つまり、ネット利用者の間ではその掲示板などを参考にしている方が多くいらっしゃると言うことなのです。
そのため、終わらせたという欲望などからオワコンにしてしまおうとする働きもネットの中では見られます。
このようにネットでの情報戦略として使用される方も多く、また、ネットから影響を受ける方も多いのです。
ネットの掲示板を参考にするにも誰が書いているかわからないものなので、信用度を考えると危険なことのように思えます。
認定の定義はない
では、どういったものがオワコンになるのかと言いますと、実は絶対的な定義はないのです。
みんながオワコンと思えばオワコンだし、たとえひとりがオワコンと思っていても、その人からすればオワコンになってしまうのです。
つまり、オワコンは人それぞれなのです。
それゆえに、オワコンにしたいコンテンツがあれば、あらゆる手段を講じてオワコンにしようと考えるのです。
そのような考えから以前は「終わってしまったコンテンツ」だったのが、「終わりそうなコンテンツ」「終わってほしいコンテンツ」のような感じになってしまったと言われています。
つまりは、世にどのような感じでオワコンとして浸透するかによって、オワコンの認識が違ってくるのです。
首都圏ではオワコンかもしれないけど、地方ではオワコンになっていないと言ったケースもあるのがそのためです。
ただ、情報が発達していることもあり、いかに影響力があるかが試されてきていると思います。
影響力によってオワコンにすることもできれば、オワコンを防ぐこともできるからです。
オワコンと言われている時点でまだ忘れられていない
何度も言いますようにオワコンという言葉として残っているコンテンツは実は価値が高いコンテンツと言われています。
世の中にはオワコンにも値しないで消え去ってしまったコンテンツが多くあります。
故にオワコンとして残るということはそれだけ世の中に影響を与えたという証でもあります。
流行りすたりがある世の中ですので、ずっと生き残るのが難しいのがコンテンツですが、それでもオワコンとして残っているというのはそれだけ価値がある。
ある意味、プレミアものとは違った感じで捉えられるコンテンツと言えます。
しかし、なぜかマイナス的なイメージがついてしまっているのもオワコンと言う言葉の特性でもあります。
では、プレミアものと似たような感じなのに、このような感じになってしまっているのでしょうか?ここからはその側面から説明していきます。
アンチ派が罵倒したいだけという側面も
コンテンツと言っても良いと受け止める人がいれば、悪いと受け止める人がいます。
万人が良いと思うコンテンツは、ほぼ存在しないのではないかと言われています。
そのため、流行っているコンテンツを終わらせるためにアンチ派が罵倒するために使用していると言う考えもあります。
要は「終わらせたいコンテンツ」として見ているので、オワコンとして情報を発信することで、自分たちのコンテンツを流行らせようと言う考えがついているのです。
このように相手を蹴落とそうとする考えがあるのは日本の社会のシステムが大きく影響しています。
所謂トップダウン形式なので、上の席に座るにはトップに媚を売るか、もしくはトップを蹴落とさないといけないと言った構図になっているからです。
そのためにコンテンツの世界でもそのようなトップの蹴落としの行為が出てしまっていると思います。
話題にして荒らしたいだけの人も
オワコンとして話題にすることで何かしらの反応がでるので、それを傍観者のように眺めて楽しむと言う悪趣味な人もいます。
よくも悪くも話題になればなっただけ、反応はあり、それが良い方向へ進むこともあれば、炎上や荒らしのように悪い方向に進んでしまうこともあります。
ネットなどでオワコンを推進しようとしている人たちの中にはこのような炎上や荒らしをおもしろおかしく見ている人もいるのです。
つまり、終わったかどうかなどどうでもよくてそのコンテンツに熱狂になっている人たちが荒れることを目的にオワコンにしてしまおうとする輩もいます。
そのため、本当は価値のある終わったコンテンツだとしても、マイナス的な要素に捉えられてしまうのです。
ある意味価値があるのにプレミアものになれないのがオワコンと言えるのかもしれません。
同じような感じのニュアンスでも全く違う捉えられ方をしてしまう。
言葉の多い国日本の特徴とも言えるかもしれません。
しかし、そのような要素があるからこそ、今後オワコンと言う言葉にどう価値がついていくか観察していかないといけないのかもしれませんね。