駅近では、夜遅くまで開いているフィットネスジムもあるので、これらを利用する方法も良いと思います。
睡眠の確保を最優先させる
日本人の睡眠の特徴は、欧米諸国に比べると睡眠時間が少ないことです。
夜間の仕事も多いことから疲労とストレスで、睡眠中の障害を持っている人もいるようです。
不眠症で悩んでいる人も多いようです。
入眠障害、中途覚醒、早期覚醒、熟睡障害などの症状が現れるのです。
心当たりの人も多いはずです。
若い人から働き盛りの人まで、睡眠に関しては悩みが言いうようです。
ある調査では、日本人の5人に1人が、睡眠時に何らかの障害を抱えているということです。
最近の傾向では、太り気味の男性に多い「睡眠時無呼吸症候群」と言われる症状です。
太くなった首の肉が睡眠中に気道を塞いでしまうことがその原因です。
痩せている人でも、仰向けに寝ている時に下あごが下がって舌と一緒に気道を塞ぐ状態になるのです。
気道が塞がれると一番怖いのは、無呼吸によって血液中の酸素濃度が低下するので、血液循環量を多くしようと心臓が活発に動きます。
すると血圧が上がり心臓や脳に梗塞などの症状が起こり、命を落とすことにもなるのです。
こうして、時間が短い上に障害を抱えていると、質の高い睡眠は充分でなくなります。
そして睡眠不足は高血圧、動脈硬化、糖尿病などの生活習慣病の原因になるとも言われています。
質の高い充分な睡眠は、健康には大切な要素なのです。
心身共に強くなるためには、まずは自分の健康に留意して生活することです。
強くなるための第一歩は、良質な睡眠の確保を最優先させることです。
カフェインの摂取量をコントロールする
充分な睡眠を取りたいと思っている人は、食品に含まれているカフェインのことに注意することが必要です。
学生時代に、勉強中の眠気を冷ます対策としてよくコーヒーを飲んだものです。
ビジネスマンも、午前中の会議の目覚ましのためやランチ後の眠気覚ましに、コーヒーを飲むことが多いようです。
眠気が取れる理由は、コーヒーに含まれているカフェインという成分の働きによるものです。
カフェインは天然の化合物でアルカロイドと呼ばれる成分のひとつです。
苦みも持っているので、コーラなどの清涼飲料水にも食品添加物として利用されているものです。
このカフェインは覚醒作用や鎮痛作用が強く、眠気や倦怠感、頭痛にも効果があると言われています。
お茶や紅茶にも含まれていますが、玉露にはコーヒーの2倍以上も含まれているそうです。
このカフェインは、眠気を引き起こす「アデノシン」という物質の働きを阻害して、神経を興奮させる作用があるのです。
それ以外には、運動時の俊敏性を高めたり持久力も向上するのです。
疲労を感じさせなくして筋収縮の働きを円滑にして筋肉の機能を向上させる作用も持っているのです。
また、中枢神経を活発に働かせる作用もあって興奮状態になり、運動や意欲を司る「ドーパミン」や交感神経を活発にする「ノルアドレナリン」も分泌されるので、集中力も上がるのです。
このカフェインの摂取量はどれくらいが理想的かと言うと、健康な大人で1日当たり約400mgで、コーヒーに換算するとおよそ3杯分くらいです。
この摂取量を大幅に超えないようにコントロールする必要があります。
本当に辛い時は休憩も大事
強くなるための身体能力や筋力を向上させるためには、やはり筋トレや有酸素運動を行うことが必要です。
しかし、ただやみくもに頑張っていても効果が上がらないこともあります。
身体能力を効率よく向上させるためのトレーニング方法というものがあります。
そもそも、トレーニングを始めるためには、自分の弱点や不足している能力を自覚しておくことも必要です。
その不足している部分を重点的に補うようにトレーニングするのです。