なんとかやり遂げようとするのです。
まったく、責任感がなければ、人からの頼み事はそうそう引き受けられるものではありません。
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安心感がある
ここまで述べてきたような優しくて思いやりがある人が約束を守ろうという責任感をもち、且つ口先だけでなくて、頼んだ仕事はきっちり仕上げて返してくれるとなれば、そういう人には自然と安心感を覚えます。
頼み事もしやすく、きっちり仕上げてくれるので、頼んだ側としてもそれにみあったお礼をしたくなります。
逆に言うと、頼んで引き受けてもらったからには、依頼側はお礼をするのがものの道理というものです。
会社と社員の関係なら給料や賞与がそれにあたります。
でも、元々報酬などお礼をする予定で頼んだ仕事が思ったような仕上がりになっていなければ、お礼も100%はしたくないはずです。
でも、一応カタチになっていれば、当初取り決めたお礼をしてあげなくてはなりません。
なんだか損した気分になります。
そう考えると、頼み事を快く引き受ける人は、やはり周りから安心感を持たれるような人でなければなりませんね。
マナーや礼儀を重んじる
頼み事を快く引き受ける人は、ここまで述べてきたように、誠実で約束を守れる人です。
なので、やはり世の中のルールから、日常のマナー、目上の人に対する礼儀、周りに対する気遣い、こういったことができる人だということになります。
マナーや礼儀とはそもそも自分以外の相手が嫌な思いをしないようにするためにあるものです。
日頃から、礼儀を知らず、マナーも守れないような、他人のことを思いやれない人は、頼まれ事も快く引き受けることはできないでしょう。
ニコニコしている
「快く」何かをする時って人はどんな表情に為っているでしょうか?
やはり、笑顔なのではないでしょうか。
もちろん、嫌な仕事でも作り笑いで快く引き受けるフリをする人もいるでしょう。
おそらく、そんな人は普段はらあまりニコニコしていないのではないかと思います。
というのは、頼み事を本当に快く引き受けることができる人は、それなりに時間にも心にも余裕があります。
余裕がある人は、仕事もプライベートも何事も楽しむことができています。
もちろん、楽観的などというレベルはなく、物事を真剣に考えはしますが、深刻に考えるほど神経は細くないのです。
ですので、頼み事を快く引き受ける人は、引き受ける時だけ「ニコニコする」人ではなく、常日頃から自然に「ニコニコしている」ひとだと言えるでしょう。
努力家
頼み事を快く引き受ける人は、「真面目」の項で述べた様に、小さい頃から何事にも真面目に取り組んできた努力家です。
また、「責任感がある」の項で述べた様に、自分にとって未知の分野でも、新たに勉強して、経験を積んでいこうとする今なお努力家であるとも言えます。
そして、先程は、いつも「ニコニコしている」のは余裕があるからだと述べました。
この心なり、時間なりの「余裕」はその人のこれまでの「努力」によって産み出されたようなものです。
ですので、頼み事を快く引き受ける人は、基本的に努力家なのです。
️快く頼み事を引き受ける人が最終的に得をする理由
ここまでお読みいただいて、頼み事を快く引き受ける人の特徴がよくお解りいただけたかと思います。
頼み事をが快く引き受けられる人とは、知能も能力も、人間としてそこそこ成熟した人格者であることが言えるのではないでしょうか。
となると、そういうタイプの人が、望まなくとも何かと得をするのは必然と言えます。
ここからは、そんな快く頼み事を引き受ける人が最終的にはどんな得をするのか、思いつくもの、心当たりがあることをご紹介します。
仕事の評価につながる
その会社が社員の成果に対し妥当な評価をできる健全な組織であればの話にはなりますが、他人の仕事を快く引き受けて、頼んだ人がが望むようなカタチで仕上げていれば、まず何よりも「評価」が上がります。