オブザーバーはあくまでも中立的な立場として参加しますが話し合い中は常に全員のチェックを怠らないようにするためにルールのチェックということも参加する目的となってきます。
この場合のオブザーバーですが新人研修などにおいて先輩社員がグループでの話し合いなどに参加する時はこういったチェックをしています。
先輩社員はあくまでもオブザーバーとしてグループの話し合いに出席をしますが、新人の場合はルールを突然変えたりする人も出てきます。
このような事態を防ぐ為にもオブザーバーをおくことは必要となるのです。
また、こういった場合には不正防止という意味も含まれてきます。
一般常識的なルールを守らなかったり不正をするという人間を見つける為にもこういったオブザーバーは必要不可欠になり会社の発展の為には不正などをする人間を早期で見つけることも大切になってきます。
これによってそういった人物がどのような部署に配属されるかは不明な部分もありますが新人の頃から不正を考えたりルールに対しての意識が低ければ、良い仕事を期待することは難しいと言えます。
入社して間もない頃に行うオブザーバーは自分を見つめ直す意味でも大切なことになり改めて仕事への意識を考えることにもなってきます。
そして、先輩社員として参加するということはこういった結果にも繋がってきます。
より良い会議を作る
新人同士の話し合いというものは色々な意見が出されるために言い争いなどに発展する場合も出てきますよね?
このような時に先輩社員としてのオブザーバーがいれば喧嘩ということにもなりにくい状況を作れます。
また、色々な意見が話される中で自分のしてきた事を発言することもできますよね?これは自分の経験であり誰の肩を持つわけでもありませんのでグループ全体の参考意見として発表することができます。
このような先輩からの助言や経験談があると話し合いというものは自然と良い方向へ向かっていくようになります。
先輩がやったことに更に改良を加えてみたりと全員の気持ちが一つになっていくのです。
オブザーバーをこのような形で使ってみると社会人としての意識や同僚との仲間意識というものが深くなりより良い話し合いとなってくるのです。
こういった経験を自分でも詰むようになると今後の仕事などにも大きく影響してくることになります。
メイン参加者になるステップ
オブザーバーは当然に会社の人間も選ばれることになり、この場合の意味としては会議のメンバーとなるステップと考えていきます。
実際にどういった会議がされているのかを知るには参加することが一番早い方法となりますが、何を話せばいいのかわからない状態では会議にはなりません。
そのような事態にならないようにする為に最初はオブザーバーとして会議に参加させるという事も出てくるのです。
この場合の目的は自分の出世に大きく関わってくるものでありオブザーバーとして参加した会議の内容を自分でも考えてみたり、誰かの意見を練り直してみたりと色々な経験をすることができるのです。
この時の場合にはオブザーバーとして自ら発言をするような機会はないかもしれませんが感想などを聞かれる時があります。
この場合でも中立的な立場を貫き、誰かの意見に賛成といった言動は控えるようにして下さい。
オブザーバーが会議に参加する目的はこういったことが挙げられます。
もし自分がオブザーバーとして会議や話し合いなどに出席をする場合にはあくまでも中立の立場で対応するようにして下さい。
それではこのオブザーバーですがどういった人が向いているのかについても考えていきたいと思います。
オブザーバーに向いている人
まずは会議を監視するということを考えると分析力がなければこの役目というものは務まりません。
全員の発言をチェックしていくという事も大変な作業能力を必要としますし誰にでも出来るものではないということを覚えておいて下さい。
そして、将来的に会社の重要なポジションを目指す人はこれからお伝えする2点については徹底した行動を取るようにして下さい。
判断能力がある
オブザーバーになるにはどういった状況でも的確な判断をしていく必要があり、会議中の意見を自分の頭の中でまとめるという作業が大切になってきます。
次々と意見交換がなされる中での作業ですから全員の言葉を頭で理解しなくてはいけませんし、瞬時の判断能力というものを鍛えていく必要があります。
この能力を鍛える為には日頃から周りの意見を聞き、的確な指示というものを出せるようにしなくてはならず自分で迷ったりするようではオブザーバーには向いていないと言えます。
その為に必要なことは人よりも努力していくことになります。
どのような仕事に対しても積極性をもって取り組むことで大きな経験を積み自分の自信にも繋がってきます。
その自信は将来の判断能力を確実に鍛えてくれますし自分にとっても良い結果となりますので努力を惜しまないようにして下さい。
また、次のことに関しては一番大事と言っていいことになりますので必ず守っていくようにしましょう。
中立性を保てる
オブザーバーが必要となる理由は会議のスムーズな進行であったりより良い内容にするために参加することになります。