元カノの場合は何も言わなくても、次々に注文してくれますので、心地よく飲めたのです。
その思い出の居酒屋に出かけて、そんなことを考えながらしっぽりと飲んでみても、いつもの肴もお酒もあるのですが、単純に寂しい気持ちが襲ってきます。
まだ元カノも自分のことを好きだと思っている
自分に自信がある男性は、振った元カノでもいつまでも自分のことを好きなままだと思っている様です。
あくまでも、自分の願望なのですが、別れるまでの間のことが印象に残っているからです。
元カノが自分に尽くしてくれて、ずっと好意を持っていてくれたからでしょう。
だから、別れてから偶然に出会うと、上から目線で「どう、うまくいってるの」と呟きます。
どうせ自分がいなくなったら、彼氏もできなくて寂しい思いをしているのだろうと思い込んでいるのです。
そんな時に、「あれっあなただったの、ぜんぜん気が付かなかったわ。今は別の彼と楽しくやっているわ」などと逆に上から目線で蔑むように言ってやると、元カレにとってはショックを受けます。
いつまでも、元カノは自分のことを好きだと思っていたのに、実際は新しい彼氏と上手くいっていると聞いて落ち込むでしょう。
一度付き合った人は自分のものだと思っている
男性の傲慢なところは、一度付き合った人は自分のものだと思い込んでいることです。
自分と付き合って、心と場合によっては身体も許した人は、いつまでも言いなりになると侮っているのです。
しかし、女性はいつまでも元カレに縛られているはずはありません。
別れた時から、新しい恋に向けてスタートしているのです。
元カレのことは上書き保存してしまうので、記憶には残っていますが現実には元カレのものでは無くなっています。
一度付き合ったからと言って、好きにできるなんて論外です。
男性は元カノに未練がある人が多い!
真剣に付き合っていたけれど、何らかの事情で別れてしまったというあなたは、相手に対してどんな感情を持っているのでしょうか。
恋愛が終了したと分かった時点で、女性は綺麗さっぱりと彼のことを忘れて、新しい彼氏を探すことができるかもしれません。
しかし、男性は未練たらしくいつまでも彼女のことを思い出しているようなのです。
この基本的な感覚の違いは、男性と女性の脳の構造が違っているからだと言われています。
おもしろいことに、恋愛中の男性の浮気についても、浮気にすぐに気付く女性に対して、男性はバレたことに気付かないのです。
女性の方が、圧倒的に五感が優れているからです。
それは、女性の脳の構造を見ると、女性は左右の脳をつなぐ脳梁(のうりょう)という器官が男性よりも太いので、瞬時に左右の脳の情報を交換することができるからです。
だから、五感も六感も男性よりも鋭いのです。
逆に、男性の場合は、どちらかの脳を優先に働かせるので、何かに集中することに優れているのです。
この脳の構造の違いと特性から、男性は未練がましく元カノのことを考えていたり、女性はあちこちの男性の情報を左右の脳に蓄積しているので、新しい彼に向かって方向転換ができるのでしょう。
男女の恋愛感性は別物!
男女の恋愛感性は、全く違うと言ってもよいでしょう。
もともと男性、つまり雄は、雌の食料を集めてきて食べさせる役目があったのです。
格好の食料を見つけると、他の雄との命がけの奪い合いをしてでも、勝ち抜いて食料を持って帰るという役割だったのです。
そして、後世に自分の子孫を残すことも男性の宿命なのです。
ということは、ステキな雌を見つけると、自分のものにしておきたいという遺伝子が組み込まれているのです。
狩猟時代に生きているなら、強い雄は多くの雌を引きつれて暮らしていけるのです。
だから、デートをしていても、つい別の女性に関心を寄せる生き物なのです。
反対に、雌の方は強くて頼りがいのある雄を頼りにしていくだけなのです。
女性は、彼氏しか目に留まらないけれども、男性は綺麗な女性にすぐ視線が行くという性格なのです。
この辺が、男女の恋愛感性の違いと言えるのです。
女性にすれば、自分のことを愛してくれていることを確認したいので、「好きだよ」とか「愛してるよ」と口に出して言ってほしいと願っているのです。