自分に対して、これまでにはなかった自信をもたらせてくれるに違いありません。
それも簡単に崩れるようなものではありません。
苦労を重ねたメンバーたちとの絆ができているからです。
彼らの存在は、落ち込んだりしたときの、支えとなってくれるはずです。
率先して動ける人になりたい!
ここでもう一度、率先して行動できる人間になるためには、どうすればいいのか、何を必要とされているのか、まとめてみましょう。
先送りする癖を直す
人生、何もかも拙速に行えばよい、ということではありません。
あわてすぎ、失敗したことは、誰にも経験があることでしょう。
とはいっても今日できることを、明日に先送りしてよい、ということでもありません。
できることはできる限り当日中にこなし、自由時間を作ることを考えましょう。
その時間を有効に使い、さらに次の構想を描いていきます。
これらはやがて、好ましいサイクルとなって動き出すでしょう。
こうなると疲労もほとんどたまらなくなります。
面倒臭いことを後回しにしない
面倒臭いことを後回しにしないようにしましょう。
学科試験を受験するときは、簡単な問題の解答を済ませてから、時間をかけて難問に取り組む、という方法が有効です。
しかしビジネスでは、優先順位をつけて、それに従って物事をこなしていくことが重要です。
手間がかかる、かからない、とは次元が違います。
しっかりと付けたした優先順位に従えば、面倒臭いことが最後に回ることはないはずです。
思い立ったら行動する
思い立ったら即、行動に移しましょう。
会社などの組織に属している人は、指示命令を受けて、行動しなければなりません。
これはサラリーマンの宿命です。
そうしたやらされるシチュエーションでも、行動は素早く起こすのが原則です。
これは、上司の覚えがめでたくなる、という効果にとどまりません。
身体に積極性とスピードを加えるトレーニングとなるからです。
これは将来、新たなプロジェクトのリーダーになったときに、大きな財産となるはずのものです。
失敗恐怖を捨てる
失敗に対する恐怖は,できるかぎり捨ててしまいましょう。
おとなりの中国人たちは、この面ではとても参考になります。
中国では、新しいオンラインサービスが次々と誕生しています。
ライドシェア(配車アプリ)、シェアサイクル(貸自転車)、フードデリバリーサービスが、その代表的なものです。
またモバイル決済もおどろくべき普及ぶりです。
結婚式のご祝儀や、物乞いすら、QRコードのスキャンで済ませまているくらいです。
こううしたベンチャー企業の活況について、日本の某財界人は、「中国は規制が少ないから。」と指摘していました。
これは確かなことです。
しかしそれよりも重要な要素は、中国人は失敗を恐れていない、ということです。
さらに事業が失敗したとしても、落ち込むことはありません。
「今回は風水が悪かっただけさ。」などとうそぶいて、すぐまた次のもうけ話に、前のめりになって行きます。