、現在の状況も異なるからです。

でも、すべてを理解できないとしても、自分がその人の立場だったら…という観点で物事を見て、感情移入することは誰にでもできることです。

感情移入をすることで、自分がこうして欲しいと思うことを、人のためにしてあげることができるようになります。

そういう利他的な精神は優しさには非常に重要です。

人はどうしても、自分の利益や感情を優先してしまう傾向があります。

でも、損得勘定を抜きにして、純粋に相手の立場になって行動したり、人のためになる親切を行なうことで、「本当の優しさ」を持てる人間へと成長していけるに違いありません。

相手の気持ちを汲み取る事が大事

他の人のことを自分のことのように考えるためには、「相手の気持ちを汲み取る」スキルが非常に大切なカギとなってきます。

でも、相手が必要としていることや求めていることを汲み取るのは難しい、と感じている人も多いかもしれません。

相手が言っていることに納得がいかなかったり、同調できないという時もあることでしょう。

しかし、話しをよく聞いてあげることはできると思います。

たいていの場合、人は自分の気持ちを分かってもらえているというだけで、気持ちが落ち着いたり、スッキリすることがあります。

優しい口調や表情で話しを聞くなら、相手も話しやすいと感じて、さらに気持ちを出してくれるかもしれません。

相手の身になって話しをよく聞き、感情移入できるようになると、その人がほんとうに必要としている「優しさ」を表わすことができるに違いありません。

3、言葉選びに気を付ける

相手のことを思うからこそ、時にはハッキリと伝えなければいけない、という状況もあると思います。

でも、どんな言い方をしても良い、というわけではありません。

感情に任せてダイレクトにぶつけたり、正論だからといってストレートに言うならば、言った方の自分は「その人のために言ってやった」という気持ちで、確かにスッキリすることでしょう。

でもそれがたとえ「優しさ」からくるものであったとしても、言われた側の相手は素直に受け止められないかもしれませんし、ただ感情を傷つけられるだけかもしれません。

相手への思いやりを持った言葉選びをするように気を付けましょう。

使い方を間違えると誤解を与える

言葉を慎重に選んだつもりでも、使い方を一つ間違うだけで、誤解を与えたり、関係に亀裂を生じさせてしまうことさえあります。

言葉一つで、自分は「優しさ」のつもりでも、相手にとっては「お節介」や「ありがた迷惑」になってしまうこともあるのです。

たとえば、私が「してあげる」とか「やってあげた」みたいな言い方をしてしまうと、どんなにそれが親切な行ないでも、相手には押しつけとか上目線のように感じさせてしまう事があります。

せっかくの優しさがムダになってしまわないためにも、言葉は慎重に、相手の気持ちをよく考えた言葉を選ぶようにしましょう☆

4、他人を変えようと思わない

 
他の人の欠点や弱点が気になって、その言動にイライラさせられることがあるでしょうか。

「なんであの人はできないの」「何度も言っているのに全然直らない」「あれだけ言ってあげてもまったく変わらない」
相手のことを思って言ってあげてるのに、何も変わろうとしないどころか、悪いとも思っていないことに腹立たしさを覚えて、何とかして変えてあげないと!と思うことさえあるかもしれません。

しかし、他の人を変えようと思うこと自体が間違っています。

人間はそう簡単に変われるものではありません。

生まれ育った環境も異なりますし、性格だって十人十色です。

自分の考えや価値観だけが正しいかのように、人のやり方や価値観を変えようとすること自体がごう慢ですし、間違っています。

人に期待してしまうと、それだけ求めてしまうので、まず他の人を変えようなどと思わないことが大切です。

自分が変えられるのは自分だけ

それぞれが持つ価値観や性格は、その人自身のものです。

だから、弱点や欠点に気づけるも気づけないも、それはその人自身の問題です。

確かに優しく教えてあげたり、変えようと思うきっかけを与えてあげることくらいはできるかもしれませんが、実際に行動に移すかは本人次第なわけです。

「やるかやらないか」「できるかできないか」「変わるか変わらないか」-すべて決定できのは自分だけ、ということになります。

どんなに親しい間柄でも、家族や夫婦であったとしても、他人を変えることはできない、ということを覚えておくようにしましょう。

5、心に余裕を持つ

気持ちに余裕を持った生活を送れていると、それだけ人に優しくしようとか、親切や思いやりを持ちたいという気持ちも強まりますし、実際にそう行動できるようになります。

逆に、毎日の生活で忙しくて疲れている時や、気持ちに余裕がない時は、自分のことだけでいっぱいいっぱいになってしまいます。

そういう時は、周囲の人に思いやりを持つ余裕や気持ちを持つのは難しいかもしれません。

心にゆとりを持った毎日を送るというのは、優しい人間になるのに大切だと言えます。

余裕があれば他人にも目を向けられる

たとえば、育児に追われていて、精神的にも肉体的にも疲労しきっているような時は、誰かから相談の電話が来ても、「それどころじゃない!」と思ってしまうのではないでしょうか。

仕事に追われて、ストレスが非常に溜まった、忙しい毎日を送っていると、いつもはそんなことないのに他の人への口調や態度が、ぶっきらぼうになったり冷たくなってしまう、なんてことはないでしょうか。

時間や気持ちに余裕がないと、他の人に思いやりの気持ちを持つ“心の広さ”を持てなくなってしまいます。

自分の状況と、他の人の状況を比較して、ねたんだり、羨ましいと感じてしまうことさえあるかもしれません。

人に優しい行動を取れるかは、いかに時間や気持ちにゆとりや余裕のある生活を送っているかが関係してくることが分かります。

人に優しく接するには広い心を持つべし

このように見てくると、優しさを持って接するためには、自分よりも他の人の気持ちや感情を優先した態度を持つことが大切であることが分かります。

そのためには、自分自身が広い心を持って、見方や視野を広くすることが、大切なカギとなり得ます。

心に余裕を持てる生活もそうですし、人への見方や考え方を時には変える、ということも重要になってくるのです。

では、「広い心を持てる」ようにするために、実際にどんなことができるでしょうか。

それにはさらに6つの要素が関係してきます。

・他人を受け止められる心の強さ
・客観的な物事の見方
・他人と比べない
・笑顔を心がける
・不意の失敗やミスを許す
・小さなことで怒らない

一つずつ取り上げて、どんなポイントを抑えておくと良いか、見てみましょう☆

他人を受け止められる心の強さを持つ

世の中にはいろんな価値観や性格の人が存在します。

みんなそれぞれ個性があって、中には自分とは合わない人や、気持ちや考えを理解できないと思う行動や態度を取る人もいるかもしれません。

ひとつひとつを気にしてしまうと、いら立ちを覚えたり、他の人の言動で傷ついてしまうこともあるかもしれません。

色んな人がいて、色んな考えがあっていいんだ、という見方を持てるようになると、他の人の気持ちや考え、価値観を受け止められるようになります。

そして、どんな人に対してもポジティブな気持ちを持って接したり、思いやりのある、広くて強い心を持てるようになるでしょう。

客観的に物事を見る

「客観的である」とは、自分以外の考えや立場に沿って、物事を見れることを言います。

その反対語は「主観的」です。

主観的とは、自分の考えだけに基づいて、その考えるままに物事をとらえることを言います。

つまり、客観的に物事を見れる人は、他の人の立場に立って、広い視野で考えられることになります。

「あの人がもし私の立場だったら」とか、「逆の立場だったらどうしてもらいたいだろうか」という観点で物事をとらえ、判断できるので、いま相手がいちばん必要としていることを見きわめることもできるようになります。

これは、優しさを持つ上でも、心の広さを磨く上でも、とても大切なスキルと言えます。

自分のことも周りのことも客観的に見れると、感情に振り回されることなく、常に冷静に行動できますし、気持ちや感情をコントロールして他の人に接することができるようになるからです。

【客観的に物事を考えるべき理由は、こちらの記事もチェック!】

他人と比べようとしない

「自分は自分、他の人は他の人」-この見方を持ち続けることは意外と大変な時があります。

この社会が競争化社会を作り上げていて、小さな頃から他の人と比較しながら、あるいはされながら成長してきた人が多いからです。

しかし、自分と他の人を比べたとしても、何も良い事なんかありません。

自分よりできている他の人を見てしまうと、ただただイライラしたり、できない自分に落ち込んでしまうだけです。

また、人と比べると他の人をねたんだり、うらやましく思う感情に振り回されることが往々にしてあるので、みなに平等に、いつでも優しく接することが難しく感じることさえあります。

劣等感や、優越感など、不必要な感情に振り回されると、広い視野や、心の余裕を持った行動ができないので、「他人と比べない」ことは大切なことと言えます。

笑顔を心掛ける

笑顔は人を癒します。

笑顔でいると、他の人はあなたに優しさや思いやりを感じ、一緒にいたいとか、もっと親しくなりたいと思うに違いありません。

疲れている時や気持ちが沈んでいる時、明るい笑顔でニコッと微笑みかけてくれる人がいると、それだけで気持ちが安らいだり、助けられるものです。

ストレス社会で生活していると、つい笑顔を出す余裕が無くなる時もあるかもしれませんが、どんな時でも笑顔を絶やさないことを意識して心がけてみましょう。

そうした明るい表情を心がけていると、周りの人もそうですが、自分もいつの間にか明るい気持ちになってきます。

そうすると、自然と他の人に優しくなれたり、辛いことや悲しいことでも乗り越えようという、前向きな姿勢を持てるようになれます。

不意の失敗やミスは許す

他の人の小さな失敗や、ちょっとしたミスに一つ一つ目くじらを立てていると、心が狭い人間になってしまいます。

自分だって欠点や弱さを持っていますし、失敗やミスをすることだって絶対にあります。

そうした失敗やミスをしたら、他の人から許してもらいたい、見過ごしてもらいたいと思うのではないでしょうか。

誰だって失敗やミスはする、そして価値観や考え方は十人十色なんだという、広い見方を持てるようになると、誰に対してもいつでも優しさや思いやりを持てるようになると思います。

小さな事で怒らない

怒りと優しさは正反対の感情です。

いつも怒ってばかりいると、人に優しい気持ちを持つことも、実際に優しく接することも難しくなってしまう事でしょう。

怒ることには、非常にエネルギーを使います。

しかも無駄なエネルギーです。

特に小さなことも細かく気にして、イライラしたり、カッとなっていると自分も疲れますし、周りも良い気持ちになりません。

大雑把に、ゆったりと物事をとらえる気持ちを持つことが、大切なカギとなります。

また、過度に期待してしまうと、自分の期待が裏切られた時に相手を責めたくなったり、イライラさせられてしまうので、“人に期待しない”ということも大切なのかもしれませんね。

優しく接したいなら偏見を持たずに接する

いかがでしたか?優しい人になれるためのカギが、なんとなく見えてきたでしょうか。

優しくなるためには、自分の意識を変えることが大切と言えそうです。

見方や視野を少し変えて、誰に対しても偏見を持たずに接するなら、誰に対しても公平に、同じような優しさを持てる人になれるに違いありません。