職場で仕事を頼まれるといつも快く引き受けている同僚を見ては、「出世欲の強い奴だ」とか、逆に「そんなことじゃ、いつまでたっても便利屋だぞ」って思っていたら、結局その同僚の方がどんどん先に出世していっちゃった。
なんて経験ありませんか?
最近就職したての新入社員も、まだまだこれからバリバリ働く中堅社員さんも一読の価値あり!
快く頼み事を引き受ける人の特徴と、そんな人が最終的に得をしてしまう理由をまとめてみました。
️何事も快く引き受けてくれたら嬉しい!
あなたが誰かに仕事をお願いする側になって考えてみてください。
他にもやらなければならない仕事がたくさんあって、自分一人では手が回らない時に、同僚なり、後輩なりに助けを求めたとき時、快く引き受けてくれると本当にありがたく思えます。
そうすると、また今度もお願いしようかなという、心の甘えも生まれてくるのも確かですが、今度飯でもおごってやろう、自分お客さんに「こいつ頼れるヤツなんです。」と紹介してやろうといった気持ちになるのも確かです。
ですので、あなたが仕事を頼まれた時も、何事も快く引き受けることで、仕事を頼んだ相手は嬉しく思い、少なからずそんな事を考えてくれているはずです。
️快く頼み事を引き受ける人の15個の特徴
では、快く頼み事を引き受ける人はどんなタイプの人なのか、その特徴を以下に挙げます。
尚、ここでは特徴のみをご紹介するとして、「どうしてこんな人が最終的には得するの?」という疑問には次の項でご説明します。
奉仕の精神が強い
例え残業になろうとも、またはその頼まれ事をこなしたところで昇給や慰労手当があるわけでもないのはわかっているが、そんな損得勘定はせずに、組織のためになるのならと思って働こうと思っている人は、仕事を頼まれた時、快く引き受けられるでしょう。
簡単に言えば欲がない人です。
こんな人は最終的に得します。
商売に無欲は禁物
しかし、ここでちょっと注意です。
この「奉仕の精神」はあくまで「組織内」における、仕事を快く引き受ける人の特徴でなければなりません。
損得勘定無しで仕事をすることが、社外の人、つまりお客様や取引相手に対してであってはならないのです。
これはどういうことかと言うと、商売というのは無欲で行うわけにはいかない行為だからです。
無欲や奉仕の精神を持ってくるのなら、商売をしてはいけません。
企業の仕事である商売は「儲け」なければならないのです。
儲けるから社員に給料が出せるのです。
これを「儲けなくていい、損したっていい」とする企業はすぐ潰れて奉仕の精神で働いてくれていた社員とその家族を路頭に迷わすことになるでしょう。
奉仕の意味の「3」に「商人が品物を安く売ること」とあります。
確かにチラシや店頭で「奉仕品」「特価でご奉仕」とかいう文言を付けて半額以下に値下げした物を売っている店もあります。
しかし、それは今後はもう売れそうにないものを、少しでもいいからお金に代えておけば、廃棄するよりはましだから行っているものです。
つまり、その商品で最後の最後まで儲けようとする企業の姿勢です。
本当に消費者に奉仕するならば、廃棄する他無いものは、無料でくれるのが奉仕であるといえるでしょう。
ですから、ここでいう「奉仕の精神」とは、あくまで儲けようとする会社の為の仕事なら、多少エクストラワークであったとしても、真摯に務めるための心の持ち方であると言えます。
思いやりがある
快く頼み事を引き受ける人には思いやりの精神があります。
「思いやり」とは「人を大切にすること」です。
同僚や部下のみならず、上司のことまで思いやれる人、大切にする
人は、何か頼み事をされたとき、快く引き受けることができるでしょう。
人に仕事を頼むということは、「その人一人ではできなくて困っているから」と考え、自分で良ければ力になろうとする気持ちが「思いやり」です。
優しい
突き詰めれば、上記の「思いやりがある」と同じ意味の特徴です。