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創意工夫をするための10個の思考のコツ(続き7)

何故ならば、数字は分かりやすく嘘をつかないからです。

数字の10は誰が聞いても10です。

目標100に対して10と言われれば、まだ10%しか達成していないのだな、と一目瞭然に理解できます。

80と聞けば80%達成です。

これならあと20%で達成です。

この数字を聞いたなら「あともう少しだ、頑張れ!」も説得力が出てきます。

数字は誰が聞いても間違った概念を持ちません。

だから開示する情報として永遠に信用できるのです。

リーダーは情報開示の際、是非とも数字に直した情報を皆に教えてあげるようにしましょうね。

9.自己満足にならないようにする

創意工夫するための思考のコツの9つ目は「自己満足にならないようにする」です。

とかく創意工夫を率先して行っている者は、自分に優越感を抱いてしまいがちです。

それがひいては自己満足に浸ってしまい周囲が見えなくなり皆からの信頼を失ってしまう結果になりかねません。

だからこそ、定期的なミーティングを開く事が重要となってくるのです。

みんなで共有してよりよいものとする

ミーティングは現状の情報開示であり、皆と情報を共有するための場でもあります。

それと同時に今ここに集まっている全員で、目標の達成に向かって頑張っているんだ、という気持ちを再認識させてもらえる場にもなります。

何度も申しますが、いくらリーダーが一人張り切って創意工夫を凝らしたとしてもそれに同調してついてきてくれるはずの部下たちがシラケてしまっていてはただのリーダーの空回りに終わってしまいます。

自己満足に陥らずみんなで協力しあい、よりよいものを目指していく姿勢。

これを忘れなことですね。

10.よりよくするための向上心を持つ

創意工夫するための思考のコツの最後の10個目は「よりよくするための向上心を持つ」です。

向上心は全ての動機付けの原点です。

あなたが今、取り組んでいる事が小さく成功するか大きく評価されるかの瀬戸際は、どれだけ強い「動機」を持っているかにかかってきます。

そして、その動機をはっきりと際立たせるためには誰にも負けない「向上心」の存在が必要になるのです。

現状に満足しなければ自ずと改善点が見えてくる

せっかく、創意工夫を凝らして現状よりもいいものを構築しようと頑張っているのです。

現状に満足することなく、更にもう一歩踏み込んでより大きな満足を得たいものです。

それがより強い向上心を奮い起こしあなたの実力を未知の世界に引き上げてくれるのです。

人間の成長しようというパワーは無限です。

あなた諦めず、現状に満足しなっかったら更に素晴らしい創意工夫が誕生することでしょう。

まとめ

如何だったでしょうか?
人間には他の動物が持っていない「脳」を持っています。

身体の大きさに比してこれほど大きな脳を持つ動物は他にいないのです。

そして人間は、人類が誕生してから今日に至る迄、様々な分野で知恵を絞り、試行錯誤を繰り返し、創意工夫を凝らし続けて、今日の立場を築き上げました。

ただ、進歩にゴールはありません。

時間の経過と共に私たちを取り巻く環境も刻一刻と変化してゆきます。

今は人類全体が地球環境の悪化に歯止めをかけることが第一目標のような感じも致します。

人類の創意工夫のおかげで石油を原材料とするエネルギー開発は行き着くところまで行き、結果、地球温暖化という新たな脅威を誕生させてしまいました。