参謀役に徹したとしても、積極的に自分の人生を切り開くことは、十分に可能です。
8、責任感がある
プロジェクトを率先するリーダーになると、あらゆる責任を回避することはできません。
プロジェクトの、結果責任を全面的に追うことになります。
これらを積極的に受け止める責任感の強さは、リーダー必須の資質です。
経験不足のころには、大きな負担に感じられることでしょう。
しかしいずれ乗り越えるべきものです。
責任感の強さは、あえてアピールするようなものではありません。
それでは、かえって周囲を不安に陥れてしまいます。
いざというとき、さりげなく表に出るのが理想的です。
そのころには、きっとプロジェクトにやりがいを感じていることでしょう。
9、何事も素直に受け止められる
率先して物事にあたるためには、何事も素直に受け止め、疑心暗鬼にならないように気を付けます。
人の話は、ストレートに受け止め、メンバーを信頼する姿勢を見せましょう。
そうすればメンバーは、壁を感じることなく、活発に話をするようになります。
メンバー間のコミュニケーション不足は、プロジェクトの失敗、つまり敗因となることが非常に多いのです。
反対にコミュニケーションが上手くとれていれば、失敗の可能性は低いということです。
10、困難な事に立ち向かっていける
昨今のサラリーマン社会では、困難とは立ち向かうよりも、避けまくるものとなっているようです。
世渡りの一つとして、昔からある生き方ではあります。
しかし、それ以外の強い生き方をする人が、次第に目立たなくなってきました。
自分の構想を実現しようとすれば、どんなレベルであっても、周囲との摩擦は避けられません。
それを説得し、調整を続けていく必要があります。
そんな困難な場面に自ら飛び込むのはお断り、という人が多くなってきたとしか思えないのです。
率先して飛び込む人は貴重となるばかりです。
11、目標を持っている
率先してプロジェクトを引っ張るためには、わかりやすい目標が必要です。
最終的な姿形を提示します。
数値目標とビジュアルのイメージがあれば理想的です。
数値目標なら、対外的には1つでいいとしても自分の中では、短期、中長期と時系列の目標を持っているとよいでしょう。
優先順位を判断するためには、参照する目標が、複数あった方が確実です。
また達成度を計ることによって、気持ちがはずみ、張りを持たせることにもつながるでしょう。
12、視野が広い
率先して物事に取り組むには、広い視野を確保しておく必要があります。
新しい情報を加味していきながら、随時、必要に応じて軌道修正をしていきましょう。
これは朝令暮改というには当たりません。
リファインさせていくということです。
そうすることによって、予期せぬトラブルにもいちいち動じることなく、対応できるようになっていきます。
それがまた信頼の醸成にも繋がっていきます。
アンテナは広範囲に張り巡らせておきましょう。