また、不平不満を言っている時間が無駄だとわかっているので、口にしないのです。
近年は仲間で集まって不平不満を口にしている人が多いですが、そんなことをしている暇があるなら動いた方が自分のためでも、世のためでもあります。
健気な人が注目され始めているのも、このように不平不満を吐く人が増えたことが要因と言われています。
不平不満を吐いても意味がありませんので辞めましょう。
自分を不幸にするだけですよ。
忍耐力がある
不平不満を言わないと言うことは常にポジティブな姿勢でいることのほかに、他人には計りしれない忍耐力があると言うことでもあります。
不平不満を口にすることはたやすい事なので、それを吐き出そうとしないのですから相当な忍耐力があると推測できます。
不平不満を溜めすぎるとストレスになるから吐くと言う方もいますが、常日ごろから吐いていては意味がありません。
どうしてもと言う時だけ吐くようにしないと、不平不満が口癖になってしまい、常に不平不満を口にしている人といった印象がついて周囲の人がよってこなくなる恐れもあります。
不平不満を吐きださない忍耐力を身につけるようにしましょう。
4.他人を思いやる気持ちが強い
他人に対しての思いやりが人一倍に強いのが健気な人です。
これは何度も説明していますが「YouFirstMeSecond」の精神が身についているからです。
他人を幸せにすることがご自身の使命になっている感じもあります。
実はこれが昔の日本の良き会社のテーマでもありました。
私利私欲にとらわれるのではなく、相手の喜ぶ姿のために働くことが会社のテーマでもありました。
近年の日本は私利私欲にとらわれ過ぎた会社が多いので相手のために尽くそうと考える力が養われていません。
そのために健気な人が昔よりもピックアップされているのです。
相手が不快になるようなことはしない、言わない
自分がされた嫌なことは相手にしない、言わない!これがしっかりできているのが健気な人です。
近年は詰め込み教育の悪影響というのが良い事も悪い事も詰め込まれたために自分がされた嫌なことを相手にしてしまう人が多いと言われています。
よく職場などで「使えない」「辞めろ」とか言ってくる先輩は多いですが、なぜそのようなことを言うのかと言うと、それを言われ続けてきたからです。
つまり、自分もやられた、言われたのだから、当然、下の人もそれを受けるべきだと考えているのです。
これが詰め込み教育の弊害とも言えます。
健気な人は自分がされた嫌なことを繰り返させません。
つまり負の連鎖を断ち切るのです。
5.見返りを求めず人のために行動する
健気な人は相手からの見返りを求めていません。
つまり、良い事をしたから当然自分にも良い事があって当たり前だと思っていないのです。
見返りを求めていないので接する方も変にストレスを感じにすみますし、一緒にいたいと思います。
では、なぜ見返りを求める人が多いのかと言うと、ギブアンドテイクの言葉にとらわれ過ぎていて、相手と同等でない時が済まないと思っているからです。
良い事をして見返りがないと自分が損をしたと考えてしまうのです。
健気な人はギブアンドテイクではなく、ギブアンドギブと言った感じに考えているのです。
純粋な気持ちで行動する
何事においても裏表がないので、純粋な気持ちで動いているといった感じの印象があるのが健気な人です。
この要因は、前文でも説明したように見返りを求めていないことから起きます。
見返りを求めていると裏があるように思えてしまうので、純粋な感じがしません。
純粋な人は裏表がない人、本音しか見えない人などです。
相手に見返りを求めている時点で相手との信頼関係にも響きますので、良くありません。