でも、多くの人はそんなに誰かに注目していません。
注目しているのであれば、その人の人生は充実していなくて、他の人を見ることでしか人生を満たすことができないような人なのでしょう。
また、あなたが気持ちを話して離れていくような人はそれまでの人だったのです。
その人がいたから、あなたは少なからず、生きつらさを感じていました。
でもそのような人がいなくなれば、世界はガラッと変わりますよね。
最近ではアドラーの「嫌われる勇気」なんて本が人気ですが、本当にその通りなのです。
嫌われる勇気さえもてれば、「このように思われたい」「このように思われなきゃ」といった固定観念からサヨナラすることができるのです。
14.誰といるときが1番楽でいられる?
あなたは誰といる時に、気楽でいられますか?最近では、一番親しい筈であった家族や親友にさえ気遣いしてしまい、疲れてしまうという人が増えています。
それは、自分自身を偽り、あるキャラクターを演じているからなのです。
本当の自分でいれば、いいたいことがあればそのまま言うことが出来ますし、気疲れしません。
しかし何かを演じていると、そのキャラクターに沿って演じなければならず、
自分の意見にフタを閉じることになり、うそをつき続けているのと同じ状態になり、心が苦しくなってしまうのです。
ですから、あなたが一緒にきて一番ラクだなぁと感じる人というのは、その人の前では本当のあなたが出ているからそのように感じるのです。
15.そしてその自分はどんな自分?
また、その人と一緒にいる時のあなたは、どのような人物でしょうか?それが本当のあなたなのです。
相手に気を遣う必要もないということは、本来のあなたをさらけ出していることになります。
その気楽な気持ちでいるときのあなたで、いつもいることが出来たらどんなに世界が楽しいと思えるでしょうか。
16.これまでどんなことをやり遂げた?
あなたはこれまでの人生の中で何かをやり遂げることはありましたか?
学生であれば、卒業論文かもしれませんし、研究者であれば何かの研究かもしれません。
そのやり遂げられたというものに対しては、他の物事よりもあなたの心を投じる必要があったはずです。
ですから、やり遂げたことに関しては何かしら、本当のあなたが求めていることがあることが多いです。
いやいやでやっていたけれど、その過程のなかで楽しいと思えたこともあったのではありませんか?
17.これまでどんな目標や夢を抱いた?
あなたは今まででどんな夢を持ったり、目標を掲げてきたでしょうか。
小さな頃には、宇宙飛行士になりたいだとかケーキ屋さんになりたい、なんて何も考えずに言っていたものです。
もしかしたら、今でも何かしらの目標などがあるかもしれません。
その夢や目標を書き出してみてください。
途中で諦めてしまったものや、まだこれからチャレンジしようよしていることでもかまいません。
その夢について誰かに語ったことがありますか?
その夢や目標が現実的なもの(普通でもやっていれば叶いそうなもの)であれば、多くの人は「がんばれ!」って応援してくれたはずです。
しかし、私たちは大人になってくると、そのような現実世界から離れた夢や目標を掲げると多くの人は「何言ってんだ?そんなバカなことやめなさい」なんていうようになるんですね。
そこで「この人たちに自分の人生は決めさせない」と決意して夢に向かうことが出来ればいいのですが、
多くの人は誰かに認めてもらえなければやることができないなんて考えているのです。
ですから、夢を語り誰かにちょっと否定されただけで諦めてしまいます。
あなたのその人生は、そのような否定をしてきた人のための人生なのでしょうか?違いますよね。
自分の人生です。
おじいちゃん、おばあちゃんになったときに「あの時あれをやればよかった!アイツが否定したからアイツのせいだ!」
なんて言ってもバカみたいじゃないですか?ですから、夢や目標の基準はあなた自身です。