あなたは、今「本当の自分」で生きていますか?「本当の自分」なんて言われて、とても違和感を覚える方もいることでしょう。
そりゃあ、今こうやって記事を読んでくれているあなたは、他の誰でもない本当のあなたですものね。
でも、中には「本当の自分で生きることが出来ていない」なんて言う方もいるのではないでしょうか。
インターネットが普及し、SNSを多くの人が利用するようになりましたね。
しかし、そのSNSでは、本当の自分ではなくあたかも”幸せに生きている自分”を演じている方が多いですよね。
友人に見られているからです。
そうやって、誰かの目を気にして生きていませんか?
あなたは本当は別のことがしたいのに、社会の常識や周りの目を気にして行動できていないということはありませんか?
そうなると、少なからずアナタの心には”もやもやしたなにか”が出てくるはずです。
そのように違和感やモヤモヤしたものを感じることがあるというのは、本当の自分として生きていられていないということなのです。
そもそも”本当の自分”を理解できていなければ、本当の自分は何がしたいのか、どのように生きていたいのか、
どのような周りの目を気にして周りによく思われるように振舞っていたりしませんか?
それって、本当にあなたの姿なのでしょうか。
この記事では、”本当の自分”を見つめなおす方法を18個ご紹介します!
この18個であなたの今の思考を振り返ることで、今は眠ってしまっている本当のあなたに出会えるはずですよ!
本当の自分でいられていますか?
率直にお聞きします。
あなたは、今現在”本当の自分”で生きることが出来ていますか?
私たちは、子どもの頃はあまり何かに規制されることなく、悠々と生きていました。
しかし、家庭によっては親の価値観を押し付けられ、その価値観が当たり前と思い育った子どももれば、
成長していく中で「これが正しい」「コレは間違っている」といった社会の常識に触れ合いながら、それを取得しながら大人になっていきます。
たとえ話ですが、あなたは太陽を何色だと思っていますか?多くの方は「赤色」と答えるのではないでしょうか。
しかし、その赤色というのは誰が決めたのでしょう?たしかに、太陽を衛星写真で見ると燃えていることから火を連想し、赤色だと感じます。
しかし、黄色やオレンジ色に見えることもありますよね。
でも、一般常識では太陽は赤色というのが普通になっているので、多くの方が大要の絵を描くときに赤色で描きます。
ですから、そのような太陽は赤色であるという常識を知らない子ども達は、太陽のイラストを描くときには赤色ではなく、黄色やオレンジ色で描く子どももいますし、
もしかしたら自由な発想で緑色だとか黒色で描くような子どももいるかもしれません。
それは、その子ども自身が自分の目で見た世界、感じた世界をそのまま表現できているということですね。
しかし、私たちは大人になるにつれて、子ども達のように自分の考えている意見をそのまま伝えることが難しいように感じてきます。
相手に嫌われるかもしれないから、これは社会一般的に見たらおかしいことだから・・なんてこともありますね。
自分の物差し、自分の見方で世界を自由に見ることが出来るはずなのに、
周囲の目線を気にしてしまうことからそのような周囲の人々のモノサシ、見方で物事を見るクセがついてしまうのです。
しかも、ひどい場合にはそのような見方に違和感も感じることなく、本来の自分の考え方だと思うようにマインドコントロールされている方もいるくらいです。
とっても恐ろしいですね。
あなたが心の奥底で本当に抱いている気持ちは、今の行動に見合っているのでしょうか?
本当の自分を見つける!思考の振り返り18個
でも本当の自分がどの自分なのか分からないことがありますね。
そのまま諦めるのはもったいないです。
答えはあなたの中にあるのです。
あなたは、気づいていないだけで社会や一般常識のモノサシに捕われているのかもしれません。
そんな時こそ、自分自身のことを振り返ってみましょう。
今いるあなたの考え方や思考回路というのは、今まで生きてきた経験などの集大成でもあります。
あの時ああしていればよかったと後悔したのなら多くの場合は、次同じような場面に出くわしたらもうしないように心がけますよね。
そのような行動が出来るのは、過去の経験がそうさせているのです。
でも、その中には本当のあなたを眠らせてしまった原因があるかもしれません。
今のあなたの思考を振り返って、本当の自分を見つけてみましょう。
答えは外にあるのではなく、あなたの中にあるのです。
就活生の自己分析のように
就職活動を経験されたことがある方は、行なったことがあると思います。
自己分析を行ないますよね。
自分はどのような性格の傾向があって、どのような思考のクセがあるのか。
この自分で挑める企業はどこなのかを知るために。
また、就職活動における自己分析は、ものすごい深いところまで掘り下げるものです。
そうすると自分自身が自分に抱いていた”自分とはこういうものだ”というものが一切取り払われ、本来の自分に出会うこともできます。
それに、本当の自分の気持ちに出会い、それに従えるようになることで生きることがより楽しく、心が身軽になっていくものです。
これから、そのような自己分析方法を18個お伝えします。
全て一つずつ行なってください。
頭で想像するだけでも構いませんが、ぜひメモに残していただくとその後の分析に役立てますし、あなたの心の傾向を文字で読み取ることが出来ます。
ぜひ、チャレンジしてみてください。
18個の質問を答えている時に、浮かんだ答えを記入しているとたまに心のどこかに違和感だとか、もやもやした気持ちが浮かぶことがあります。
それは、その答えが本当の自分に反している、本当の自分の気持ちでない時に起こる心からのサインです。
ですから、そのような設問には更に奥深く分析していくと良いでしょう。
1.これまでどんな生き方をしてきた?
あなたは、今日のこの瞬間までどのように生きてきたでしょうか?
とても明るくて楽しい人生を送ってきた方もいるでしょうし、誰かに教えることも出来ない暗黒な人生を送ってきた方もいると思います。
色々な人生があって当然ですよね。
十人十色という四字熟語を知っていますか?これは十人いれば、その十人とも性格が異なっている、色々な人がいるという意味です。
ですから、もしもあなたが暗黒な人生を送ってきたとしてもそれを完全否定することもないのです。
きっと何かしらの事情があってそのようなことになってしまったのでしょう。
反省することは大切ですが、今までの生き方を完全否定してしまうと今現在のあなた自身を完全否定することになってしまうかもしれません。
また、楽しく生きていたとしても暗黒な人生を生きていたとしても、それらの生き方の選択はどのように決めていましたか?
私たちは生きていると、常に色々なことで選択をしますよね。
これからこの記事を読み進めるかどうかを決めるのはあなたの選択次第なのです。
もしもその選択が、誰かの目線を気にしていることで選んでいるのであればそれは本当のアナタだとはいえません。
あなたの本当の気持ちに沿って行動する人生だったかどうかも考えてみてください。
2.自分の好きなことはなに?
あなたの好きなことはなんですか?それは趣味にしているものでも構いませんし、好きな食事のメニューでもかまいません。
あなたが心から本当に「好き」と思えることを思いつく限り、書き出してみましょう。
そのメモは誰にも見せる必要はないので、あなたが好きなことをなんでも書いてみましょう。
他の人に見せるのなら書けないようなことも、このメモになら書くことが出来ますね。
もしも、他の人に見せるのであれば書きたくないようなコトがあれば、それは他人に隠している自分がいるということですよね。
他人の目線で生きている自分を実感することができるはずです。
3.なにをしてるときが1番幸せ?
あなたは、何をしているときに心の奥底から”一番幸せ!”と感じることが出来ますか?
夜に布団に入る瞬間かもしれませんし、おいしい食事をしている時、ショッピングをしている時、趣味をやっているとき、旅行をしている時・・・など色々あるでしょう。
あなたが幸せだと思うことを、思いつく限りメモに書いてみましょう!このときに、周りから見たら幸せに見えるから幸せってことにしてるというようなことは書かないようにしてください。
それってまさに他人の目線で生きていることになるんです。
要するに、あなたは幸せに感じていないけれど他に韻からは幸せに見えるからあたかも幸せでいるフリをしてるんですね。
ですから、あなたが幸せだなあって感じることを書き出した後にもそれらのリストを見つめてみてください。
その中には、もしかしたら他人目線の幸せが入る込んでいるかもしれないのです。
4.人生で嬉しかったことTOP3は?
あなたが今まで生きてきた中で嬉しかったことはいくつもあるでしょう。
結婚したことかもしれませんし、好きな人に思いが通じてお付き合いおすることができた、憧れの人と会うことが出来た、
宝くじが当たった、世界一の景色を眺めることが出来た・・など嬉しいことはあげたらキリがないですよね。
そのような「嬉しかった!」という出来事の中からトップ3をあげてみてください♪
あなたが「嬉しい」と感じたことは、本当のアナタが求めていることを実感できたから、達成できたからそのように思えていることが多いです。
あなたはそのような嬉しかったことを日常的に自分自身に許すことが出来ているでしょうか?
日常生活では周りの目線を気にする機会が増え、自分の気持ちを優先するよりは相手や社会を優先することも多いかもしれないですね。
あなたが心から本当に嬉しいと思えることをこれからの生活でも実践していって欲しいのです。
5.どんな失敗をしてきた?
あなたは今までの人生の中でどのような失敗をしてきたでしょうか?
もしかしたら、失恋をしたかもしれませんし、仕事上でミスをしたかもしれませんね。
できなかったことや失敗したことに焦点を当てるのは少し気持ちがつらいかもしれません。
でも生きていれば、それなりに失敗はするものです。
それに、自分のいいところだけでなく悪いところも認めることで本当の自分を見ることが出来るようになってきます。
とある心理学の調査によれば、自己肯定ができていない人ほど自分自身を認めることが出来ないという結果が出ています。
要するに、本当の自分の気持ちを無視するような行動をとってしまいがちになるということなのです。
ですから、本当の自分を知るためには失敗したことも列挙する必要があるのです。
失敗をしたら、そのことについてもう手もつけずに諦めてしまうことはありませんか?
その分野について諦めるのではなく、なぜ失敗してしまったのか?どうしたら失敗しなくて済んだのか?何がいけなかったのか?
と分析するのが重要になってきます。
そして分析したことをそれからの人生に役立てていくのです。
失敗を失敗で終わらせないのです。
失敗ではなくて、その方法が違ったということを確かめたことになるのです。
ですから、自分の失敗したことを恥ずかしがらずに(誰にも見せないのですから)ぜひ思いつく限りメモに記してください。
6.どんな挫折をしてきた?
あなたは今までの人生でどのような挫折をしてきたでしょうか?生きていれば、全てが思い通りにいくということではありませんよね。
受験勉強が間に合わず、受験を挫折した方もいるでしょうし、金銭的な面が間に合わなくて何かやりたいことを途中で挫折してしまったこともあるでしょう。
挫折をしたということは、そのことをやり遂げたい気持ちがあったということになりますよね。
それは、社会の刷り込みでやらなければならなかったから仕方なくやっていたのかもしれませんし、本当にやりたかったけれど諦めてしまったのかもしれませんね。
挫折をしてきたことも知ることで、あなたの意外な側面を知ることが出来ます。
まず今話したように「そのことをやり遂げたい意志があったということ」、
そしてその挫折したことにまだモヤモヤした気持ちがあればそのことに関して、完全に本当のあなたは諦めが付いていないということになります。
本当のあなたは、その挫折についてどう感じているのか、心の言葉を聞いてあげてください。
7.どんなときに泣いた?
あなたは、どんな時に涙を流しますか?映画やドラマ、ドキュメンタリー番組で感動したから泣くのでしょうか?
それとも悲しいことがあって泣くのでしょうか?はたまた、悔しいことがあったり、つらいことがあったりしてなく方もいるかもしれません。
涙というのは、気持ちの解放を意味します。
ですから、泣いてしまった対象があなたにとって、心に何かしらの関係があり、そのことへの気持ちがいっぱいになっているから涙が出るのです。
もしもあなたがちょっと嫌なことがあったとします。
それだけでは泣きませんね。
しかし、その嫌なことが続いてしまったらどうでしょうか。
そうすると多くの人は、心のバランスが取れなくなり、ものすごい悲しい気持ちになり涙が出るようになるのではありませんか。
嬉しいときも同じですよね。
感動したり嬉しいことがたくさんやってくると心の感動レベル、嬉しさレベルはマックスに近いものになり、心からじわっと涙が溢れるものです。
このように考えると涙を出した事柄というのは、あなたの心と何かしらの関連があるのです。
そこに本当のあなたが感じている気持ちを読み取ることができるはずですよ。
8.どんなときに怒った?
あなたが心に怒りを感じる時というのは、どのような時でしょうか?どんな時に怒ってしまったのかもメモに書いてみてください。
例えば、朝の通勤電車が人身事故で止まってしまい、会社に間に合わなくなる恐れが出てきて怒りがこみ上げてきた方もいるかもしれません。
または、道がスムーズに進まないと怒ってしまったり、相手の何気ない対応にイラつきを覚えてしまうこともあるでしょう。
怒ってしまうというのは、あなたの考えていることがスムーズにいかなくなってしまったりするときでもありますし、
多くの場合はあなた自身のコンプレックスに関わることでイラつくことが多いはずです。
相手の対応にイラついてしまうというのは、相手があなたのことをないかしらでバカにしていたり見下していると感じているからでしょう。
それは実は勘違いのことが多いのですが、人というのは自分のことばかりを考えてしまい、怒りに結びついてしまうのですね。
ですから、あなたが怒ってしまうポイントを見分けることが出来れば、そこからあなたが意識していないコンプレックスにたどり着くことが出来ますよ。
それに、怒ってしまうポイントが分かればそのような状況に出くわした時に、先に心を落ち着かせることが出来ますね♪
9.どんな悔しい思いをした?
あなたは悔しい思いをしたことがありますか?
誰かとの競争に負けたから悔しいのかもしれませんし、営業の結果やテストの結果が思っていたよりも低かった時などに悔しく感じるかもしれません。
人それぞれで悔しく感じるポイントは異なるものです。
あなたが悔しいと感じたことがあるのはどんな時でしょう?
多くの場合、それは自分自身が集中して取り組んでいたり、好きなことであったり、どんな物事よりも心を入れ込んでいるものなのではありませんか?そうなんです。
悔しい思いをしたことを書き出していくと、似ているようなものが多いことに気づくはずです。
仕事関連への悔しさが多い方もいるでしょうし、勉学している方では勉強に関すること、美容であれば美容のことなど、関連づいたものが多いはずです。
それは、あなたがその事柄に対して何よりも誰よりも努力していたり、思い入れのあるものだからなんです。
あなたは気づいてはいなかったかもしれない、自分自身が心から取り組んでいることが分かることができるはずです。
また、それは実は好きなことなのかもしれませんよね。
10.それらにどうやって対処した?
後悔したこと、挫折したことがあるとその場でもう諦めてしまう人もいれば、そこから対処法を練り、対処していく方もいます。
あなたはどちらのタイプでしょうか?また、挫折したこと、後悔したことに対して対処してきた方はどのようなことを行なってきましたか?それは自分で考えた方法ですよね。
要するにあなたの本当の気持ちで行動していることが多いです。
ですから、その対処法のやり方や考え方はあなたの本来の思考方法を知る上でとても役に立ちます。
11.これだけは絶対に譲れないものは?
あなたは「これだけは絶対に譲れない!」といったものはありますか?なんでも構いませんよ。
お金などの資産かもしれませんし、朝起きたらスグにうがいをする、朝の散歩、ゲーム・・・など色々なことがあると思います。
それを思いつく限りで、どんなに小さなことでももらさずに書いてみましょう。
あなたが、もしも社会の常識や周りの目によってやりたいことができていない状況、言いたいことがいえない状況であってもあなたはあなたです。
ですから、「これだけは絶対にゆずれねぇぜ!」ということに関しては、そのような社会の目などは関与されにくいです。
そこまであなたの心や思考の自由が奪われてしまったら、あなたの心のバランスは取れなくなってしまいます。
ですから、譲れない!と思うものというのは、本当のあなたが心から欲しているものなのです。
それは、本当の自分の気持ちそのものです。
12.今までなにを最優先してきた?
今まで生きてきて、色々な選択をする機会があったと思います。
今まで最優先してきたことを書きdしてみてください。
それは仕事かもしれませんし、家族のためのサービスかもしれませんね。
その選択してきた基準というのは、どのように決めていたでしょうか?
どうしてそのことを最優先しなければならないと感じていたのでしょうか?
もしもあなたが主婦であったら、家計をやりくりするために本当はオシャレをしたくてもそれをガマンして節約の道を選んでいるかもしれません。
あなたが一家の大黒柱であれば、風邪をひいたり病気になったとしても自分を労わるということを優先するのではなく、稼ぐことを最優先してきたかもしれません。
そのように最優先してしまうことが、心じゃらやりたいことであり本当の自分の声を聞き取ることができていればいいのですが、多くの場合それができていません。
「こういう存在のものはこうするべきだ」という社会の常識にとらわれ、そのように振舞ってしまっているのです。
あなたが今までに最優先してきたことは、本当のアナタがしたかったことでしょうか?
それとも社会の常識や周囲の目線によって、決めたことではないでしょうか?
13.周りからどんな人だと思われたい?
あなたは周りの人からどのように思われたいと考えていますか?また、そのように思われるためにどのようにふるまっていますか?
もしかしたら、あなたは「誰にも優しい人」と思われたいと思っていたとします。
そうすると、どんなときでも優しく振舞うようになりますよね。
周りからこう思われたいから、このように振る舞うというのは悪いことではありません。
しかし、それはあなたの個性をつぶしかねません。
人目を気にして長い間生きていると、人目が基準で生きることになります。
そうすると、いいように思われなきゃ、悪い人って、常識知らずって思われないようにしなきゃ・・とどんどん苦しくなってしまうのです。
できれば、本来のあなた自身のままで意見を表明してほしいのです。
そうすれば、多少は生きることが辛くならなくなります。
しかし、自分を出すのは怖いという方もいますよね。
自分の本当の気持ちを今言ったら、相手に嫌われるかもしれないなんて思うのです。
でも、多くの人はそんなに誰かに注目していません。
注目しているのであれば、その人の人生は充実していなくて、他の人を見ることでしか人生を満たすことができないような人なのでしょう。
また、あなたが気持ちを話して離れていくような人はそれまでの人だったのです。
その人がいたから、あなたは少なからず、生きつらさを感じていました。
でもそのような人がいなくなれば、世界はガラッと変わりますよね。
最近ではアドラーの「嫌われる勇気」なんて本が人気ですが、本当にその通りなのです。
嫌われる勇気さえもてれば、「このように思われたい」「このように思われなきゃ」といった固定観念からサヨナラすることができるのです。
14.誰といるときが1番楽でいられる?
あなたは誰といる時に、気楽でいられますか?最近では、一番親しい筈であった家族や親友にさえ気遣いしてしまい、疲れてしまうという人が増えています。
それは、自分自身を偽り、あるキャラクターを演じているからなのです。
本当の自分でいれば、いいたいことがあればそのまま言うことが出来ますし、気疲れしません。
しかし何かを演じていると、そのキャラクターに沿って演じなければならず、
自分の意見にフタを閉じることになり、うそをつき続けているのと同じ状態になり、心が苦しくなってしまうのです。
ですから、あなたが一緒にきて一番ラクだなぁと感じる人というのは、その人の前では本当のあなたが出ているからそのように感じるのです。
15.そしてその自分はどんな自分?
また、その人と一緒にいる時のあなたは、どのような人物でしょうか?それが本当のあなたなのです。
相手に気を遣う必要もないということは、本来のあなたをさらけ出していることになります。
その気楽な気持ちでいるときのあなたで、いつもいることが出来たらどんなに世界が楽しいと思えるでしょうか。
16.これまでどんなことをやり遂げた?
あなたはこれまでの人生の中で何かをやり遂げることはありましたか?
学生であれば、卒業論文かもしれませんし、研究者であれば何かの研究かもしれません。
そのやり遂げられたというものに対しては、他の物事よりもあなたの心を投じる必要があったはずです。
ですから、やり遂げたことに関しては何かしら、本当のあなたが求めていることがあることが多いです。
いやいやでやっていたけれど、その過程のなかで楽しいと思えたこともあったのではありませんか?
17.これまでどんな目標や夢を抱いた?
あなたは今まででどんな夢を持ったり、目標を掲げてきたでしょうか。
小さな頃には、宇宙飛行士になりたいだとかケーキ屋さんになりたい、なんて何も考えずに言っていたものです。
もしかしたら、今でも何かしらの目標などがあるかもしれません。
その夢や目標を書き出してみてください。
途中で諦めてしまったものや、まだこれからチャレンジしようよしていることでもかまいません。
その夢について誰かに語ったことがありますか?
その夢や目標が現実的なもの(普通でもやっていれば叶いそうなもの)であれば、多くの人は「がんばれ!」って応援してくれたはずです。
しかし、私たちは大人になってくると、そのような現実世界から離れた夢や目標を掲げると多くの人は「何言ってんだ?そんなバカなことやめなさい」なんていうようになるんですね。
そこで「この人たちに自分の人生は決めさせない」と決意して夢に向かうことが出来ればいいのですが、
多くの人は誰かに認めてもらえなければやることができないなんて考えているのです。
ですから、夢を語り誰かにちょっと否定されただけで諦めてしまいます。
あなたのその人生は、そのような否定をしてきた人のための人生なのでしょうか?違いますよね。
自分の人生です。
おじいちゃん、おばあちゃんになったときに「あの時あれをやればよかった!アイツが否定したからアイツのせいだ!」
なんて言ってもバカみたいじゃないですか?ですから、夢や目標の基準はあなた自身です。
誰かの評価を気にする必要はありません。
相手に何を言われても、見返してやるためにも夢に向かっていけばいいだけなのです。
18.それは叶えられた?
17番で掲げてもらった夢や目標のなかで、叶ったものはありますか?その叶った夢などは、あなたがとても努力してきた成果でもありますね。
おめでとうございます!しかし、なかには先ほど書いたように誰かに否定されて諦めてしまったり、挫折した方もいるかもしれませんね。
あなた自身が「もう終わりだ」と思って、諦めたのなら何も言いません。
しかし、誰かに否定されたから諦めたのだったら、それまでの夢だったのでしょうか?そんな人生で良いのでしょうか?
あなたの人生をあなたの主観でしっかり生き、夢を叶えていきましょう。
夢を否定してきた人は、夢を諦めたことに対して責任を取ってくれるわけではないのです。