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人に優しくするために心がけるべき5個のこと


あなたの周りに、いつもみんなに優しくて、親切に接している人が誰かいるでしょうか。

優しい人の近くにいると、自分も穏やかな気持ちになれますし、心が豊かになれるような気がしますよね。

「人に優しくする」ことは物事を円滑に進めるのに役立ちます。

仕事においてもプライベートにおいても、人間関係がうまく行くようになります。

それに、誰かに優しい行動をすることで相手が幸せになれるのはもちろんですが、相手が喜んでくれている姿を見ると、自分も幸せな気持ちになります。

誰でも、「優しい人」になりたいと思うと思いますが、「自分が優しい人かどうか」は自分で判断したり、評価することではありません。

毎日いろんな人と接する中で、自分が周りに示す行動や態度、話し方などに「優しさ」が溢れていると、そうした積み重ねが周囲の人には「優しい人」と映るようになるわけです。

ではどんなことが「優しい人」という評価につながるのでしょうか。

人に優しくあるために心がけるべきことはあるのでしょうか。

この記事の目次

人に優しくするのは案外難しい

身近な人にであれ、見知らぬ人にであれ、人にいつも優しくあることを心がけている人も多いことと思います。

でも、いつでも優しくできるわけではありません。

このストレス社会の中でもまれていると、あまりに忙しすぎて時間に余裕を持てなかったり、いっぱいいっぱいになってしまうことは、誰にでもあり得ます。

そうなると、気持ちに焦りが生じたり、精神的にも体力的にも疲労して、自分を立て直すことだけで精いっぱいになってしまうことさえあります。

そういう時には、他の人に目を向けて、他の人のために何か親切な行ないをしたり、優しく接することが難しいと感じるかもしれません。

思いがけず相手を傷付けている場合がある

また、自分は親切の気持ちで接していると思っていても、相手がそのあなたの行動を「優しさ」とは受け取っていない場合もあります。

こちらは「親切にしてあげてる」つもりなのに、相手にとっては迷惑になっていたり、逆にそのことで傷ついている場合もあるのです。

人に優しくすることは案外難しいものなんですね。

人の気持ちを読めるわけではないので、相手の表情や行動、仕草などから、自分の優しさが押しつけになったり、ありがた迷惑になっていないかを見きわめることも大切な気がします。

お節介だと思われる事も

人に優しくしてお節介だと思われている男性
親切や思いやりの気持ちを持って、善意でやったつもりが、相手にはお節介とか、大きなお世話と思われる可能性もあります。

つまりこれは、自分の気持ちの押し売りになってしまっている、ということです。

自分は親切のつもりでも、それが相手に「優しさ」とは思われていないなら、その優しさはムダになってしまいますし、お互いの良い関係にはつながりません。

優しくするためには、相手の気持ちや立場に立って物事を見れるか、それが本当に相手が喜ぶことなのかを理解し、見きわめることが大切だと言えそうです。

人に優しくするために心がけるべき5個のこと

人に優しくできる人でありたいーそう願っていても、なかなか行動に移せない人もいるでしょうし、やり方が分からないという人もいることでしょう。

自分では善意の気持ちでやったのに、それを相手からは受け入れてもらえなかったり、お節介や迷惑と受けとめられてしまう事もあるから、優しさは難しいと感じる人もいるかもしれません。

では人に優しくするために、どんなことを心がければ、相手にも喜んでもらえて、自分も幸せな気持ちになれるのでしょうか。

そのためにできることをこれから取り上げていきたいと思います。

・相手の気持ちをよく考える
・他の人のことを自分のことのように考える
・言葉選びに気を付ける
・他の人を変えようと思わない
・心に余裕を持つ

以上の5つの点を踏まえて、心から優しい人になれるためにどんな努力ができるかを考えてみましょう☆

1、相手の気持ちをよく考える

まずいちばんにできるのは、相手の気持ちになって考えることです。

何をして欲しいと思っているか、どんな気持ちでいるかを考えるのです。

そのためには、まず自分が他の人の気持ちに関心を持ったり、敏感に反応しなければなりません。

相手の心を読むことはできないとしても、表情や声のトーン、仕草などを見れば、いま相手がどんな気持ちでいるかを察したり、判断することができます。

相手の気持ちをよく考えるためには、相手への純粋な関心や、思いやりの気持ちを持つことも大切なことです。

そうした関心や思いやりが根底にないと、心からの優しさを表わすのは難しいかもしれません。

相手が望んでいる言動を与える

相手の気持ちになって考える上で、さらにできることは「相手の話しをよく聞く」ことです。

話しをじっくり聞けば、その人の気持ちや、いまして欲しいと思っていること、望んでいる事柄が分かります。

相手の話しによく耳を傾け、時折相づちを打ったり、相手の話しを反復することで、その気持ちに共感していることを示すことができます。

じっくり話しを聞けば、「こう言ってあげたら喜ぶだろう」とか「きっとこうして欲しいと思っているに違いない」ということが見えてくるはずです。